11月はダイビングのベストシーズン。(※私にとって。10月までは紅葉の山優先なので11月に海優先に切り替わります)
天気予報と黒潮情報を見ながら週末にダイビングに行こうと思っていた所、okazakiさんから「(ぎんがめさんも誕生日を迎えたことですし、)週末に伊豆を走りませんか?」とお誘いを受けたので、ダイビングとセットでドライブもすることにしました。(※()内は私の予想)
普通ダイビングは1日2本(タンクの本数)以上潜るのですが、今回は1本だけにして昼からドライブを楽しむことに決めました。
候補は通い慣れてる初島(東伊豆)、神子元(南伊豆)、田子(西伊豆)あたりなのですが神子元(弓ヶ浜)は待ち合わせ場所として遠すぎると思ったのと(okazakiさん、前泊したみたいだったのでここでも問題なかったですね)、11月下旬のラストダイブを田子に当てたかったので(ここはウェットスーツを着て入れるお風呂を独占できるので、寒い時期向き、初島にも同じ物がありますがけっこう混んでるので長時間入ってるのも気がひけるんですよ)、自動的に初島に決まりました。
okazakiさんは初島を知らないみたいだったので、それならちょうど良いとも思いました。
というわけで、前日に初島ダイビングに予約を入れて金曜日の夜を迎えました。
そして、ここ最近よくあることなのですが、ソファーで寝落ちしてしまい、なんだかんだとしているうちに3時半になっちゃったんですが、目覚ましをちょうど3時間後の5時半にセットしていたので睡眠リズム的に問題無いだろうと判断してそのまま寝ました。
11月10日(土)
で、起きたらなぜか朝7時半。
そう、起きるのは3時間後ではなく2時間後だったのです。
レム睡眠とノンレム睡眠のリズムに従い目覚まし(30分間鳴り続けるラジオ)は余裕で振り切ってました。(しかも1時間余分に寝てる)
集合は30分後の朝8時に熱海のショップ。
こりゃ駄目だと判断してショップにキャンセルの連絡を入れました。
スタッフさんに当日キャンセルを謝りつつも、もしかしてと思って初島行きの船の時間を確認すると8時50分とのこと。
熱海までスムーズに流れると1時間ちょいで行ける可能性が無いわけじゃないので、「間に合わないかもしれないけどチャレンジしてみます」と伝えて事前に準備していた道具を鷲掴みし、パジャマの上に上着を羽織るという出で立ちで家を飛び出しました。
この時点でダイビング用のカメラ(NEX-5N、バッテリー充電中)とタオルを忘れていることを知る由もありませんでした。
(ちなみにカメラの水中ハウジングだけはちゃんと持って行きました。タオルはロードスターに温泉セットを常に積んであるのでなんとかなりました)
東名渋滞の電光掲示板表示と現在値と現在時刻から8時50分発の船は絶望的だということが判明し、観念してショップに電話を入れるとオーナーさんが対応してくれ、「一本後ろの船で来てくれたら私がマンツーマンで対応するよ」と優しい申し入れをしてくれました。(通ってるショップで良かった!)
okazakiさんとの待ち合わせ時間にはかなり微妙な感じではありますが、間に合わないわけじゃないので喜んでその提案を受け入れました。
ちなみに私が家で熟睡していた夜も開けない時間に伊豆スカイラインに駆け上がって寒空のもと長時間露光に勤しんでいた元気なおじさんも居たみたいでしたが、この時も(北東北ドライブに引き続き)すれ違いと相成りました。

そんなわけで、一人ドタバタ騒ぎのまま初島行きの船に乗り込みます。(10時ちょうど発)
okazakiさんいわく、日本のモナコだとか。

10時半初島到着。
着き次第速攻で潜れるかとおもいきや、オーナーさんがダイビングセンター番をされていて、前に潜ったスタッフが上がってくるまで出られないということでしばし待機。(当然文句なんか言えません)
そうこうしているうちにokazakiさん初島到着。
私は昼飯を食べる時間が取れないと判断してokazakiさんに先に食べておいてもらうように連絡。

11時25分、ダイビング開始。
ショップにレンタルカメラが無かったのでオーナーさんの私物(左側が激しく片ボケしてるので過去にレンズをぶつけたか何かで歪んでるんだと思います。オーナーさんはこれとは別に水中用のカメラをお持ちでしたので、このカメラも予備機としてとってあったんだと思います)を借りちゃいました。

オーナーさんも群れ好きな方なので、「群れ!」とだけリクエストしてガイドしてもらいました。
二人っきりなので途中はノンストップで一気に目的地を目指します。

ポイントは「やぐら2.5」という場所で、漁礁用の「やぐら」の完全体が2つと半壊したものが1つ沈んでいるのでそんな名前になってます。

やぐらには様々なソフトコーラルや小魚が居着いています。
(※私はストロボは使わない派なのですが(実際に見た景色記録重視なので)、お借りしたカメラが強制発光になっていて設定変更方法もわからないので、そのままパシャパシャ撮ってました。
なので、この写真でも赤色が綺麗に写ってますが、水中でこんなに赤い色はライトでも当てないと出ません。)

小魚目当ての肉食大型魚がやぐら付近に回ってくるはずなのですが・・・
(写真は群れてたメバル、前日の金曜日はそれこそワラサの群れが回ってきてたんだとか)
今回はこのポイントにしてはちょっとハズレでした。
オーナーさんいわく「中潮で潮が止まったタイミングだったので、しょうがないね」、とのこと。
まぁ、気分的にのんびり潜ってられる状況じゃなかったので、このぐらいで良かったと思います。
ダイビングも毎回「当たり!」だと、それが「普通」になっちゃうので、こうして「ハズレ」を引くことも重要な経験だと思っております。

帰るときに見たキンギョハナダイの幼魚の群れや、アジかイワシなどの子どもの群れ玉(写真無し、動画の最後に写してますが、何がなんだかわからないと思います)が良かったです。
群れの様子は動画のほうがわかりやすいかと思います。
12時にエキジット。(ちょいとフィンを漕ぐポイントで安全停止込みで35分の速攻ダイビング)
12時20分の船に乗りたかったので文字通りダッシュでダイビングサービスに移動します。
気合でスーツを脱ぎ(モジモジくんも着てるのでとても脱ぎにくいのです)ざっと機材を洗ってメッシュバックに突っ込み、再び寝間着の上に上着を羽織って港に走ります。

いやぁ、間に合った、間に合った!(12:20、まさに出港時刻)
すみません、okazakiさん(写真に写ってる携帯見ながら心配そうに立ってる方)、初島でイセエビ料理を振る舞えなくて・・・
てっきり食べてきたのかと思っていたのですが、島内散策に時間がかかってokazakiさんも食べてなかったのだとか。
代わりと言っちゃぁなんですが、カッパえびせんを・・・
(熱海港に売ってるんですね。市価の倍(50円が100円!)しましたが(笑))

というわけで、ウミネコにカッパえびせんやりチャレンジ。
私は撮影チャレンジ。
(これはちょい早め。どちらかというと遅め失敗写真のほうが多かったです)

あぁ〜、もうちょい!
(確かこの時は寸前で食べなかったはず)

ジャスト!
大満足。
ちなみにokazakiさんはよっぽどお腹が減ってたのか、ウミネコにはほとんどあげずに自分で食べてました。

okazakiさんは前々から調べていた「トヨタアイシス」のCM撮影場所に行きたいということで、昼食場所探しも兼ねて東伊豆を下っていきます。

道の駅伊東マリンタウン、存在は知っていたんですが初めて入りました。
ここ、なかなか良いですね。
特にお値段が観光地価格してないのが良いです。

が、しかし、どこぞの高原の名前が付いていたソフトクリームはまさかの低ランク品・・・・
うーむ、残念。
これなら伊豆高原の専門店にすればよかった・・・

神子元ですら数年に1回出るかで出ないかのマンタ(オニイトマキエイ)の壁画がいろいろ変で目を奪われまくりました。
(マダラトビエイならけっこう出ます。ん?あれヒメイトマキエイですかね? だったら駿河湾とかでも沖合にけっこう居ます)

そして、やって来ました、アイシスCMロケ地手前の風車地帯。
へぇ〜、こんな場所があったんですね!
って、本来は私が伊豆を案内しなければならない立場なのですが・・・・

それはともかく、天気も相まって実に気分爽快です。

視界も綺麗に抜けていて左から伊豆大島、利島、三宅島、新島、神津島と見えています。

たまには車のアップを。
ボディに風車が映り込んでます。
美しい。

ここは今後伊豆一周時のお気に入りの休憩場所になりそうです。
(最近覚えたコントレール入り)

南伊豆方面。
案内役のokazakiさんがここからアイシスのCM撮影場所への行き方がよくわからないというのでスマホで調べていたら、突然何も言わずに走り去ってしまったので、てっきり道を探しに行ったのかとおもいきや、、、

一人でおもいっきり撮影を堪能されてました。
さすがでございます(笑)

なので、私も今回唯一のマイカー撮影をしておきます。
ここは景色も良いですが、知名度が低いらしく空いてるのがさらに良いですね。
(たまに伊豆ナンバーの方がちょろっと来てたりしましたが)

とりあえず、この先に続く道は無いので一旦来た道を戻り、伊豆アニマル・キングダム(旧伊豆バイオパーク → シャボテン公園が潰れたのかと勘違いしてました)横を抜けて走っていきます。

いやはや、いろんな道があるもんですね〜。
一度伊豆を探検しなおさないとダメだなァ。
(ロードスターを買う前、川崎に引っ越してきた時に走ればなんでもいいやと購入したスバル・レックスのキャンバストップスーパーチャージャーCVTオートマ(長い!)時代に部屋に伊豆の白地図張って赤線引きながらけっこう探検したつもりだったんですが、もう15年以上経ってますし、、)

地元の人が二度と道案内で質問されないようにこれでもかってぐらい徹底的に出ている案内看板のおかげで迷うこと無くCM撮影地の細野高原へとやって来ました。
CMや他の方が写した写真を見てもっと僻地のイメージだったんですが、意外に整備も進んでて車がたくさん停まってます。

CMみたいに芝生の上に車を停めるのは気が引けたので、こんな感じで撮影。
阿蘇みたいな良い景色。

せっかくなので正面に見えている三筋山に登っていきます。

文字通り登ります。

ガンガン登ります。
さらにパーキングに車を停めてから歩いてひと登りし、、、、

やって来ました三筋山の山頂直下。
太陽が雲に隠れてしまい、こんなことならもっと早い時間に来ればよかったと二人で話してました。
(これでもまだ16時前、日没まで1時間ぐらいあったんですが)
喜んで写真を撮ってるokazakiさん、向上面に見えている場所に別荘が欲しいのだとか。
男の夢ですね〜。

つづら折れの道を見下ろします。

中央のアップ、先ほどの風車地帯と伊豆大島。

パラグライダーをされる方のメッカのようです。

この日はほぼ無風だったからか、テイクオフで高度を稼げずヒヤッとさせられるシーンに
2度も遭遇しました。
前々から陸海空全部楽しみ尽くしたいと思っており、空はパラグライダーでも良いのですが、できればセスナが希望です。
週末温泉に行くのにロードスターで北アルプスか東北の温泉に行くか、マイ・シップで伊豆七島の温泉に行くか、セスナで鹿児島離島の温泉に行くか悩む・・・・、夢ですね〜(笑)

山頂からは(写真に撮ってませんが)伊豆七島のうち八丈島を除く六島が綺麗に見えていました。
さすが標高800mオーバーの山頂と晩秋の澄んだ空気。
さて、そろそろ下りますか。

道は狭いですがぐるっと一周回れるようになってます。
(が、特に一方通行などの指示は出ていないので、それなりにすれ違いが発生します)

見事なすすき野原。

また来よう!と心に決めながら下ってきました。
ここから国道に出るまで、以前発見した農道を走ったんですが、ここはやはり素晴らしいです。(写真無し)
さらに西伊豆で夕日でもと思っていたのですが、雲の中に沈んでしまったので、okazakiさんが走ったことがないという中伊豆を走って行きます。
(夜の山間部は鹿が多くて楽しめないんですよね、伊豆は)
中伊豆走行だけではあんまりだと思ったので、駿河湾越しに富士山を見に行ったんですが霞んじゃってました・・・
残念。

昔ダイビングの帰りによく立ち寄った沼津港名物の海鮮料理屋へ。
(マグロの鋤身鉄火)

マグロのテールシチュー
って、見た目は普通に美味しそうな料理なんですが、、、

大きさが半端無いんです。

こちらはokazakiさんが頼んだかき揚げ丼。
実物陳列が店頭にあったので勇気あるなぁと思ってたんですが、最初は笑顔だったokazakiさんの顔が食べているうちにだんだん真顔になり、最後は怒ったような表情へと変わっていきます。
「これは量が多すぎる。二人で一つを頼めばよかった」
と、、、、
まぁ、そうですよね。
次回からは誰かを招待するときもそうすることにいたします。
(持ち帰り用のケースをいただけるので、食べ残しはokazakiさんに引き取っていただきました)
大きな地図で見る
と、まぁ、こんな感じのコースだったのですが、、、、
改めて振り返ってみて、我ながらこりゃ酷いと思いました。
初島は自ら案内してないし、私が案内して走ったのは東伊豆の国道と中伊豆の国道がメイン。
絶景の風車と細野高原はokazakiさんチョイス。
東西スカイラインを走ってないばかりか、マイナーだけど良い道もほとんど無し。
いやぁ、失礼しました。
次回こそはちゃんと伊豆を案内します。
せっかくですから泊りがけで行きましょう。
(今回、道案内としてはあれですが、一緒に走れてすごく楽しかったです)
というわけで、ここで解散とあいなったのですが、荷物整理で車のトランクを開けたokazakiさんが
「あ、そうだ、嫁さんから誕生日プレゼントを預かってきたんだった。これ、どうぞ!」
と、まるで(当初の目的だった)私の誕生日のことなどすっかり忘れてましたよと言わんばかりにお誕生日プレゼントを頂いてしまいました。
ありがとうございます、okazakiさんの奥様!!
(両方共すっごく美味しかったです。八丁味噌、あれはアリですね。良いコクが出てます)
運んでくれたokazakiさんもね!(笑)
okazakiさんの「私の誕生日については1mmも触れてないドライブブログ」はこちらからどうぞ
以上です。