すでに関東地方の梅雨入り宣言が出されていましたが、北東北の日本海側を中心に晴れの予報が出ていたので、金曜日の夜に東京を出発し、岩手の北上市のPAで車中泊。(北上ジャンクションの手前なら秋田方面も岩手・青森方面もどちらも狙えます)




6月1日(土)




日の出時刻(4時)の段階で衛星写真で雲の動きを確認して、晴れてるうちに太平洋側を楽しんでおこうと下北半島の横浜町を目指します。前情報では菜の花が満開のはずです。



ところが八戸に到着したあたりで突然空が雲に覆われます。。。



どうやら偏東風(ヤマセ)の影響でこの辺りだけ雲が湧き上がっちゃってるみたいです。
スマホでアメダス日照を確認すると、目的地の下北半島横浜町も含めて日照0状態・・・



これは大失敗!







というわけで、奥入瀬川を遡る形で奥入瀬までやって来ました。









土曜の朝に八戸側から奥入瀬に入ると、ただでさえ車が少ないのに、さらにゆっくり走って追いつかれも追い越しもしなくて良いので最高ですね!
(反対車線(青森から八戸方向)は観光バスやら乗用車がそれなりに走ってきていました)








う〜ん、気持ち良い。

ここを訪れるのは数週間ぶりですが、すっかり緑に覆われました。










十和田湖湖畔の道路もブナの大木による光の水玉模様状態。

私が愛して止まない景色で、駆け抜けると「ディスコ(古い!)」の中に居るみたいです。








十和田湖畔はこの季節セイヨウタンポポがあちらこちらで咲き乱れるので、すばらしい色彩のコントラストを見られるんですよね。









少し標高を上げると、オオヤマザクラも咲いておりました。









さらに標高を上げると、まだ雪が残っております。









続いて八甲田方面へ。









こちらは十和田湖畔のブナ林とは雰囲気が違うんですよね〜。

より細い樹木が密集しているので、緑(葉っぱ)の量が多く、その分光の水玉も少ないです。

こちらの景色もブラボー!







そして八甲田エリアへ。









いやぁ〜、今日はいつもにも増して道が空いてて気持ち良い!









もう防風雪柵撤去されたんですね。









朝は気温10度ちょいで寒かったんですが、今は20度前後で、暑くもなく、寒くもなく最高のドライブ日和です。









銅像茶屋の豚丼、かなりイケてました。

このエリアで昼食とるんなら(きのこ汁の季節以外なら)これ一択かもと思っております。







田代平エリアは空いてましたが、国道103号線のほうは生活道路として使用されているからか、それなりに車が走ってました。









新緑と残雪の組み合わせ、大好物な景観です。









って、やっちまったーーーーー!

睡蓮沼の駐車場に車を停めて、道路工事現場を越えて歩いて水芭蕉を見に行った帰りに、手に持っていた買ったばかりの超広角レンズを誤ってアスファルトの道路に落っことしてしまいました。。。

幸い、前玉もレンズ本体も問題無さそうだったのですが、レンズフード(金属製)が内側にひん曲がっちゃって、8mm側で写すと黒い影が映り込んじゃうようになっちゃいました。


とほほ。







気を取り直して、地獄沼にて。


そのまま黒石市に下って手作りおにぎりを売ってるコンビニで唐揚げとおにぎり(巨大)を買い、ガソリンスタンドで給油するときにペンチを借りて、レンズフードのひん曲がりを強引に直しちゃいました。



うん、これで問題なし!









続いて八幡平アスピーテライン。









ちゃんと衛星画像とアメダス日照で確認しながら走っているので、雲が多いながらもハレマンタイ。

というか、むしろ雲が湧いてる八幡平が大好物。

この絶妙な湧き具合に出会えるかどうかは運次第。








今日は青森県内でけっこう遊んでしまったこともあって時間が時間なので、太陽がかなり傾いてきていました。

この時間まで(この時間だから?)ガスってなかったことに感謝。



誰もいない展望スペースに周囲の景色を眺めながらおにぎりと唐揚げを頬張ります。


う〜ん、最高!







あと、この時間だと他に走ってる車がほとんど居ないのが良いですね。

実際はほとんど居ないどころか完全に独占状態でした。(岩手から秋田側まで駆け抜けて追い抜きも追い抜かされも一回もしなかった気がします)








玉川温泉から田沢湖方面へと抜けていきます。

国道ですが、この道の景色も素晴らしいんですよね〜。








玉川温泉の温泉水を流し込んでいるので、神秘的な水の色になってますね〜。









木がほとんど沈んじゃっててとても不思議な光景です。




その後、角館あたりで明日の天気予報を確認したんですが、秋田と山形、どちらが晴れるか結論を出せなかったので、県境になる由利本荘の宿を確保し、あとは気の向くままに走っていきます。








由利本荘で日本海に沈む夕日を眺めてから、夕飯どころを探します。









へぇ〜、こんなところで本格スペイン料理が食べられるとは思ってませんでした!
とても美味しかったです。


同じく横浜から(旦那さんの祖母の見舞いで)来ていた若夫婦と店主と話が盛り上がり、パエリアは2人前からということで諦めていたのですが、ご夫婦から分けていただいたりと、とても楽しいひとときを過ごさせて頂きました。





6月2日(日)






朝になってから気象衛星で雲の様子を確認すると最初に晴れたのは秋田県。








というわけで、鳥海山の麓(由利本荘)まで進んでいたのに、一旦北上して男鹿半島を走ることにします。









まずはお約束の寒風山。









何度走っても良い場所ですね〜。




今まで一度も使ったことがなかった「なまはげライン」を試しに使って入道崎まで走ったんですが、快走路と言うよりも男鹿半島を縦断して効率よく走る自動車専用道路に近い位置づけの道路だと思いました。










というわけで、あっという間に入道崎付近まで着いちゃいました。









相変わらずオオイタドリが生い茂りまくっている海岸線に沿ってロードスターと人馬一体ダンスを踊ります。(ここのカーブと上下のリズムは本当にダンスみたいになります)


太陽の位置関係(南東)からして、行きに海岸線沿い(北西方向)、帰りになまはげラインにしておけばよかったです。







お〜、メガソーラー! 初めて実物を見ました。









田植え直後の八郎潟!









そして、再び由利本荘を越えて鳥海山付近まで戻って来ました。


遠くに黄色い帯が見えていますが、菜の花まつりをやっていたので立ち寄ってみることにしました。








お〜、素晴らしい!

昨日、横浜町に辿りつけなかったので、こちらで楽しめてよかったです。








ちょいと失敗したのが、あと30分早く会場に到着しなかったこと。

ついさっきまで鳥海山の山頂が雲間から見えていたんですよね〜。

残念!









でも、それ抜きにしてもこの眺めは大満足です。









さらに地元の大人だけでなく大学生や高校生たちが一生懸命物販や工作教室なんかをやってイベントを盛り上げていたので、私も積極的に利用させてもらいました。









こんな太陽を囲む小さな虹を見上げながら、かき揚げや牛串をいただきました。

(牛串はあまりに美味しくて、おかわりしちゃいました)







その後も鳥海山付近を走り回ります。

この写真だとわかりにくいんですが、後ろの湿地に水芭蕉が少し咲いてました。







さすが田舎の猫、のんびりしたもんです。









いつものスノーシェッド前にて。









さらに恒例となった温水路巡り。(金浦温水路)









小滝温水路。




鳥海山ブルーラインは思いっきりガスってそうなので、麓の抜け道を使って山形入り。







先ほどの菜の花まつり会場で女子高生達から勧められるままに勢い余って3つも購入してしまった大福餅ですが、やはり3個は多かったのでした。











threetroyさんのブログで興味を持った十六羅漢付近をドライブ。

なるほど!って感じでした。
(写真はthreetroyさんのブログでどうぞ)







続いて月山方面へ移動。









庄内平野!









ガスを纏ってますが、月山はいつ見てもいいですね〜。









月山高原牧場付近を探索。









写真には写ってませんが、実は本日一番交通量が多かったのがここだというのが意外な事実。

地元民(しかも若者ばかり)のドライブスポットとして人気なんですかね?

と、言っても私以外に5台ぐらいの車をたて続けに見かけたって話なんですが。








確かに景色の良い場所なんですよね。









さすがにここまで来ると誰も居ないのでした。









だだちゃ豆ソフト。

本当にだだちゃ豆の味が前面に出まくっている味でした。









では、そろそろ帰りますか!










大きな地図で見る
というわけで、東京までボチボチと走って帰りました。




いやぁ〜、さすが北東北、楽しかったです!





以上です。