ゴールデンウィーク後半
隠岐諸島の旅
その3
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フェリーは島後(隠岐の島)に向かう前に中ノ島に立ち寄ります。
(写真は島前内の島々を結ぶ「フェリーどうぜん」)

三郎岩。左から順に太郎、二郎、三郎。

船に揺られること1時間半、隠岐の島に近づいて来ました。(14:00)

わお、島前の島々とは規模が全然違いますね!

隠岐の島での足は100ccのスクーターになります。
軽自動車でも良かったんですが、「島と言えばスクーター!」なんですよね、私にとっては。
(ホンダN-Oneとかもありましたし、スクーターとレンタル料金さほど変わらず)

では、行ってみましょう!
(島の規模が大きく道が複雑で、カーナビも無いし、スクーターだとなかなか地図を見られないので、のっけから道に迷いました)

こんな大きな田んぼがあるあたり、島前とは全然違う景色が広がっていて驚きます。
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島の南側から時計回りに回っていきます。

こんな片側1車線道路が延々と続いています。

まずは最初の観光スポットの都万の船小屋。

続いてカタクリの里へ。
(花の時期じゃなかったので、入口付近まで行ってからUターン)

大津久の礫岩。
(※隠岐諸島は島前島後含めてジオパークに指定されていて、それ系の観光スポットがたくさんあります)

続いて壇鏡の滝へ。
ここは人気があるのか、外人さんグループ含め3組ぐらいの観光客が訪れていました。

壇鏡の滝です。(右上から流れてます)
超広角で写しているので小さく写ってますが見事な滝で、下に女性が2人写ってます。
最近晴天続きだったのでちょいと水量が少ないですが、それがまた良い感じです。

滝の下がえぐれていて裏側に回り込めます。

裏側から見上げたところです。
高級コンデジとミラーレスをそれぞ持った「カメラ女子」さん達と少しお話しつつ、私も空を見上げて幻想的な光景を楽しみます。

たしかにここは人気になるのがよくわかる素晴らしい場所でした。
滝を眺めていると本日予約を入れていた民宿の主から電話がかかってきて、予約をしていたローソク島夕日クルーズが強風でキャンセルになったと告げられました。
しまった、そんなことなら昨日観音岩で見ておけばよかった!

気を取り直して那久岬へ。

いいですね〜、隠岐の島。
ロードスターで走り回るんなら、この島が一番走り応えがあると思います。

野鳥をちらほら見かけた油井の池。
(本当はトンボの聖地)

油井前の洲。
波で削られた波食棚に海藻がびっしりと付いてます。

島の北半分に到達しました。

次に来るときは、ぜひロードスターでと心に誓いながら走っていきます。

福浦トンネルです。

このトンネルは明治時代に手掘りで掘られたのだとか。
(火砕流成分で手掘りが簡単にできるほど柔らかいんだそうです)

今は観光客が見に来るぐらいで、道路そのものは途中で通行止めになっちゃってます。
(ここに行く人は北側から回り込んだほうが良いです。私は南側からアプローチして、かなり歩かされました)

こちらは最初は手掘り、昭和初期や中期にダイナマイト工事や重機で拡張された立派な2代目のトンネル。
昭和63年まで現役だったそうな。
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今は、さらに立派で車のすれ違いも余裕な3代目のトンネルが全然別の場所にできています。

地層系の見どころは有名無名含めていたるところにあります。
こ
こで予約を入れていた宿に立ち寄ろうとしたのですが、公開されている住所がアバウトで(番地などは無し)、地元の人に聞いてから探しても見つか
らず、探すのを諦めて民宿に電話したら、私が探している最中に何度も通過した場所にあるということなので「本当?」と思いながら走って行くと、あるじが道
路に立っていてくれてようやく見つけることが出来ました。
民宿がパッと見、民家にしか見えないということと、唯一の看板がお客さんの車で隠されていたのが原因でした。
ローソク島展望台(ローソク島と夕日が同時に見られる場所、ただし、船からじゃないのでこういうふうには見られません)が、すぐ側にあるらしいので夕食前にそこに行くことを伝えてから部屋でのんびりしていると、まだ早い時間なのに「そろそろ見に出かけたら?」と言われたので、まぁ早めに行っても問題無いだろうと出発します。

民宿を探している最中に何台もの消防車やパトカーとすれ違ってましたが、どうやらここで山火事騒ぎがあったようです。
民宿のあるじから「もしかしたら展望台への道が通行止めになってるかも」と聞かされていたのですが、問題なく通過できてよかったです。

山道をクネクネと走り、展望台に到着しました!(18:40)
って、肝心の夕日が木に隠れて見えないんですが・・・・
案内看板によると
ここは駐車場そばの第一展望台。
840mほど歩いて標高40mまで下ったところに第二展望台というのがあって、そこがローソク岩と夕日がよく見える場所なんだとこんなところで気が付きました。
どおりで早く出発するように言われたわけです。
って、間に合うんか!?
840mの遊歩道を駆け下ってる間に太陽光線が当たっている場所が周囲から消えてなくなってしまったので、雲や霞の中に沈んでしまったのではなかろうかと不安に思いつつ小走りで走って行くと、、、

ぎりぎりセーフ!!
壇鏡の滝で出会った外人さん(ネパールからいらして、日本で13年暮らしているエリートビジネスマンで日本語ペラペラ)4人組と岡山から来たという20代のカップルが一組。
なんとまぁ奥ゆかしいことに、誰ひとり柵にへばりつくこと無くお互いに場所を譲りあって夕日を眺めています。(特にネパール人グループには三脚付きデジイチ2台にビデオカメラ1台はあったはずですから)
聞けば全員ローソク島遊覧船をキャンセルされた人達で、仕方なしにここに来ていたんだということでお互い笑い合いました。

ちょいと皆さんに失礼しつつ柵にへばりついて写真を1、2枚撮影。(18:50)

予想通りというかなんというか、本日も水平線ではなく霞の中に沈んでしまったのでした。
民宿の女将さん曰く、真夏は空気がクリアーで海も穏やかでいいんだけど、ローソクの火っぽい感じにはならないので、雲が多い秋がオススメとのこと。
さて、840mの遊歩道を登り返しますか!
なんか、今回の旅は想像以上に体力を使ってる気がします。
しかも、先頭を率先して歩いた若者カップルが情け容赦無いペースで登ったので(登山か有酸素運動系でもやってるんですかね?)、ネパール人グループで体格の良い人は早々に脱落させられてました。
登ってる最中に「この旅でどこがよかったですか?」とネパール人男性に尋ねられたので、「知夫里島や西ノ島もすごい良かったですよ」と
答えると、「えぇ!そうだったの!?、だったら延泊して行きたいなぁ」と言い始めたので、「すごいオススメですよ、絶対に行くべきです」と背中を押すと、
「そういうことを言うのはやめてよぉ〜、僕達本当にそういう流れになるんだから!」と別の男性から笑顔でクレームが入ります。
あまりに喋りが自然で日本人サラリーマンと話してるみたいでした。
というわけで日が暮れた頃に民宿に戻って来ました。

本日の夕食。
刺身はヒラマサにイサキ、鍋はガシラと甘鯛。

お吸い物はレンコダイ、ご飯は筍ご飯です。
この宿が今回の旅で一番宿泊費が安かったのですが、一番手間隙のかかった料理が出されました。
聞けば女将さんと近所の奥さん2人が加わって、主が自ら釣ってきた素材を元に料理しているとのことでした。
網は魚が痛むので使わないというこだわりようです。
夕日を見に行っていた関係で食堂は私一人だったのですが、女将さんが食べ終わるまでずっと話し相手になってくれ、料理・サービスともに大満足の夜になりました。
この宿に顔を出すためだけにもう一度隠岐の島に行きたいぐらいです。
民宿のすぐ近所に島で唯一と言っていい温泉施設があるのですが、すでに閉まっているとのことで一般家庭にあるような家庭風呂に浸かり、明日の行動計画を考えつつ布団に潜り込みました。
5月6日(月)
あっという間に最終日です。

これまた美味しい朝食を頂いてから早速出発。(民宿は島の西側にあるので、はなっから朝日は諦めてました)

あれ? 今日も快晴かと思ってましたが意外に雲が多いですね。
かなり気温が低いので、冷気が流れ込んで大気が不安定になっているのかもしれません。

お! 太陽光線が当たり始めました。
これでも、まだスクーターだとちょいと寒いんですが、我慢は出来る範囲です。

オゥ、ノー、3分待ち。
(対向車なんて全然来ないのに)

写真だとわかりにくいのですが、山桜並木。

島随一の観光スポットの白島海岸展望台(8:20)

そのすぐ側にあった灯台。

白島海岸を近くの漁村から眺めたところです。
展望台から遊歩道で白島崎の先端近くまで歩けるみたいだったのですが、時間がかなりかかりそうだったのでスクーターでここまで来たことで満足しました。

この辺りの白い岩石は、流紋岩や粗面岩(アルカリ成分を多く含む中性の火山岩)なんだそうです。

続いて海苔田鼻海岸遊歩道に転がっていた柱状節理の残骸。

よろい岩やかぶと岩を見てみたかったんですが、そこに到達する遊歩道は残念ながら通行止めでした。
ここ以外にも通行止めの場所がいくつかあったので、隠岐諸島に行かれる方は事前に下記のサイトを確認しておいたほうが良いと思います。
島根県 : 通行(使用)できない施設

山の上に風力発電所があるというので、駆け上がってみます。

いやぁ〜、良い景色ですね〜。

大峯山風力発電所です。
ここには牛が数頭放牧されていました。
島前に似た景色はここぐらいでした。

来た道を戻るのも何だったので、反対側に下ります。
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再び島の西側へ。

オゥ、ノー、ここからやり直しになったか!
しかも4分待ち。
その後、再び白島海岸の前を抜けて、東側に回り込み国道465号線に入ります。

続いて林道の中に入っていきます。

お〜、良い雰囲気ですね〜。

自然回帰の森です。
正面に見えている三角形の岩山、この時点では気がついてなかったのですが目的地のトカゲ岩です。

というわけで、トカゲ岩展望台。(10:40)
あれ?
事前に調べていた景色と違う・・・
案内看板で調べると、ちゃんとトカゲ岩を見るためにはここから25分歩かなければならないのだとか・・・
仕方なしに歩くことにします。

歩くだけかと思っていたら、これが延々と登りが続くのです。
しかもかなりの急登!
(この時点では、トカゲ岩を見る = トカゲ岩の側まで登る ということは知りませんでした)
スクーターに1時間近く荷物を置きっぱなしにしておくわけにもいかなかったので(他の観光客なんてほとんど居ないし、ここでは誰とも会いませんでしたが)全部抱えて歩いてます。
着替え類はまぁいいとして、使いもしなかった重たいノートPCに本が2冊、湯沸しセット(昨日おの夕方に使おうと確認したらアルコールが100円ショップで買った
ケースから漏れてて無くなってました)、コモパンにデジイチの交換レンズやサブ望遠やら充電セットなんか含めて、小型のザックに加えてメッセンジャーバッ
クまで肩から下げている状態です。

いつまで登るんだとブー垂れながら歩いていきます。
(さすがに途中でトカゲ岩そのものまで歩くんだと気が付きましたが)

見た目からわかってましたが、最後はロープを伝ってよじ登ります。
さすがにここでノートPC入りのメッセンジャーバッグは肩から下ろしました。
スクーター走行用に厚着してたんですが、ここまで登ったらさすがに汗だくになってしまったのでTシャツ1枚になりました。(普段登山してる時だったら早々に脱いでるんですけどね〜、ここまで延々と登ることになるとは思ってませんでした)

到着!! トカゲ岩です。(11:05)
日本三大奇岩だそうです。詳しくはこちらをどうぞ。(実物は予想よりもでかかったです)
しかし、ここの写真は何度も見ていたので、どんな岩か知ってはいたのですが、、、

まさか、こんな場所から眺めるんだとは知りませんでした。
足場にしている木が折れたら滑落必至です。
まさか、こんなにハードな観光地だとは思ってませんでした。
ちなみに、この岩山(トカゲ岩という岩山)の頂上まで登れるみたいだったので、せっかくなので上がってみました。

槍ヶ岳も真っ青な尖った岩山で360度の眺望です。

先ほどのトカゲ岩を上から覗き込もうとしたのですが、足場が脆そうだったのと、シマヘビが昼寝していたので止めておきました。
(写真中央上にちょろっとだけトカゲ岩が写ってます。シマヘビは写真ど真ん中で頭は穴の中)

いや〜、まさかこんな場所に登ることになるとは思ってませんでした。

だんだん散策用の残り時間が足りなくなって来たのですが、せっかくなので周囲の景色を堪能します。

もしかしたらこちらの岩の方が高いかもと思って、よじ登っておきました。
(向こう側に見えているのが先ほどまで立っていた場所)
さて、下りますか!
しっかし、今回の旅は楽ちん旅行をするつもりが毎日なんらかの運動をさせられた旅でした。

でも、この人には叶いません。(歩いて旅してるんだそうで、これからトカゲ岩に登るということで、ザックは駐車場にデポったほうが良いとアドバイスしておきました)

隠岐の島にもシャガの花がたくさん咲いてました。

昼近くになって気温が上がってきたからか、大分クリアーな天気になって来ました。

再び国道465号線に入ります。

またまた林道へ。

お〜、すごい!

乳房(ちち)杉です。(12:25)
これも想像以上の迫力で感動しました。
実物を見ないと大きさはわからないと思います。

島前も良かったですが、隠岐の島(島後)ツーリングも楽しいですね〜!

続いて浄土ヶ浦海岸。
(ここも遊歩道は途中で通行止めになっていたような・・・)

ここからは国道を離れて県道47号線で海沿いに下っていきます。

この道も海にへばりついて伸びているので、素晴らしい眺めが続きます。

ブラボー!

隠岐の島は海沿いの道が好きな人にとっては天国みたいな場所だと思いますよ。

場所によっていろいろな海の表情があって見ていて飽きません。

お! 広域農道があるじゃないですか!

って、スクーターで走ってもそこまで楽しくないんだということを確認するハメになりました。

いつかロードスターで走る日を夢見つつ・・・

隠岐の島、予想外にドライブ天国な島でした。

隠岐の島にも馬が! と、思ったらポニーでした。
そして、ここでタイムアップ!
黒曜石が見られる地層ポイントまで行きたかったのですが、泣く泣く諦めました。
トカゲ岩往復に予想外に時間を要したのが大きかったです。
(隠岐の島には往復2時間みたいな遊歩道がたくさんあったので、ちゃんと見て回るんなら隠岐の島だけで2泊は必要な気がします)

観光協会で確認したところ、この時間(14時前)には観光客向けの食堂はオーダーストップになっちゃってるらしいので、地元客向けの食堂に入って焼肉定食を頼みました。
これが意外に美味しくてびっくり。

最後はレンタカー会社にスクーターを返します。(14:15)
走行距離200km、使ったガソリンは5リットルぐらいでした。

港までの送迎でホンダNboxの後部座席に乗せてもらったんですが、あまりの広さに驚きました。
こりゃぁ、売れるわけです。
送迎してくれた若いお兄さんに「お兄さんは島生まれの島育ちなんですか?」って質問から会話を始めたところ、お兄さんは島生まれではあるものの一度大阪で
暮らしていたことがあるらしく、「隠岐の島にはマックがないのが辛い!」とおっしゃってたので、「コンビニも無いですしね」と合いの手を入れたところ、
「コンビニは無くてもいいんだけどマックが無いのは嫌だ!」という答えが帰ってきて笑ってしまいました。
まぁ、私も一時期スガキヤのラーメンや吉牛(倒産前)命な時代があったので共感はできます。

いよいよ隠岐諸島を離れます。(15:10)
(このよく冷えた藻塩大福、かなり美味しかったです)
隠岐諸島の旅、3島それぞれ特徴があって、とても楽しい旅になりました。
ぜひまた来たいです。
次こそはロードスターで!

乗った瞬間はデッキ席もまだ暖かかったのですが、夕方近くになるとさすがに寒くなりました。
帰りの船の混雑のピークは昨日だったらしく、行き(5月3日)の船よりも若干空いてるぐらいでした

七類港からバスに乗って松江市へ。

松江駅の食堂街で欲求の赴くままに豚しゃぶうどんにウインナーを注文。

再びスタバにミスド。
(さすがにからあげクンレッドはパス)

そして、この旅のイベントの中でもかなり楽しみにしていた寝台特急サンライズ出雲に乗り込みます(19:26)
行きも乗りたかったんですが、松江への到着時刻が遅くてフェリーに間に合わないんですよね。

B寝台シングルです。
すっげーーーーーー!!
子どもの頃から鉄道が好きだったのに、憧れの寝台列車に乗るのは今日が初めて。
登山に使える富山行きの寝台が廃止になってしまったのが痛すぎでした。

まったく事前情報無しで乗り込んだんですが、屋根まで回り込んだ窓ガラスに感動しきりです。

部屋のライトを消すとベッドに寝たまま星空が眺められるんですよ!(この時は月の出の時刻が遅かったのもラッキーでした)
いや〜、スゴイスゴイ!
車掌さんからシャワーチケットを購入し(310円)、シャワーを浴びてからも部屋の明かり消して外を眺めつつ、姫路を超えたあたりで眠くなったので眠りに就きました。
バスに比べるとかなり揺れますが、完全に横になれるのは大きいですね。
5月7日(火)
日の出時刻に合わせて目覚ましで起きます。

起きたかいが有りました(4:57)
写真は談話室の車窓より。

富士山に東名高速に朝日。
最高の取り合わせです。

私の個室は山側だったので、朝日はともかく富士山は常によく見えました。

旅の締めくくりに相応しい眺めです。
夜行バスと比べて良し悪しいろいろありましたが、値段が倍以上しても寝台特急を選ぶ価値はあるかなぁと思った次第です。
最後まで満足度高し!

なんて黄昏れていたら、7時前だというのにプラットフォームがすごい混雑具合で現実に引き戻されました。
関東人、朝っぱらから働き過ぎ!
その後、タクシーで一度自宅に戻ってから通常生活に戻りました。
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今回の移動ログ。
(スクーターや車にGPSロガーをカバンごと置きっぱなしにしていた場所はログがありません)
旅のカロリー収支
獲得カロリー
連日の美味しい料理を遠慮せず食べたのと行き帰りのミスタードーナッツなど
消費カロリー
初日 電動自転車で知夫里島一周
2日目 摩天崖遊歩道一往復
3日目 摩天崖遊歩道一往復、ローソク島展望台一往復
4日目 トカゲ岩一往復
結果
体重 プラス1kg (その後、通常生活を3日続けたら元の体重に戻りました)
以上です。