もともとは「毎回ブログがやたらと長くて写真が多い4人」が秋に泊まりがけでツーリングしたいねと、軽井沢MTGの帰りにスーパーの軽食コーナーで頭をつき合わせて話していたのがきっかけでした。


これを本当に実現させてしまうと、帰宅後にお互いに長いブログを読み合わなければならないという悲惨な罰ゲーム状態が待っているのですが、誰一人として反対する人が居なかったので結局実現することになってしまいました。


目的地は南東北地方ということで盛り上がったため、先導役は4人の中では一番土地に明るい私に自動的に決まりました。



というわけで、9月の下旬頃に3人に声かけしました。


以下、私が出した案です。(原文まま)


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金曜の夜中各自出発、土曜の朝に新潟あたりで集合、奥只見か山形あたりの山中を狙い温泉民宿などで一泊、遅くとも日曜の昼には解散します。皆さんが可能であれば金曜か月曜に休暇を取るという手もあります。(11月の最初の連休は私がすでに予定を入れてしまいましたので候補日から外しております)

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そして、簡単なアンケートをweb上で取ってみたところ、以下のような状況になりました。
(こちらも原文まま)



ぎんがめokazakiTABやんしー
ぜひ行ってみたいところいろいろ野望はありますが基本あわせますきれいな紅葉が見れるとこ。10月中ならR352がいいな。磐梯山の辺りの紅葉をみてみたい。奥只見はぜひ行ってみたいです。
たくさん観る? じっくり撮る?皆さんが希望するようにしますたくさんの方かな。でもI'll leave itup to you.もちろん色々みたいです。沢山観たいです。
宿の傾向 安宿、多少はまともなところ私は何でも大丈夫ですビジネスホテル程度で十分かな。I'llleave it up to you.夜皆でいろいろ話が出来ればどこでもOKどこでも大丈夫です。
コメント裏磐梯とかの紅葉を狙うのなら11月上旬になりますね。標高下げれば11月中旬ぐらいまで狙える場所はあると思います。11月下旬の場合は走りがメインになるでしょうか。おぉ!ついに実現ですか!?ぎんがめ隊長、企画ありがとうございまする!土曜日に私の行事が多くてすみません。新潟・山形は知らない所ばかりなので非常に楽しみです!



以上の回答から国道352号線を使いつつ奥只見や磐梯山あたりの紅葉を見に行くことだけは先に決めてしまいました。


旅先で写真をたくさん撮りがちなメンバーばかりなのですが、皆さん撮影よりもたくさんの場所を観たいという(私にとってはちょっと意外な)要望が来ています。

こりゃぁ、最後の撮影ポイントから温泉民宿までがっつり走らないと皆さんは満足しないだろうと判断した次第。



問題は日程です。



とにかくTABさんが(土日に何故だか)忙しく、なかなか4人揃って都合の良い日がありません。

だいたい同じ曜日に定期的に予定が入るのは愛人が居るのだと世間では相場が決まっているのですが、そういえば今回本人に確認するのを忘れたので、今のところ私の中での確信度は90%ぐらいといったところです。


そんな状況下、なんとか行けそうだった日程が10月29日の土日。


そこにもTABさんは日曜日に△を付けてましたが、愛人よりはツーリング優先ということで強引にその日に決めさせてもらいました。すみません、TABさん・・・、一度ぐらい密会を我慢してくださいませ。



10月下旬は南東北で紅葉を観るのにバッチリな時期なのですが、あいにくその日は私の42歳の誕生日。(しかも予定なし)



というわけで、自分の誕生日ツーリングを自分で主催するというハメになったのでした。



まぁ、参加する皆さんが盛大に祝ってくれるから良しとしましょう!





旅の連絡はメールでやり取りしていたのですが、そういえばokazakiさんとやんしーさんの本名をこの時まで知らなかったのでした。

okazakiさんから送られてくるメールには「ハリーポッター」という宛名がメアドの前に振られていたので、たぶんそれが本名なのだと思います。今流行りのキラキラネームの先取りですね。漢字でどう書くのか今度こっそり教えて下さい。



出発の寸前になったある日、TABさんから「ツーリングに行くと会社を首になる」(以下略)という連絡をもらい、「TABさん首になっちゃったので慰めるツーリング」に名称を変えようかと思案していた所、「勇気」という名のむちゃぶりでツーリングに参加しても首にならなくなったそうです。細かい事情はよくわかりませんが、めでたしめでたし。



なので、最初は「秋のブログ長い隊ツーリング」というタイトルだったのが、日程の関係で「ぎんがめの誕生日を祝うツーリング」に変更され、その後一瞬だけ「TABさん首になっちゃったので慰めようツーリング」になり、最終的に「ぎんがめの誕生日を祝うツーリング」に決まったのでした。






10月29日(土)



前日の夜、仕事が終わってからすぐに東京を出発。




集合場所に設定した新潟胎内の道の駅に夜中の2時頃到着して、そのまま車中泊。








6時前に目が覚めました。


さすがにこの時期ともなるとけっこう寒いですね〜。





集合時間まではまだ時間があるので、車の窓ガラスでも掃除しようかとクリーナーを買いにコンビニに行きました。




すると、黄色に塗られたロードスターが田舎町の早朝の静けさを台無しにするかのように「ガァーン、ガガガ〜〜ン!」と爆音を轟かせ、白い煙りを冷たく澄み切った空気の中に濛々と撒き散らしながらやって来ました。





TAB号です。





颯爽と車から降りてきたTABさんと挨拶もそこそこにあれこれ話をしていると、空がどんどん明るくなって来ました。


するとなぜか急にそわそわし始めるTABさん。



そこへやんしーさんも登場。




軽井沢MTG以来の再会ですから、積もる話に華が咲くのか、はたまた私の誕生日を盛大に祝ってくれるのかとおもいきや、



「すみません、私先に行きます! ガァァァアアアアアァァァァァ・・・・・・」



と、爆音を轟かせてすごい勢いでTAB号は走り去っていったのでした。

(最後のガァァァァァァァ〜〜はTABさんが口でそう言ったのではなく、マフラーから吐き出された音です。念の為)




取り残された私達も、もしかしたらokazakiさんが集合場所に着いて待っているかもしれないので、ボチボチ向かうことにしました。








すると、川の堤防をTAB号が待ち合わせ場所と反対方向に駆け抜けていきます。





様子を見に追いかけてみると、、、、








こんな景色の所で朝日の写真を撮ってました。


(やんしーさんはやんしーさんで別の場所に行って撮影していたみたいです。さすがブログ長い隊のメンバー)











というわけで私も付き合いで撮影。











後からやんしーさんも合流。



すると、TABさんが突然、



「あ、そういえば、ぎんがめさん、誕生日おめでとうございます!」



と、誕生日を盛大に祝ってくれました。



あまりに唐突な流れだったため、やんしーさんも



「あ・・・・、おめでとうございます」



と、TABさんの不意打ちに驚きつつ私の誕生日を祝ってくれました。


とてもありがたい話です。




そんな驚きの誕生日祝いイベントもありつつ、集合場所の道の駅に移動します。





しかし、待てども暮らせどもokazakiさんが来ません。



前日から会社を休んで優雅に長野ツーリングをこなし、近所で前泊をしてからこちらに向かっているはずなので、まさか寝坊で遅刻ってわけじゃないと思うのですが、どうしたのでしょう?



やんしーさんよると、「こういうことはままある」ということなので実は誰一人気にすること無く、お互いの車を乗り比べたりして朝からはしゃいでいたのでした。




ちなみに、帰宅後にokazakiさんのブログで確認した所、


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長岡のホテルを5時前に出発し、集合場所の道の駅関川に到着したのが7時。いろいろあって2時間もかかってしまい、30分も遅刻。みなさん、本当に申し訳ありませんm(__)m
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と、記載されていたので、どうやら「いろいろあった」のが原因だそうです。


そりゃぁ、人生いろいろありますよね。わかります。










いろいろあったであろう末にokazakiさんが到着し、ようやく四台が揃いました。



(以下、コメント欄で指摘を受けたので追記 : 11月17日)
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okazakiさんは、到着するなり


「そういや誕生日おめでとうございます!」


と、私の誕生日を盛大に祝ってくれました。ありがとうございます!
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そして、okazakiさんの身に突如降り掛かった事案達と同じように、ロードスターの色もいろいろです。



ちなみに私とやんしーさん、TABさんは3人ともデジイチを使用しているので、この時の画像を比べてみましょう。
(遅刻してきたokazakiさんの写真が無いのは、この時撮影する余裕がなかったというのが実際のところでしょうか)


上の写真は私のカメラで撮影、ペンタックスK5です。レンズは標準ズーム。(今回面倒くさくて終始レンズ交換をしなかったので、ほとんどこれ一本です)









こちらはやんしーさんのCANON EOS 60D。(今回終始便利ズームを使用されていた気がします)









そして、TABさんのソニーα300。同じく便利ズーム(シグマ18-200)一本勝負。



この写真にはokazaki号が写っていないので、okazakiさんの身にいろいろなことがあった正にその時に、我々にもいろいろなことがあったのだということを示す貴重なショットです。





三人に三台のカメラ。写りも構図もいろいろです。






人工衛星画像で雲の流れを確認して早々に福島に向かうことを決めつつ、3人に「(1時間ほど遠回りになるが)磐梯吾妻スカイラインに行きたいか?」と質問した所、「イエス!」の答え。


さらに「(もう1時間半ほど遠回りになるが)福島の野湯に行ってみたいか?」と恐る恐る質問してみたところ、「I'll leave it up toyou!」とアンケートでは答えていたokazakiさんが真っ先に「Yes baby!」と即答。


きっと朝からいろいろあってポリシーを180度変えられてしまったのでしょう。


内心で「こりゃぁ、遅刻の30分足すとトータル3時の遠回りになってしまうのだが、皆さんは大丈夫だろうか・・・・」と、心配しつつ、しかし、今日は私が主催する誕生日ツーリングなので皆さんの希望にはできるだけ沿うようにしようと決めていたので、そのコースを採用することにしました。





では、いよいよ出発です。







まずは国道113号線を東へ向かいます。











しかし、肝心な山形の山岳地帯はガスに包まれており、自分の誕生日イベントを主催する私としては内心「アッチャーーー!」状態です。


しかも、TABさんがせっかく持ってきてくれたインカムセットはTABさんの仕事っぷりに似てつながり具合が首の皮一枚状態で、先頭車(私の車)と四台目の車(okazaki号)の間ですら交信がままならない「アッチャーーー!」状態です。


イヤホンを長時間付けていると痛くなってくるので(これはどんなイヤホンを使っても基本痛いわけですが)、こんなことなら外してしまおうかと何度も思いましたが、信号待ちなどで車間が詰まると使えるといえば使えるので、そのまま使用し続けました。


(皆さん(残り2名)、来年までにアマチュア無線の資格を取りましょう!)








頼む〜、晴れてくれ〜、と内心で祈りつつ山形県道260号線を泡の湯方面へ南下して行きます。



すると、霧の中からお目当ての山々が堂々と登場。



いやぁ、よかったよかった。



これで、この山々が見え無かったら、集合場所を新潟の外れに設定した意味がまったく無くなるところでした。









一番見晴らしの良い展望台へと登って行きます。











到着!


登山をしない人にはあまり馴染みのない名前だと思いますが、「飯豊(いいで)連峰」です。(もちろん百名山)


こことお隣の朝日連峰は何年も前から登ろうと思っているところなのですが、どうせ行くなら縦走したいので、そうするとアクセスのわりと不便な公共交通機関で来るしか無く、なかなか実現できていない場所です。



しかし、山はいいですね〜、神聖な気分になります。




さて、ここで他の3人の写真も見てみましょう。







まずはokazakiさん。CANON PowerShot S90。


展望駐車場の雰囲気はたしかにこんな感じの場所で、あの時感じた開放感がよく思い出される写真です。


ちなみに、今年3000m級の御嶽山に2度も登っている登山家のokazakiさんの記録によると


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前方の山だけど、飯○山と書いて、なんとか山って言うらしいです。(って、ぜんぜん説明になっとらんがや。まあ、誰かがちゃんと書いてくれるだろ、笑)
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と、首の皮つながり無線機のせいなのか、いろいろあって30分遅刻してテンパっていたのか、名前がで〜ら伝わってませんがね・・・・ 、涙)




気を取り直して写真に目を戻すと、PowerShotはキャノンにしてはえらい暖色系に転ぶのですね。


私が人生で初めて買ったデジイチのペンタックスistDみたいなチューニングです。どちらかというとニコンの色合いに近い気がします。
(※PowerShotシリーズは今私がコンデジを買うとしたら筆頭候補に上がる機種で、この絵作りは大好きです)









こちらはやんしーさん。(Canon EOS 60D)

私がよく知っているキャノン独特の透明感あふれるクリアーな発色です。

構図もやんしーさんならではのバランス具合で無駄なもの(周囲のカメラマンや車)が一切写っていません。さすが!



そういえば、やんしーさんは道路が濡れていようが車が走っていようが常に死体のように寝転んで撮影するのかと思っていましたが、この時は普通に立ったまま撮影されておりました。










こんな感じで。(okazakiさんのブログより死体ショットのシーンを転載)




意外。





と、思っていた所、、、










TABさん(右)がやんしーさん(左)に「死体ショット」の撮り方のコーチを受けているではないですか!  (@@ ← TABさん風。



そんなにしてまでローアングルで何を撮りたかったのだろうとこの時は思っていたのですが、帰宅後にTABさんのブログを見てわかりました。












これです。 (SONYα300、シグマ18-200)




ここまで来て飯豊連峰を一切画面に入れないという切り取り方には男のこだわりを感じます。



いや、TABさんにとっては画面中央に写っている2つの盛り上がりを持つ物体そのものが飯豊連峰だったのかもしれません。




この写真には勇気をもらいました。 ← TABさん風











さて、今日は予定盛り沢山なので早速出発しますか!












まずは来た道を引き返します。




途中から県道15号線を東に向かおうと思ったのですが、こちらはまさかの通行止め。



仕方なしに国道113号線まで戻っている時に玉川にかかる橋の所で年配のご夫婦が写真撮影をされていたので、我々もそこに車を停めて見学してみることにします。









紅葉の色づき始めといった感じで、なかなかの眺めでした。


するとご夫婦の奥様がなぜかTAB号の写真を撮り始めるではないですか!(構図的には先頭車の私だけフレームから外して)


メンバーの一人がつい、


「そんな車でいいんですか?」


と、口走ってしまったのですが、


「紅葉の時期だから黄色い色がよかったの!」



との返事。

なるほど、季節限定の人気、しかも色の問題だったわけですね。納得です。




その後一旦国道まで戻り、通行止区間を迂回してから県道8号線に入り直します。



今回はあくまでも県道メインで行くつもりです。







さすが、山形の県道。

ブラボー!









狙い通りに紅葉が始まっており、ごらんの快晴状況とあわせて最高のドライビング日和です。











さすが一桁県道だけあって、片側一車線の快走路でございました。




米沢の市街地を迂回するために県道200番代をいくつか乗り継ぎつつ南下し、最終的に山形新幹線と平行して走る県道232号線に入りました。









3桁県道ということもあって、ちょーっと道の幅が狭くなって嫌な予感がしますが、まぁ、なんとかなるでしょう!











だんだん山深いところへと入って行きます。











最終的にスレ違いすら厳しい道幅になってしまいましたが、なんせ対向車もほとんど来ないので、その点は問題なし。











それよりも頭上を流れていく紅葉が最高に素晴らしいです!











ビバ、ロードスター紅葉ツーリング。











もうちょっと道が広くて路面が荒れてなければ文句無しに最高だったのですが、それは贅沢というものですよね。











ようやく次の目的地に近づいて来ました。












到着!



以前、姥湯温泉の帰りに偶然に訪問して気に入った「峠駅」です。










タイミングよく新幹線が通過するところも見ることが出来ました。(これで京急みたいに時速100km以上で駆け抜けてくれるとイベントとしては最高なのですが、けっこうゆっくりと通過します)



この駅には「峠の力餅」という昔ながらの売り子さんが列車の停車中に売る名物の餅まんじゅうがあってそれをぜひ食べたかったのですが、ちょうど同じタイミングでここに来ていたご夫婦の奥様が「茶屋(峠駅のすぐ近くにあります)で買ったのだけれども、二人じゃ食べ切れないから」とおすそ分けしてくれました。



ラッキー!



と、私は思っていたのですが、後ほどTABさんのブログにはこんな風に書かれていました。



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ここで観光客の女性からちょっと乾いたまんじゅうをいただいているといきなり隣の踏切が鳴り出しました(^−^@

するとかなりかっこいい電車が通るではありませんか(@@

ぎんがめさんが新幹線が通ると言っていましたが、本当に新幹線が通るとは(@@@

もちろんちょっと乾いたまんじゅうと東北新幹線(^−^/
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なんということでしょう、、、、ご夫婦のせっかくのご好意で頂いた名物の「峠の力餅」は「ちょっと乾いたまんじゅう」の一言で片付けられ、たまたまやって来た新幹線(しかも本日2本目)の前に撮影の小道具へと追いやられてしまっていたのでした。








哀れ「峠の力餅」・・・(TABさんのブログより)





哀れといえば、TAB号も哀れな状況になってました。










バックで死角のタイヤ止めにマフラーをぶつけたりするシーンは何度も見たことがありますが、前方で脱輪というのは人生で初めて見ました。












峠駅での出来事がよっぽど嬉しかったのか、右手を上げて「イエーイ!」のポーズを取るTABさん。

幸せそうで何よりです。









磐梯吾妻スカイラインに入る前に山間部の牧場なんかを抜けていこうと思っていたのですが、残念ながらそちらへ抜ける林道は通行止め。











仕方無しにフルーツラインより一本山側の広域農道を磐梯吾妻スカイライン方面を眺めながら移動していきます。








ここから先、しばらくまともな食事どころが無いことが予想されたので、ここらでお蕎麦をいただくことにしました。


さすが福島、適当に入っても普通に食べられる味です。
(本当は地元の人が普段通っている安い蕎麦屋の方がよっぽど美味しいんですけどね〜)










さて、いよいよ磐梯吾妻スカイラインへ突入です。











無料期間ということもあり、たくさんの観光客が走りに来ているようでした。(福島の観光地復興に向けて狙い通りの効果ですね)











本日はこの晴天と視界の抜け具合です。


okazakiさんは磐梯吾妻スカイラインは二度目だそうですが、前回は悪天だったそうですし、残りの2名は初めて来たらしいので、ラッキーだったと思いますよ。










気分良く標高を稼いでいきます。











そして、磐梯吾妻スカイラインの核心部、浄土平に突入しました。











ヤッホー!












そして、一切経山をバックに記念撮影。
(駐車場も無料開放でした)



そうそう、全員同じ構図で写真を撮っていますので、カメラの比較も兼ねてちょいと見比べてみましょう。










まずはokazakiさん。(CanonPowerShot S90)








つづいてやんしーさん (Canon Eos 60D)







そして、最後がTABさん。(Sony α300)




カメラによる色の違いがなかなか興味深いところです。(TABさんの写真はかなり後処理でコントラストを引き上げていそうですが)









では、吾妻小富士を軽く往復しておきますか!


本当はお鉢巡りぐらいしておきたかったところなのですが、なんせ予定が3時間押しなので、ここは諦めました。ちょうど見えている山頂の反対側まで行くと高度感もあってプチ稜線歩き気分で楽しいんですけどね〜。









やんしーさんが撮影してくれていたのですが、私はサブ望遠で(今回唯一といっていいぐらいのレンズ交換をして)、周囲の景色をあれこれ撮影しておりました。









浄土平を走る車達。











一切経山の噴火口。












岩の斜面を経つるように作られたスカイライン。


あのコーナーを抜けてきて浄土平の景色が広がる瞬間が大好きです。













そして、我々の愛車達。




4人はそれぞれ散り散りになって撮影していたので、皆さんの写真を見てみることにしましょう。










まずはokazakiさん。吾妻小富士の外輪から望む駐車場と一切経山をダイナミックに写しています。(この写真、大好きです)










こちらは浄土平方面を写していたやんしーさん。











そして、絶景そっちのけで女性を追いかけていたTABさん。
(私とやんしーさんも一応写ってますね)









この構図からもTABさんの執念を感じます。



ちなみにこの写真のタイトルは「反省」だそうです。











顔にぼかしを入れていますが、大変満足気なTABさん。
(その右後でなぜか寝転ばずに直立不動でこちらにカメラを構えているのはやんしーさん)










TABさんは良い写真が取れたことがよっぽど嬉しかったのか、一切経山の噴煙が視界から消えるまでずっとガッツポーズ状態でした。

きっと、反省という言葉の意味をどこかで取り違えたのだと思います。(日光の反省猿あたりでしょうか?)











では、次の目的地に向けてレッツゴー!











まずは磐梯吾妻スカイラインを磐梯山方面へと下って行きます。










観光バスなんかも走っていたりするので、のんびりと下って行きます。











お陰で周囲の景色を存分に楽しむことが出来ました。











okazakiさん情報によると、安達太良山の紅葉はとても素晴らしいらしいので、いつかタイミングを合わせて登ってみようかと思いました。











そして、その安達太良山の麓にある温泉へと向かいます。






途中からはかなりの砂利道になるわけですが、、、、okazaki号、意外に車高が低かったんですね〜。

私もマフラーの太鼓を引っ掛けてバンパーゴムを伸ばしたりブレイスバーをひん曲げてしまいましたが、まさか銀紙号よりもお腹を擦りやすいとは思っておりませんでしたよ。


指名してすみませんでした。











日が暮れてきたのが気になるのか、一人温泉へと急ぐTABさん。











そして、後ろからついてくる二人。

本当は去年(春日さんと行った時)と同じように、登山道から温泉へ下る(ハードな)コースをチョイスしたかったのですが、すでに時間がかなり押していたので楽勝コースで歩いています。







最後はこんな板の上を歩いて行きます。(最後尾のokazakiさん撮影)








その前を歩いていたやんしーさんのショット。







その前を歩いていたTABさんのショット。









というわけで、温泉に到着しました。










今回は湯温も若干高く(流れこむ水の量で日によって上下します)、とても気持ちの良い入浴が出来ました。(私とTABさん、okazakiさん撮影)










温泉までの道中がレディガガガだったokazakiさん。(okazakiさんのブログより)











まるで川岸に流れ着いた死体のように温泉を楽しむやんしーさん。(okazakiさんのブログより)






温泉で滑って転んでPowerShot S90を強酸性泉に落っことすイベントをTABさんが期待していたらしいのですが、残念ながら発生しませんでした。












帰りは夕日に染まった真っ赤な紅葉も楽しめましたし、誕生日の締めくくりのイベントとしては本当に最高でございました。









絶景を前に撮影に勤しむ皆さん。


では、どんな写真を撮っていたのか順に見てみましょう。








まずはokazakiさん(Canon PowerShot S90)









続いてやんしーさん (Canon EOS 60D)










最後がTABさん。(Sony α300)










とても満足気な三人。











谷間の向こうに夕焼けも見えていました。











こちらは夕日を浴びる白糸の滝。
(わかりにくいですが、右下の方にあります)








陽が沈む前に駐車場に戻ってくることが出来ました。


さて、そろそろ民宿に向かいますか!



砂利道を下ってスキー場の駐車場に到着した所でTABさんから質問が来ます。

以下、okazakiさんのブログより転載します。


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TAB隊員:「宿まで、どれくらいなんです?」

ぎんがめ隊長:「えーっと、(okazakiさんがいろいろあって30分遅れ、磐梯吾妻スカイラインで1時間、この温泉で1時間半追加なので、全部足して)3時間くらいですかね」

全隊員:「(ですよね)え〜!!」

さすが、ぎんがめ隊長(、時間管理が完璧)だ・・
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※カッコ内は私が隊員の気持ちを想像しながら加筆




と、そんな会話をしつつ、福島と新潟、さらに栃木の県境付近に位置する木賊(とくさ)温泉を目指します。

(本当は母成グリーンラインも走る予定だったのですが、さすがにパスしましたよ)









ここら辺の200〜400番代国道は春から夏にかけては冬季通行止めを食らいまくったりして思い通りに駆け抜けるのが難しい地帯なのですが、秋のこの時期、そしてこの時間帯はとても気持ちの良い道に様変わりするのでした。



途中、満天の星空を眺めたりしながらの快走ドライブです。




というわけで、予約を入れていた木賊温泉の民宿に19時過ぎに到着しました。



いよいよ、ぎんがめ誕生日パーティーの始まりです。








私の誕生日を祝うかのような夕飯が並んでますが、予約を入れたのは私です。









おおお、食後にはこんなケーキが!



と、大喜びしたのは2年前の40歳のバースデーのお話。



さて、今年はどんな風に祝ってもらえるのでしょうか・・・




ドキドキします。






そして、



「ぎんがめさん、誕生日、おめでとうございま〜す!」











と、民宿備え付けの番茶で祝ってもらえました。






いやぁ、ありがとうございます!


この日こうして祝ってもらったこと、一生忘れません。











カメムシもたくさん登場して祝ってくれましたよ。(@@ ← TABさん風。





木賊温泉の岩風呂もあいかわらず素晴らしい温泉でしたが、夜だとせっかくの景色(雰囲気)が楽しめないのですね〜。


これは泊まってみて初めてわかった事実です。





木賊温泉は昼間だとこんな雰囲気です。


混浴ですから、こんなシーンにも会えるかもしれません。


上のシーンぐらいじゃ満足できない方はこちらをどうぞ。





民宿に戻って布団を敷いた所で、真っ先にTABさんが眠りに落ちました。

(毎週末の愛人系の話を聞きたかったところなのですが、聞きそびれました)




まぁ、すごい気合を入れて素晴らしい写真を撮りまくってましたから、きっと疲れ果てたのでしょう。




では、おやすみなさい。





では、本日のコースを改めて紹介します。







大きな地図で見る

普通のGoogleMapですから、マウスのドラッグでスクロール、拡大縮小ボタンが使えます。

地形ボタンを押すと、どんなところを走ったのかよくわかると思います。






10月30日(日)





TABさんの強い希望により、日の出に間に合うように5時半に起床。



薄雲はかかっていますが、まったく日の出が望めないという程でもなかったので、すぐに出発します。









朝日は無理でしたが、朝焼けは拝めました。


本日も静かで澄み切った朝の空気の中に前から二台目黄色いロードスターから生ガスの焼けた臭いがする白煙が濛々と吐き出されています。






では、早速本日も皆さんの写真を見てみましょうか。









まずはokazakiさんのショット。(PowerShot S90)







続いてやんしーさんのショット。大分アングルが下に下がってますが、地面にへばりつくほどではないようです。


前に写っているのはTABさんです。(Canon EOS 60D)









そして、TABさんのショット。(SONY α300)





実は前日の夜に民宿に向かって走っているときに道路上の電光掲示板に表示されていたので判明したのですが、今回のメインの目的である奥只見から新潟に抜ける国道352号線は「平成23年7月新潟・福島豪雨」により金泉橋が落橋して通行止めとなっていたのでした。









ですので、念のため本日早朝に抜けられないか今一度確認した後、急遽国道252号線で只見方面に向かい、okazakiさんが喜びそうな田子倉ダムなんかを見てから山奥ドライブでもしてから新潟に抜け、そこからシルバーラインや魚沼スカイライン、さらには新潟マイナー国道スペシャルで妙高に抜けつつどこかで解散しようと心のなかで決めて、昨日の夜に走った道を逆走していきます。









少し後方の空が明るくなっていたので、車を路肩に寄せて撮影タイム。



その後もひたすら北上して只見の方へ走ります。





しかし、今年の豪雨の被害は私の想像を遙かに超えたものでした。(事前の下調べが足りないとも言いますが)


国道252号線も「新潟方面には通り抜けできません」という看板が、只見町に入った所で小さく掲げられていました・・・


もう、こうなったら栃木経由で行くしかありません。






銀紙号は風の巻き込みを防ぐ手段を何も講じていなかったので、この日の早朝ドライブで体が冷え切ってしまい、「道中どの温泉に立ち寄るか」ばかり考えておりました。








昨日の夜含めて同じ道(国道289号線)を3回走りました。












木賊温泉の入り口付近の紅葉が見事だったので、予め民宿にお願いしておいた朝食のお弁当をいただきます。


ちなみに、民宿には「おにぎりでも・・・」とお願いしていたのですが、昼食と見紛わんばかりの立派な朝飯でした。










お弁当を食べているとき、最初はこんな感じで適当に車を停めていたのですが・・・











ご苦労なことに、撮影のためにわざわざ車を並べ替えるおじさん四人。





で、すかさず撮影タイム。








まずはokazakiさん。(Canon PowerShot S90)








TABさん。(SONY α300)
なるほど、並べ替えた車をこう利用しますか。参考になります!



縦一列は(被写体が横に長すぎて)どうにも撮影しにくい並べ方だったので、








さらにもう一回並べ直すおじさん四人。





再び皆さんの写真をご紹介。








okazakiさん。(Canon PowerShot S90)

(ん? 完全に並べ替える前ですね)








やんしーさん。(Canon EOS 60D)











そしてTABさん。(SONY α300)



さらに、ここでお互いの車を取り替えっこしながら運転してみたのですが、自分が元々乗っていたNCとやんしー号、okazaki号の足回りの仕上げの方向性がまるで違っていてとても興味深かったです。
ちょっとした変更でけっこう変わるもんなんですね〜。

(NC乗っているときにやんしー号に乗っていたら、きっと真似したと思います)







というわけで、栃木に向けて走り始めます。









栃木ではマイナー県道をうまく活用すると空いていて楽しい道はいくらでもあるのですが、この時は移動メインで国道を流してしまいました。











これで晴れてくれていれば紅葉とセットでもっと楽しめたんですけどね〜。










というわけで、いろいろなことがあった末に大笹牧場にやって来ました。



多少体も暖まっていたので、つい勢いでソフトを食べたらまた冷えました。










okazaki号に再度試し乗り。



そうこうしているうちに、元々解散に設定していた時間に近づいてきたのと、天気が下り坂になってきたので、高速道路を使って一気に栃木から群馬へと抜けることにしました。









霧降高原道路ですばらしく美しい空が広がっていたのですが、急いだほうがよいかと判断してここはスルーします。(ちょいともったいなかったですね)











関越に乗って軽井沢方面に向かっている時にはすっかり雨天になってました。





最後はサービスエリアで昼食を食べて今回のツーリングの振り返りを行い、次回(来年)もやろうと決めて解散しました。




以下、2日目の走行記録です。









大きな地図で見る





皆さんと別れた後、高速はすでに渋滞が始まっていたので、下道も駆使しつつ東京方面を目指します。









自宅には帰らず直接ディーラーに向かい、九州遠征や温泉往復で異音がするようになった下回りの原因箇所を探してもらいました。











なんのことは無い、先に書いたとおりでマフラーハンガーが延びてしまったのと、ブレースバーが悪路で上に持ち上がってマフラー管と干渉するようになってました。


ひとまずの緊急措置をしたのですが、根本解決はしていないので、後ほどきちんと手をつけるつもりです。
(下回り整備用、そしてオイル交換用にカースロープとか買っちゃいました)



というわけで、「ブログ長い帯に祝ってもらうお誕生日記念ツーリング2011」は終了したのでした。




来年もまたやりましょうね〜




以上です!




okazakiさんのブログ


TABさんのブログ


やんしーさんのブログ