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12月28日(水)

やはり、まだ時差ボケが残っているらしくそれほど深く眠ることが出来ずに5時に目が覚めました。



サンホセ行きの飛行機で眠るに任せたのは完全に失敗でした。



しばらくぼーっとしていたのですが、朝焼けも始まって少しずつ景色も見えるようになってきたので、そろそろ出発することにします。(5:30)



後ろのトラックの運転手さんはまだ寝ているようです。




へぇ〜、牧場地帯のど真ん中で寝ていたんですね〜。



車を停めた周囲に木が生えていなかったので、てっきり展望所か何かと思っていたのですが、牧場だから視界が抜けていたようです。




カーブを抜けるたびに「こんな景色だったんだ」と思いながら走って行きます。




ありゃ、やっぱりガスが発生してますね。


今回の旅はガッチリ日程が組まれていて、天気次第で北へ南へというわけにいかないので、これは受け入れるしかありません。



いくらなんでもちょっと早く出発しすぎたかなぁと思いつつも、一度走り始めるとどんどん先に進んでしまいます。




コスタリカと聞いてこんな景色が広がるとは想像してなかったです。




牧場地帯はかなり広範囲にわたって続いているようです。




北海道の美瑛!、ニュージーランド! イギリスの郊外!って言われたら、「そうか」と、信じちゃうような景色です。




そして、どうやら盆地を取り囲む山岳地帯の峠を超えたらしく、今度は延々と下りはじめます。


小さな村に入ったようです。




村の中で右折しなければならなかったのですが、たまたま寸前にチャイパッドで曲がることを確認していたので、間違えること無く正しい道を進むことができ、一人で自画自賛しながら喜びます。



小さな村の中で自分以外に走っている他の車をようやく1台だけみかけました。



そして、村に入ったと思ったら数軒民家があったぐらいですぐに出てしまいました。






再び山岳地帯に入って行きます。




おっと、これは遅いトラックが道を塞いでますね〜、と思ったのですが、直線になった所ですぐに抜かさせてくれました。



親切〜。









おおお、道路脇に立派な滝が!(La Paz Waterfall)



ゆっくり見物したかったのですが、背後には先程抜かせてくれたトラックが付いて来ていたので、迷惑にならない程度に減速して眺めながらパスしてしまいました。


(帰国後にわかったのですが2009年1月の地震で地滑りが発生して、この道路はこの付近で通行止めになっていたみたいですね。そのまま開通していなかったパニックになるところでした)



右側は断崖絶壁ですが普通にガードレールが無いです。左ハンドルで右に崖があるときはなかなか緊張感があります。




ようやく太陽が昇ってきたみたいです。
正面の山、かなりの標高に見えるんですが、何メートルぐらいあるんでしょう?

(帰国後調べたら2000m前後ぐらいですね。というか、ちょっと驚いたのは車中泊していた場所が標高2000mだったことです)



滝から少し走った所で車を停めて振り返って見ました。

写っているのは先程抜かさせてくれたトラックです。(ちょうど地滑りがあった箇所でしょうか?)



いやぁ〜、すごい景色! 昨日の夜中に駆け抜けなくてよかったです。





未舗装路になりました。

もう少しで峠でしょうか。




道が荒れているので、思ったほどペースは上がりません。
本当に2時間で着くんですかね〜?


(前日編でも書きましたが、実はGoogleMapで検索したルートは距離こそ最短になっているようなのですが、道の状態が悪くて4時間かかるコースでした。GoogleMapのルート検索機能が日本のカーナビとはお作法が違う(走りやすい道や太い道を優先にしたりはしない)ということは、この旅を通じてよくわかりました)


峠を超えた所で舗装路に切り替わり、ほっと一安心です。
(ジムニーを借りているからと言って、別に未舗装路を走りたいわけではなかったので)




お〜、素晴らしい眺め!


あちらはレンズ雲を被っていて風もそこそこ強そうです。(たぶん、位置的にポアス火山 Volcan Poas 標高2704mだと思います)




四輪バギーだ。
公道を普通に走れるんですね。




見たことがない植物がたくさん登場してさらに海外ドライブ気分が盛り上がります。

こうじゃなくっちゃ!




景色が珍しいのでついつい車を停めて記念撮影。




前方の視界が開けました。

熱帯雨林にかかるあの白い絨毯、間違いなくガスってますね。。。


再び街に入りました。(サンミゲル San Miguel)


先程よりは大分規模が大きい街のようです。

UAEでも見かけた電波塔も立っています。



ぼーっと走っていたら、行き止まりになりました。


チャイパッドで確認すると、どうやら道を間違えたようです。街の中心部にある先ほど案内看板が出ていた交差点で左折しなければならなかったようです。


先ほどの村で気を良くしすぎました。



再び街中まで戻って来ました。


お腹が減ってきたので、ガソリンスタンド併設の売店にでも立ち寄ろうかと思ったのですが、まだ午前7時前ということもあって売店が営業していません。


あ〜、ミートパイ・・・




一軒、パン屋さんが開いていたので立ち寄ってみました。

こちらの若いお姉さん、当然英語すら通じないわけですが、適当にアップルパイみたいな商品を指さして値段を尋ねたところスペイン語で返答が来てさっぱりわからなかったのですが、とりあえず財布からUSドルを取り出して見せてみたところ、1ドル紙幣を指さされたのでそれを渡します。どうやら500コロン(=1ドル)だったようです。

「グラシャス!」とお礼を言って店を出た後、そう言えばと思い出して再び店に戻って500mlの水を冷蔵庫から取り出して同じように1ドルを出したら、それでは足りないというジェスチャーが返ってきたので、5ドル紙幣を出してみます。

ドルでの支払いは少し迷惑だったからか「しょうがないわね」という顔をされつつ、お釣りが1950コロン返ってきました。(水の値段は550コロン、1ドル10セント)


というわけで、無事に朝食を確保できました。




お〜、あんなアメリカンなトレーラー(18Wheeler)がこちらでも走ってるんですね〜。


って、まさか先ほどの断崖絶壁の峠道を越えていくのでしょうか?
(後にわかったのですが、ここからサンホセ方面に抜ける別の良い道があります)




アップルパイを食べてようやく空腹が落ち着きました。


走っていると、たまに制限速度の看板が登場するのですが、この辺りでは60km制限区間が多いみたいです。


しかし、実際には時速60kmで飛び込むには勇気がいるコーナーもけっこうあるので、そこは自己責任の世界なのでしょう。

世界の常識、日本の非常識と感じる瞬間です。(アメリカも制限速度は抑え気味なので、私が知っている中では遅く設定している国は今のところアメリカと日本です)





緑豊かで良いですね〜。




牧場には牛だけでなく馬なんかも居ました。




南国に来たんだなぁと感じられる景色です。




景色も道も良いので、非常に気分よく走り続けてられます。




改めて、コスタリカってこんな景色だったんですね。



ありゃ、ついにガス発生地帯に入っちゃいましたか。




う〜む、ここまで天気が良かっただけに残念です・・・




どうやら街中に入ったようです。(puerto viejo プエルトビエホ)



左にあるのがバス停ですから、対向車線に立っている人達もバスを待っているのでしょうか?



ちゃんと路線バスが走ってます。
(これはスクールバスかもしれません)



あ、バンプだ。


こんな感じでちゃんと警告サインが出てくれると減速が余裕で間に合うので助かります。




最初は「屋根付きのバス停だ」と思いながら見ていたのですが、大抵のバス停に屋根がついておりました。


この時点ではそれが何を意味するかは深く考えていなかったわけですが、後にこのエリアの気象条件と関係があるんだと思い知ります。



それよりも驚いたのが、どのバス停にも必ず数人のバス待ちの人が居ることです。


最初は偶然そういうバス停を連続で通り過ぎたのかと思っていたのですが、どうやらそうではなく、バスが住民の生活の重要な足になっているようです。老いも若きも皆バスを利用しているということは、やはりマイカーは高嶺の花なのですしょうか?

(後で調べてみたところ、消費税以外に奢侈税(しゃしぜい:いわゆる贅沢税)が50%以上かかるんだとか)



お、バードウォッチングの文字を発見。

いよいよ目的地に近づいて来たようです。



うぉ〜、すごい圧迫感!

まさにコンボイ!



日本では見かけない種類の牛です。




このバス停にも人が居ます。




バスはあちらこちらからの払い下げを使用しているからか、いろいろなデザインのものが走ってました。

走っている台数もかなり多いので、そんなに待たなくても乗れそうな勢いです。




セルバベルデロッジの看板を発見し、思わず「着いた!」と思ってハンドルを切りそうになったのですが、チャイパッドが指し示す目的地はまだまだ先です。


そういえば違う名前だったかもと思い出して、印刷してきたバウチャーを確認すると、本日宿泊する宿の名前は「ラ・セルバ」でした。



でも、セルバベルデという名前も記憶の中で引っかかってます。



大分後で気がついたのですが、旅行代理店さんにサラピキエリア(ここ周辺)の宿を紹介してもらった時に、本日泊まる「ラ・セルバ」と同時に候補に上がったもう一つの宿が「セルバベルデロッジ」でした。



どうやらサラピキエリアに入ってきたこみたいだったので、車を脇に停めてツノゼミを探してみました。

ツノゼミはだいぶん前にNHKの番組で紹介されているのをたまたま見て、こんな奇妙で可愛らしいルックスで、中南米なんかに多く生息しているらしいのでぜひ見つけてみたかったのです。

日本を出発する寸前にナショナルジオグラフィックでジャストミートな記事を連載されていた西田さんに直接メールを出して質問してみたところ、丁寧な返信が返ってきて、「コスタリカならどこにでも居ると思いますが、開けた明るい場所に生えている潅木、特にぎんがめさんが巡るコースの中ではサラピキエリアなんかだと見つけやすいんじゃないでしょうか?」と書かれていました。

そこで、本日早速出会えるんじゃないかと期待して探していたわけです。

(さっぱり見つかりませんでしたが)
ちなみにこんな本まで買って予習してました。





お、商用車は起亜自動車ですか。

南アフリカではよく見かけましたが、こちらも小型商用車は韓国勢が制覇しているのでしょうか?




相変わらずいろいろなデザインのバスが走ってます。




どうやら街の中心部に入ってきたようです。




スーパーメルカド、日本で言うところのスーパーマーケットでしょうか。

スペイン語も英語と近い単語なら、なんとなく意味がわかりそうです。




なかなか立派なガソリンスタンです。

こういうスタンドがあちらこちらにあるのなら安心です。



あとはミートパイが手に入るかどうか・・・




チャイパッドが指し示すとおりの場所で「ラ・セルバ」の看板が登場したので右折して入って行きます。





ありゃ、ゲートが閉まってます。

どうしたもんかと思っていたら、係員のおじさんが歩いて出てきたので、バウチャーを見せてゲートを開けてもらいました。


開けるのはもちろん手動です。



敷地内は未舗装なんですね〜。




ありゃ、第二ゲートですか。



再び、ここに居たおじさんにバウチャーを見せて開けてもらいます。

なんか、えらい厳重な侵入者管理がされてます。


でも、泊まる方としては安心です。


「こんな施設だったんだ〜」と思いながら、敷地内を進んでいきます。



ここは旅行代理店さんの紹介で出発寸前に決めた宿なので、実はどんなところなのか詳しくは知らなかったのですが、出発前日に徹夜しているときに軽く調べてみたところ、OrganizationforTropicalStudies(熱帯性生物研究所)という公営の研究施設の1つで、サラピキエリアのとある山の頂上から麓まで一括で土地を確保し、そこで熱帯性の動植物の研究を行なっている施設とのことでした。


そのエリア内のごく一部にトレイル(散策路)が設置され、観察に訪れる人向けに宿泊施設があったり、ガイドツアーが開催されているわけです。



ここには多くの研究員も滞在していて、彼らの宿泊施設も別にあるそうです。(というか、そちらがこの施設のメインの目的ですよね)


さすが環境先進国、分別も細かい!(ここまで細かい分別を見たのはここみたいな一部研究施設だけでしたが)





受付に顔を出します。(7:45)






早速バウチャーを見せてチェックイン手続きを行います。



書類を記入した後、施設について地図を使って説明を受けたのですが、宿泊部屋(キャビン)までここから1kmも歩くみたいです。駐車場は先程くぐった2つのゲートを再び出て別の場所に停めるみたいです。


う〜ん、遠いなぁ。あと、せっかく2つもゲートくぐって安心と思ってたんですが、結局駐車場は外なんですね・・・




ひと通り説明を受けたあとにガイドツアーが無料だとゴジツアーズさんから聞いていたので、本日午後のガイドツアーとナイトツアー、翌朝の早朝ツアーの3つを申し込みました。


すると、


(1)無料の対象となるガイドツアーは明日の午前中で予約が入れられていて変更はできない

(2)ナイトツアーと早朝ツアーはまだ誰も予約を入れていないから、それぞれ最低2名分(1人1ツアー42ドル、なのでそれぞれ84ドルずつ)の料金を支払って貰う必要があり、こちらは無料ツアーの対象ではない


という答えが返ってきて目が点になりました。


どうやらゴジツアーズさんが気を効かせて無料ガイドツアーを明日で予約を入れてくれていたらしかったのですが(まさか空港からホテルにすら泊まらずに早朝着で直行するとは思わなかったのでしょう)、明日は明日で早くここを出発したかったので、まずはそのことを伝えてなんとか本日に変更してもらうよう交渉します。


何度も交渉の結果、最後はボス(年配の女性の方)に確認してもらって、なんとか本日の午後に変更してもらうことが出来ました。一度申し込んだガイドツアーの予約変更はかなり難しいみたいです。


交渉している最中に明らかに日本人とわかる若いカップルが受付にやってきて(彼らはすでにここで数日滞在しているような雰囲気でした)、受付の方と流暢な英語で会話をこなしていたのですが、通訳をお願いするのもカッチョ悪すぎなので、目も合わせないようにして気配を消しておりました。(余裕でバレていたと思いますが)



彼らとは結局この後、ほとんど会わずじまいで会話することもありませんでした。



さて、次はナイトツアーと早朝ツアーをどうするかです。


さすがに2人分×2回、168ドルの請求に心の準備ができていなかったので、それぞれ他の人が申し込んだら私も申し込むということにして、一旦仮予約の状態にしてもらいました。


もし、両方共誰も申し込まないような状況だったら、とりあえずナイトツアーぐらいはたとえ一人でも参加することに内心で決めました。

エコツアー先進国ですし、それに外国人観光客がお金を落として国の経済が成り立っているわけですから、何か見るたびにお金がかかってしまうのは致し方がないところですね。



車に戻って1km歩くために荷物を下ろして再パッキングしていたら、たまたま出てきた受付のおじさんに、「どうしたの?」と声をかけられました。


「これから部屋まで1km歩くのに荷物をまとめ直しているんです。荷物を置いたら車は駐車場に停めます」


と、答えたところ怪訝な顔をされたのですが、その真意はわかっていませんでした。


今回の旅の荷物は持ち抱えて歩くように軽量化していなかったので、軽く20kgを越える荷物を引きずって、キャビンに続く小道へと入って行きます。



受付のすぐ裏のところに団体さんが居ました。


ガイドらしき人が一生懸命説明しているので、どうやらあれがガイドツアーのようです。


そして、皆さんの格好を見ればわかるとおり、結構気温が上がっています。


重い荷物引きずって歩いてる場合じゃないです。


全区間未舗装路だったらどうしようかと思っていたのですが、一応整備された道のようで一安心。





橋のところに別のガイドツアーの団体さんが居ました。


私は登山用ザックを背負ってトランクケースを引きずり、首からはデジイチという格好なので、皆さんの視線を浴びまくりつつ脇を抜けさせてもらいます。


ちょっと恥ずかしくて彼らが何を観察していたのか確認するどころの状況ではありませんでした。



カーブ注意の看板があったのですが、こんな細い道を車で走るわけでもないでしょうし、まさか夜中に歩いていてカーブから外れて道から踏み外すのを注意しているってことも考えにくいのですが・・・

(後で知ったのですが、この道はサイクリングロードでした。レンタサイクルもあるみたいです)



途中一箇所だけ分岐があったのですが、ちゃんと案内看板が出ていたのでそれに従い進みます。

あ! ハキリアリだ!

テレビでは何度も見たことがありますが、実際に目のあたりにするのは初めてだったので、ものすごく興奮して写真を撮りまくっていました。
(実際にはこのあと何度も目撃しますし、もっとすごい行列も目にするのですが、なんせこの時は人生初だったので)



ハキリアリの撮影に夢中になっていたら、右手の人差指に軽い痒みを感じたのでカメラから目を離して見てみると、蚊がまさに血を吸っている最中でした。

気がつくと周囲に数匹の蚊がブンブンと飛んでいたので、撮影は中断して慌てて歩き始めました。


しかし、よりによって右手の人差し指かぁ〜。




そして、受付から15分ほどえっちらおっちらと歩いたところで、ようやくそれっぽい建物が並ぶ場所に到着しました。



驚いたのはキャビンの横に駐車場があって、車が2台ほど停まっていることです。


今歩いてきた道を車が走ることができるとは到底思えないのですが、どういうことなのでしょう?



よく見ると駐車場にゲートがあって、ゲート小屋の中からおじさんが出てきたので、挨拶しつつ「車でここまで来ることがでるんですか?」と(聞くまでもない)質問をしてみると、「そうだよ。君の部屋はあそこね」と、すでに私が来ることは連絡を受けていたらしく、3つある小屋の真ん中の建物を指さして教えてくれました。ゲートの向こうには確かに道が続いています。


この時点ではまだ自分が勘違いしたことに気がついていなかったので、「小屋番さんの車かなぁ?でも、2台あるし・・・」と思いながら、ひとまず荷物を部屋に放り込みます。



入り口のドアがオートロックだったので戦慄を覚えつつ(万が一鍵の閉じ込めをやらかしたら往復2kmコース歩きだと思ったので)、ベッドに座ってまずは一息入れます。


ベッドの真上に1つずつ付いている扇風機(シーリングファン)が唯一の冷房設備のようです。


ひとまず電源を入れて風を浴びながら、改めて受付でもらった地図を眺めてみます。



そして、ようやく自分が大いなる勘違いしていることに気が付きました。


「受付から宿泊部屋まで歩いて1km、そして、(地図を見せながら)駐車場はゲート2つ出てここだよ」と別々に説明を受けて、てっきりキャビンろ駐車場は別々の場所なのかと思っていたのですが、よく見りゃ地図に記載されている駐車場の脇が宿泊キャビンになっていて、そこまでサイクリングロード(今歩いてきた道)が記載されています。


つまり、一度ラ・セルバの敷地を車で外に出てから周回路を回ってここまで走ってきて再びゲートくぐって駐車場に停めるという話だったのです。そして、ここから受付まで1km歩く必要があると・・・。


しかし、ここで今気がついてももう遅いのです。



私はこのあと、再び歩いて受付まで戻り、車でここまで走ってきたら、再び歩いて受付まで行かねばなりません。唯一の救いは重い荷物は持たなくても良いことぐらい。。。



せめて、道中に動物や鳥たちがたくさん居てくれたらなぁ〜。。。



人差し指が猛烈なかゆみを伴って腫れ上がってきて、本当に踏んだり蹴ったりです。
(ちゃんと説明を聞いてなかった自分のせいなのですが)



では、まずは受付まで車を取りに行くとしますか・・・



そして、このやるせなさを早く解消したく駐車場管理のおじさんに事情を話したら笑ってもらえて気分がすっきりしました。


つづく