(例のNAの話題は最後にちょろっと出るだけです)
7月14日(木)
会社の同僚二人に頼まれて、焼岳登山にご招待しました。
二人とも学生時代の合宿や高尾山クラスの山を除けば、初めての本格的な登山。
まずは靴とカッパを購入するところから始めてもらいました。
会社の同僚の車で前日夜中に登山口入り。
3人で仲良く車中泊です。

翌朝、快晴の中目覚めました。(4時20分)
さっそく二人を起こして準備開始です。
ご覧の通り車はホンダの軽ワゴンですが、登山に行くには便利な車ですね。(大人三人乗車で、登りの峠道は辛そうでしたが)

そして、人間にとって辛いのが登りの登山道。
登り始めこそコースタイム通り(北アルプスだと年配の方がゆっくり進むペースがコースタイム)に進んでましたが、次第に遅れていきます。

絶景が見えると疲れも吹き飛びますね!

ゴールは見えていますが、ここからが大変。
ペースが落ちた我々を元気いっぱいの若者2人組が颯爽と抜かして行きますが(ここ最近、本当に若者が増えましたね〜)、どうも彼らも山慣れしていない様子。
下から注意深く二人を見ていたら、案の定コースから外れて明後日の方向へ登り始めます。
(たしかにコースを間違えやすい嫌らしい場所ではありましたが)

同僚二人にはゆっくり登ってきてもらい、私はダッシュで声が届くところまで二人に追いつき、大声で道間違えを伝えます。
遠くに中央アルプスや御岳が見えていて、登りも絶景ですが、これまた暑い!
道中で仲良くなった67歳のおじいさんが、すでに山頂往復して下ってくるところですれ違いました。
北海道在住の方で100名山、300名山コンプリート、100名山は記憶が薄れたので現在2週目とのこと。
今日は焼岳登った後に、そのまま笠ヶ岳に向かうと仰ってました。
かっちょいい〜〜

大迫力の山頂直下です。
もう一踏ん張りです。
前回のHさんに引き続き、「ぎんがめさんの”あとちょっと”は信用できない」と言われてしまいました。。。

感動の稜線到着。
北峰と南峰の中間地点です。

ここからは、ちょっとした岩山気分が味わえます。
手を使う場所では私がストックを預かります。

無事山頂に到着!
二人に先に行ってもらい、私は最後に登ります。
コースタイムの1時間遅れでした。
(前回登ったときはコースタイムマイナス1時間、倍の時間かかりました。今後の参考にします)

記念写真を撮ってもらいました。

山頂はご覧のパノラマ。
二人も喜んでくれたと思います。

岐阜の新穂高方面。
左が笠ヶ岳、右は抜戸(ぬけど)岳。
右端がたぶん双六岳だと思います。

正面は穂高の山々。

カルデラの向こうに白山。
山頂はさわやかな風が吹いていて、本当に気分良く過ごせました。
軽く食事を取ってから下山開始。
登山口方面へは戻らず、上高地方面へ縦走します。

ここからの下りもなかなかです。

笠ヶ岳にガスが昇りはじめました。
ぎりぎり間に合って良かったです。

休憩中のひとこま。(同僚撮影)

ゴールの上高地はまだまだ遠い・・・・

私ではなく最後尾を歩いていた同僚が発見した雷鳥です。
初めて見るのに雷鳥ってよくわかったなぁって内心で感心しました。
写真では伝わらない雷鳥のかわいらしさ、二人とも出会えて喜んでました。

稜線の鞍部まで下った頃にはすっかり焼岳もガスをまとっていました。

笠ヶ岳の稜線もご覧の通り。

途中、高山植物を楽しんだり、山小屋で休憩しつつ、ガンガン下っていきます。
このペースだと、下りもコースタイムプラス1時間ってところです。

こんな箇所もあったりしますが、基本は滑落の心配も少ない登山道を下っていきます。

予定通りコースタイムプラス1時間で登山口に到着しました。
そのまま上高地へ移動します。

以前涸沢に招待したHさんの時もそうだったのですが、登山帰りに上高地に寄ってもだめみたいですね。(相対的な絶景刺激度が道中に比べて弱い)
二人とも穂高も梓川も見えない木陰で休むばかりで、喜んで写真を撮ってるのは私だけでした。
午後も山頂が見えている上高地って、実はラッキーな状況なんですけどね〜。

タクシーで登山口まで戻ります。一人1200円なり。(さすが割り勘)
例の上高地に観光客が閉じ込められた釜トンネルの崩落現場、すごかったです。

露天風呂から穂高を望む中の湯温泉を貸し切りに。

美味しい蕎麦を頂いてから東京に向かいます。

帰りの車窓から霧ヶ峰の上空に浮かぶ積乱雲を眺めておりました。
そう言えば、この区間で車窓をぼんやり眺めるのって、どれぐらいぶりでしょう?
(基本、運転してるので)
7月19日(火)
ユーノスロードスター引き取り
7月21日(木)
ユーノスロードスター名義変更
7月22日(金)
東京上野へ。

ロードスター乗りのOさんの勧めもあり、上野科学博物館で開催されていた快進社創業100周年記念展を見てきました。(残念ながら24日で終了しております)
快進社 Wikipediaリンク

ダットサンって、本当に「脱兎」だったのですね。(もちろん投資家3人のイニシャルって意味もありますが)
日産が今でもジャガーみたいに兎マーク付けてたらよかったのになぁ〜。
それはともかく、坂本龍馬とか自動車の歴史に興味がある方はこちらの本「ダットサンの忘れえぬ七人 設立と発展に関わった男たち」をお薦めします。(なんか、最近三樹書房の本ばかりお薦めしている気がしますが)
著者の方はプロの作家さんじゃないので、ちょ〜っと文章が読みにくかったりするのですが、日本の自動車産業創成に関わった熱き男達の生き様や志が描かれていてすごく感動しました。
7人紹介されていて、どなたのエピソードもすばらしいのですが、特に私はゴルハムさんの章は本当に感動しました。
この本を読んでから片山さんと平井さんの出会いのシーンに立ち会っていたら、ものすご〜く感激してたんじゃないかと思いました。

本を読んでから展示を見たので、補足情報としてすごく参考になりました。
楽しかったです。

ダイハツとマツダはバタンコですね〜。
(自動車の歴史より)

戦後まもなくガソリン不足の中販売されていた電気自動車、タマ。
(多摩で生産されていたとかなんとか)
今でも通用しそうなデザインのかわいらしい車です。
方向指示器は四国で見た例のやつですね。あの大騒ぎした日々を思い出しました。

企画協力しているからか、日産リーフがプライスタグ付きで科学博物館の中に置いてあったのには笑いました。(さすがに営業マンは居なかったと思いますが)
そして、秋葉原で萌えグッズを2つ(NTTの固定電話を解約したので新たに導入したUSBスカイプフォンと長期縦走用ソーラーバッテリー)購入。
さらに萌えランチ(魚や一丁の割高刺身定食)を食べます。
いってらっしゃいました御主人でした。

東京駅の真ん前で銀座方面に歩きながら北海道ソフトをパクつきます。
駅前(八重洲南口)で売ってたのですが、ミルキーが好きなら気に入る濃さ。
(さっぱり系が好きな私にはとっては重すぎでした)
上野や秋葉原では意識させられなかったのですが、そう言えば今日は平日。
周囲はサラリーマンやオフィスレディーが闊歩してます。
気のせいか、サンダルにソフトクリームを舐めてる私だけかなり場違いな気がします。
そうだ、今年のテーマはスーパークールビズ!
周囲の皆さんは「スーパークールビズに熱心な人!」と思ってくれたことでしょう!

そのままINAXのショールームへ。
「凝縮の美学 名車模型のモデラーたち展」へ。
これまたOさんお勧めの展示会です。

模型の出来は、どれもこれも溜息物。

いやぁ、すごいなぁ〜〜〜。

私は特に完成物よりも作る過程の方に興味があるのでした。

そんな気持ちをわかってらっしゃるのか、制作過程の展示も多く、とても楽しく拝見させていただきました。

これ、けっこうでかい模型なのですが、、、

実はバルサ製なのでした。
(タイヤのゴムパターンもですよ)

レジン製、なるほど、なるほど・・・・

これはキャノピーを作る過程ですね。

うまく写ってませんでしたが真鍮パーツ。

いやぁ〜、堪能しました!

大阪、名古屋でも開催するみたいなので、皆さんもぜひどうぞ。
詳細はこちら。

帰宅後ユーノスロードスターでご近所(足柄)ドライブ。
インプレッションは後ほど。
7月23日(土)
ユーノスロードスター車検
7月24日(日)
仕事帰りにユーノスロードスターを都内の中古車屋さんに預けました。
(理由は後ほど)
7月28日(木)
ロードスター(NC)、最後のお掃除。
7月29日(金)
ロードスター(NC)、引渡し。
事務的に処理するつもりが、走り去る姿を見て目に涙をためてしまったのでした。
以上です!