金曜日段階の天気予報では西日本全体が広く晴れるとの事だったので、とりあえず兵庫県西宮名塩SA(東京からの距離だと岩手行くのと同じぐらい)まで移動 して車中 泊で待機。



明日の本命は四国カルスト、次点で岡山、鳥取周遊、ではおやすみなさい!




6月8日(土)




朝4時に目覚ましで無理やり起きてスマホで雲の状態をチェック。



・・・・



予想だにしなかった雲(大気)の動きで、九州四国、山陽山陰は早々に曇ってしまいそう・・・・。

日本列島は曇る時は基本西側からなので、西に来たのが仇になった格好。


うーむ、何のためにこんなところまで来たのか、と思いつつ、カーナビの目的地を丹後半島に指定して北上を開始します。









祝、15万キロ。

これまでありがとう、そしてこれからもよろしく!











さすが盆地地帯、雲海が広がってますね〜。









というわけで、早朝盆地ガスドライブ!









これ、大好物な景色です。









そして巨大な畝。


何の畑でしょう?







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下道をしばらく走って丹後半島の根本に到着。








植生が一気に海浜性に切り替わって非日常感満点です。









ちょっとしたビーチドライブ。


(能登半島の千里浜なぎさドライブウェイを期待してはダメです、むしろここではUターン時にスタック注意です)










ひたすら海沿いにへばりついて走っていきます。









そんな中出会った水揚げ風景。


邪魔にならないように遠くから眺めます。

(本当は何が揚がってるのか見に行きたかったんですが)







地図上では海沿いに行けそうだったんですが、お腹擦りまくりの悪路だったので途中で断念。








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国道でひょいっと走っちゃうにはもったいない感じがしますので、あれこれ探索。









こちらの県道は予め工事通行止めの看板が出ていたんですが、工事現場ではすんなりと通してもらえ、誰もいないワインディングロードを楽しめました。



最高!









琴引浜に到着。


ここは有料駐車場なのですが、写真撮るだけなら無料でOKとのことで1枚2枚撮らせてもらいました。









同じく琴引浜。北側の無料駐車場から歩いて散策。


足を蹴りこむように歩いて鳴き砂を楽しみます。









花が沢山咲いていて綺麗ですね〜。









名も無き村道にて。

ガードレール無しなのが海と一体感があって素晴らしい!










屏風岩にて(写真左隅)









「碇高原」という看板が出たので迷わずハンドルを切ります。(名も無き村道にて)










碇高原に到着!


へぇ〜、丹後半島にこんな場所があったんですね〜。










お! 若牛君達が興味津々じゃないですか。










ところがいざこちらから近寄ると蜘蛛の子を散らすように逃げてしまう若牛君達。











草を手に持って待つこと3分、1頭がそろりそろりと寄って来ました。









しかし、手に持っていた草には結局口を付けず、私の方に顔を寄せてきます。










ふむ、よしよし。










こういう時、牛って舌でコミュニケーションを取りたがるんですよね。

猫みたいにザラザラの舌ならいいんですが、牛の舌はかなりウェッティですから、思わず逃げてしまいます。










1頭が来た後に他の牛達も寄ってくるのはいつものこと。








気を抜くとベロンとやられるのでギリギリで逃げてます。









よしよし!









碇高原、大満足!

では、行きますか。








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下りは県道653号線を使ったんですが、道幅が太いのは名も無き村道のほうです。


県道653号線側から登ると「ドカーン!」と牧草地帯のハイライトに出るのが素晴らしいのと、下りは名も無き村道を快適に下るのがオススメです。(つま り、私のた どった道の逆走)








菖蒲の仲間ですかね〜。

とても綺麗です。








再び海にへばりついて走り始めました。










海浜性植物の中を走るのは本当に楽しいですね〜。





続いて丹後半島の先端、経ヶ岬に到着。


左に灯台が見えるという看板があったので、看板の前まで移動して「どれどれ」と見てみて吹き出しました。





ここまでチラ見せな灯台は初めてです。








と、思ったらちゃんとした散策路が有りました。


やめときゃいいのに山頂展望所を周遊するコースをチョイスします。

(20名ぐらいとここで出会いましたが、そちらに行ったのは私一人でした)







展望コースは途中で灯台を見下ろせるぐらいで、肝心の山頂展望台は木に覆われていて何も展望できないのでした。


しかも、反対側に下って行ったら、歩く人が少ないからかかなり道が荒れ気味でした。(ドライブ用の靴だったので歩くのに難儀しました)









ここは素直に灯台だけ往復するのがオススメです。
(って、言われなくても皆そうすると思いますが)










あ〜、ここ、ここ! 


10年ほど前に丹後半島を走った時に見た中で唯一覚えている景色です。

綺麗な海を見下ろす断崖に隧道が掘られていたんですよね。







いやはや、素晴らしい!

記憶通りです。これを見に来たのでした。










昼食は地鶏丼と筒川そばをチョイス。(浦 嶋公園にて)

阿蘇地鶏と一緒で筋肉質な硬い肉で美味しかったです。









船置き場(舟屋)の屋根の上にはウミネコがいっぱい。


屋根上でここまでの生息密度は青森県の鰺ヶ沢の焼きイカ屋の屋根ぐらいでしか見たことが無い気がします。

よっぽど餌が豊富に手に入るのでしょう。









再び海沿い絶景ドライブ。










いやぁ〜、気分爽快ですね〜。



そして、ついに雲が西から徐々に流れて来ました。

気象衛星画像で確認すると、あと1〜2時間持つか持たないかです。







いまのうちに堪能しておきましょう!









このあたりはすべて名も無き村道です。









絶景ポイントがいろいろありますよ〜。


素晴らしいエリアです。









伊根の舟屋に到着。









重要伝統的建造物群保存地区選定地(長い!)なんだそうです。









その後は国道で海沿いに天橋立方面に向かいます。









ここら辺でそろそろ丹後半島ともお別れです。








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丹後半島は見どころが多かったので、おいしい食事込みの1泊2日ぐらいでゆっくり巡るのがよさそうな場所ですね。









国道を流れに任せて走っていたら急に睡魔に襲われたので、アダ○トDVD自販機の裏にちょうど良い感じでイタドリに隠れて車を停められるスペースが有った ので、そこ で軽く昼寝。


なんという幸せ。

(もう数週間もしたら暑くて寝てられないと思います)









寝てる間にすっかり薄雲に覆われてしまいましたが、そのまま福井方面を目指して走り続けます。









この辺もいろいろ良い道がありますね〜。








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って、調子に乗って走っていたら東側に抜けられなくてUターンさせられた場所もありましたが。








ミニストップのアイス、なんか原価を落としたような気がしないでもないです。

(そう感じる人、いませんか?)









敦賀の手前で夕日を拝みます。









敦賀市内のガソリンスタンドのお兄さんが教えてくれた海鮮アトム

(なんか県外ナンバーの車ばかりが停まってましたが)







左からヒラマサ、筋がつお、アジなのですが、アジの料金が筋がつおと同じ(たしか300円前後)でびっくりしたのですが、食べて納得でした。


伊豆半島とかでこんなアジの刺身を出す店、無いかなぁ。



明日の予報では富山・岐阜・長野は晴れるらしいので、移動はこのぐらいにして敦賀のホテル(駅前のルートイン)で一泊。





6月9日(日)





早朝に雲の様子を確認したら、狙っていた岐阜(九頭竜や有峰林道経由)や富山も含めて近所は全滅の気配。



わかっちゃいますが、大気が不安定な時の天気予報はさっぱりアテになりません。









一度不貞寝してから宿泊プランに付いていた朝食をちゃんと頂いてから(6時半に食堂オープンはありがたいです)ホテルを出発。









富山から見る北アルプスもご覧のとおり。










新潟沖に小さな高気圧が移動してきたおかげで、糸魚川を越えて上越エリアまで来た所でなんとか晴天の下に出ました。


天気予報ではこの高気圧がもっと南に来て大きく張り出す予定だったのです。









というわけで、上越→中越ドライブです。










上越エリアの広域農道や県道を自由気ままにつないでいきます。


自由気ままといえば聞こえは良いのですが、実際のところ普段は魚沼スカイライン(中越)から妙高(上越)に向かって走ってくるので、逆方向だとどこと どこがどうつながっていたか、さっぱりわからないのでジグザグ走行になっちゃいます。







お陰様でとても新鮮な気分で走れました。









この写真だと何が何だかわからないと思いますが、実はここら辺一帯に蛾の成虫が数百匹乱舞してました。








とても幻想的な光景でした。










さすが上越、素晴らしい道がいろいろありますよ〜。









日本有数の米どころ、こんな田園風景が度々登場します。









いやぁ〜、楽しいですね〜。





しっかし、四国に行くつもりで東名・名神と走ったのに、新潟を走ることになるとは自分でも思ってませんでした。









本日もお蕎麦を頂きます。

いわゆる素朴な田舎そばです。

おいしゅうございました。









山桜ですかね。

写真は撮ってませんが、この後残雪地帯に入りました。









一応高気圧の圏内ですが、どうしても西から雲が流れてきてしまうみたいです。(菖蒲高原手前、なお菖蒲の季節は1ヶ月後とのこと)









とある林道にて。









さすが新潟県、林道ですらちゃんと舗装されてますね〜。









あ! 温水路だ!


岩手、秋田以外で初めて見ました。







大厳寺高原に菖蒲が咲いてました。









ほんと、探せば良い景色の場所がいろいろありますね〜、上越・中越には。








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改めて走行ログを見ると、かなりの自由気ままっぷりです。








魚沼スカイラインには向かわずに、いつもと違うコースに入ってみました。









おおおお! ラベンダー畑じゃないですか!









いやぁ〜、こんなところでラベンダー畑を見られるとは思いませんでした。

狙って来たわけじゃないので、かなり得した気分です。









さらになんとなく気が向いて清津峡へ。


ここも魚沼スカイライン優先で毎回飛ばされる場所ですが、日本三大渓谷の1つです。
※三大渓谷 清津渓谷(新潟県)、黒部峡谷(富山県)、大杉峡谷(三重県)









1kmほどの有料トンネルの途中途中に展望箇所があります。










なるほど、こりゃぁすごい。(記録用に超広角で無理やり撮影。実物の迫力は写せません)










紅葉の季節はさぞかし綺麗なんでしょうね〜。

ブラボー!








温泉でひとっ風呂浴びてから帰宅モードに。









赤城高原SAにて。(「2」)









人生初走行中LFAとの遭遇はラジエター損傷状態(?)でした。

あらら。。。








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丹後半島&上越中越ドライブは以上です。





後日談







紫陽花が満開になりましたが、案外雨の少ない梅雨ですね。








私も東京に住んでますから、株価をテレビ撮影してる光景なんぞ、しょっちゅう見てます。
(※「うぉおおお、テレビ取材だァって喜んで撮ったわけではないです)








なんせ東京住まいですから、東京駅なんてしょっちゅう使ってるわけです。
(※島根への夜行バスに乗るとき以来の東京駅で舞い上がって写真撮っちゃったわけではないです)





丹後半島で気がついたんですが、前輪タイヤの内べりが激しかったので、新品に交換しました。
(再びインドネシアのピンソ製)







せっかくなので、アライメント取り。(前輪をトーイン&ポジキャン方向へ調整。すべて基準内へ)



と、まぁ、こんな感じでございました。




以上です!