ブラジルドライブ旅行記 10

目次








こちらでたまに見かける最新型のカローラ、エアロパーツでドレスアップなんかされていて、まるで高級車の扱いだなぁって思いました。

というか、古いカローラをまったく見かけないところを見ると、トヨタもブラジルに最近になって進出したんですかね?

ただ単に売れてなかっただけみたいです)










たまに見かけるタコ。


飛行機の中で読んだ本の中に、タコは麻薬取引のサインと書かれていたので、見つける度に凧あげしている人を探してみたのですがなかなか見つからないので、かえって自分の中で信憑性が増して行きました。

(あとで地元の人に聞いたら、凧揚げが麻薬取引のサインだなんて聞いたこともないって話でしたが、真実はいかに)







お兄さんに教えてもらったとおり、国道を東に6kmほど戻ると、何やら標識が見えてきました。








なるほど、たまに見かけるこのマーク、観光ポイントを示すものだったのですね。



国道から脇道に入り、すれ違い困難な未舗装路を100mほど走って行ったところに広い駐車場があり、そこに30台ぐらいの車が停まっているのが見えてきました。



私も駐車場に車を停めて、その先の広場へと歩いていきます。








お〜!

なるほど、さっきの場所でお金を払わなくても、ここから一望できたんですね!




しかし、私が行きたかった場所はこんな感じでもないんです。




周囲を軽く見渡してみたましたが、それっぽい場所は見当たりません。



うーむ、ここじゃなかったのかなぁ。



でも、おみやげ屋さんのお兄さんにちゃんと写真を見てもらって場所を尋ねたしなぁ・・・




そう思いながら、右の方へ歩いて行くと、さらに下に降りていく道があったので、念のためそちらも確認しておくことにしました。









あった!


あそこだ!



と、見つけたまでは良かったのですが、あそこにたどり着くためには意外に急斜面を降らねばならず、クロックスサンダルで来てしまったことを軽く後悔したのでした。


それでも、普段の登山経験を活かして、なんとか慎重に降りていきます。



さすがに撮影ポイントして人気があるらしく、撮影できそうなタイミングを見計らって待っていたところ、そばに居た若者グループの中で一番色黒で丸刈りのリーダー格の男の子が私に話しかけてきました。


てっきりポルトガル語で話しかけられたんだと思って「ポルトガル語はわからないんだよ」と英語で答えたところ、「オレは今英語で話してるよ」と言われてびっくり。


ぱっと見やんちゃ坊主風だったので、まさか流暢な英語を話せるとは予想していませんでした。


しかもグループの中でも英語を話せるのは彼だけだったらしく、私達2人が何の話をしているのか、ちゃんとメンバーにもポルトガル語で伝えるという、見かけによらず律儀な青年なのでした。


いろいろ話をしてみたところ、彼らはクイアバ(ここから車で1時間ぐらい)に住んでいるにもかかわらず、ここに来たのは実は初めてなんだとか。


そんなもんなんですかね?




さて、撮影場所が空いたので、男の子に「写真を撮ってもらえますか?」と、お願いしてみたところ、、、







なぜか、彼らの写真を私が撮るという話になってました。

(英語を話せる子は真ん中の紺色のボーダーシャツの丸刈りの子です)



デジイチを首からぶら下げていたので「新聞記者なの?」と、質問されたのですが、「違うよ、ただの旅行者だよ」と答えていたにもかかわらず、、、、







「やべ〜、俺達ジャパンタイムズに載っちゃうよぉ!」と、大はしゃぎしているのがなんとも微笑ましかったです。


ちなみに、あの出っ張った岩に乗れたのはグループの中でも写真の2人だけでした。




で、今度こそ写真を撮ってもらおうと思ったのですが、肝心の英語を話せる子が先ほどの写真を撮ってる間に「チャオ!」と言葉を残して登って行ってしまったので、残った子たちにジェスチャーで伝えてお願いしました。









日本男児だったらこのぐらいはしないとね、ってことで、端っこギリギリに立って、体を気持ち外側に倒してみました。


これのせいで頭のネジが飛んでると思われたのか、「そこで前転してよ!」と、ジェスチャーでリクエストされてしまったのですが、そこまでお調子者じゃないのでお断りしておきました。









「俺も、俺も〜!」と、なぜかこんな写真も流れで撮ってもらってます。


ピンクのシャツの彼もなかなか度胸が有ります。

ブラジル男児の面目躍如といったところでしょうか(笑)。


しかし、改めて冷静になって写真を見て思いますが、精一杯体を傾けて立っているおじさん(私)、肝が座っているというより、大人気無いなという感じがしますね。。。


それはともかく、ギマランイス高原について事前に調べていた時にここの写真を見つけた瞬間から絶対に乗ってみたいと思っていたので、大いに満足しました。





さて、そろそろ車に戻りますか。









駐車場に停めてあった、マッドマックス風で個性的な三輪バイク。


かなり注目を浴びていました。



自分の車に向かって歩いていると、先ほどの丸刈りの子に呼び止められ、「さっき写した写真を見せてよ」とお願いされました。



お安いご用と写真を見せてあげたのですが、写真を見て開口一番、


「なんだ、俺、顔真っ黒じゃん・・・」


と、がっくり来た様子だったので、慌てて、


「いや、それは雲を写すのを優先して暗めに写したからだよ」


と、言い訳しました。


まぁ、実際彼は(たぶん混血で)色黒なのですが、年頃だし、そういうことが気になるんだなぁと思いました。


そういえば英語が通じるんだったら、これを教えてもらおうと思いつき、「クイアバに良い車の修理屋さんを知らないかな?」と、尋ねてみたところ、お店の場所を説明してくれたので店名を確認してみたら、「Localiza」というブラジル国内で大手のレンタカーショップの名前を答えたので、「レンタカーの修理がしたい」と私が言ったのを「レンタカーを借りたい」と、間違って伝わったみたいです。

「リペアショップ」という単語で説明してみたのですが、どうしても通じてなかったので結局彼に教えてもらうのはあきらめてしまいました。


というわけで、レンタカーショップの場所を一生懸命説明してくれた彼らに礼を言って握手をしてから車に乗り込みました。






茶色の看板に書かれた場所、全部観光ポイントです。

このギマランイス高原にはいろいろ見どころがあるんですね〜。


時間に余裕があるんなら、丸一日ここで過ごしてみるのも良かったのかもしれません。



そんなことを考えながらクイアバの方へ下っていくと、カメラのマークとともに観光地であることを示す看板が道路脇に立っていたので、試しにどんなもんか立ち寄ってみることにしました。




まずは看板の指示に従って脇道に入ります。







写真は直線区間ですが、ブラジルにしては珍しい山岳ワインディングロードが続きます。


Voyage号のハンドリング、初めてまともに体験しましたが、「なかなか」です。

ちゃんと狙ったラインに乗せられるところは、さすがフォルクスワーゲンといったところ。

ただし、前にも書いたとおり、走っていて「楽しい!」って感じるほどの出来栄えでは無いです。







道が未舗装の悪路になったところでこれ以上進むかどうしようか悩んだのですが、せっかくなのでもう少し走ってみることにしました。



未舗装路区間を10分ほど走ったところに建物が一軒あり、建物の塀に「ここから先、中に入るのに一人10レアル」(450円)という看板が立っていました。



建物横の駐車スペースに車を停めると、すぐに中から白髪で白ひげのおじいさんが出てきて、こちらにゆっくり歩いてきました。


車から降りておじいさんに挨拶をすると、おじいさんがこの場所について説明してくれました。

いわく、


「ここから300m行ったところに車を停めて、そこから林の中を5分歩くと展望台があって、そこからの眺めが実に素晴らしいんだよ」


とのこと。


この「300m」の部分がなぜか脳内で「3時間」に変換されてしまい、「3時間もかかるんだったら今日は諦めます」と返事をしたところ、「いやいや、5分だよ」と言われたところで、自分が勘違いしていたことに気が付き、「じゃぁ、行ってみます」と財布を取り出して、10レアルを支払いました。



では、行ってみましょう!







建物から先は、さらに悪路(牛付き)になります。



道はどんどん狭く険しくなり、木の根が飛び出してたり、水の流れで大きくえぐれたりしていたので、「いくらなんでもこれは無理だろう」と思って、少しバックしてみたら、そこに少し車を停めるスペースがあったので、ここがおじいさんの行ってた300m先の車を停める場所だったんだと気が付きました。

危うく通りすぎて、悪路で立ち往生するところでした。




さて、ここから先は歩いていくわけですね。






灌木林の中に続く道を下って行くと、たまにトカゲが草むらに逃げて行ったり、頭上をケニアでも見た大きな(アゲハサイズの)黄色い蝶が飛んでいったりしました。








駐車場からきっちり5分、灌木林を抜けて広場に出ました。


その先には大平原が広がっていて、本日3回めではありましたが、いちいち感動させられました。


しかもここはこれまでと違って誰も居ません。


完全に貸し切りです!







さらに、この時間になって晴れてきました。

ラッキー!

(この写真を見て、私がセルフタイマーをセットしてからあの石の上まで走って行き、さもずっと座っていたかのかのように慌ててポーズを取っている姿を想像してはダメです)



実際、この写真を撮影した後は、他の観光客(中年の夫婦)が来るまで15分ほど石の上でぼーっと座ってました。


今日巡った三箇所の中で一番くつろげたと思います。


先ほどの建物の場所がAlto do Ceu Ninho das Aguiasという場所で、ギマランイス村からクイアバ方面にBR251号線を5分ぐらい下ったところに左側に案内看板が出ていますので、そこから15分ぐらい奥に入った場所です。






さて、戻りますか。(15:00)











右側の建物、最初はここが観光ポイントかと思ったのですが、軍か気象関連の施設ですかね?

(帰国後に調べてみたら空域管制局(Departamento de Controle do Espaco Aereo、DECEA)のブラジリアに本拠を置くCINDACTA IのDTCEA(Destacamentos de Controle do Espaço Aéreo)–GI–Chapada dos Guimarães (MT)分隊で防空管制業務を行っているレーダー基地でした。







舗装路になってからは再び気持ちのよいワインディングロードを駆け抜けていきます。

ここはロードスターで走ったら楽しいでしょうね〜。









クイアバ方面へ下るBR251号線、なかなかの快走路ですが、さすがに交通量が多いです。


正月にギマランイス高原で過ごす人が多いのでしょう。

(ギマランイス高原はクイアバに住んでるお金持ちな方の別荘地なんだそうです)









道路脇にはこんな奇岩地帯もあります。











遅い車も量も多いし、追い越し禁止区間が続くので、流れに任せてのんびりと下っていきます。











おぉ〜、すごーい!
(広角レンズなので小さく写ってますが、実際は大きな崖です)











あれ? スコール?


さっきまで晴れてたのに、めまぐるしく天気が変わりますねぇ。

展望台に居た時に喰らわなくてラッキーでした。



そして、今なら車の泥汚れが綺麗になるのも期待できて一石二鳥です。







普通の大雨程度のスコールです。

このぐらいだと、車は期待したほど綺麗になりません。


ただ、フロントウインドウにこびりついた虫の体液はすっかり綺麗になったので助かりました。








クイアバの市街に入りました。

さすがマットグロッソ州の州都、かなり立派な街です。(人口52万人、愛媛県松山市とか栃木県宇都宮市と同規模)



ここで休止状態にしてあったGoogleMapナビを立ち上げると、無事にナビゲーションを再開してくれました。


これでホテルに迷わずにたどり着けます。








と、ここまでは順調に走っていたのですが、信号待ちをしている時にちょっと先の道を確認したくてスマホの画面を触ったら突然GoogleMapナビがエラーで落ちてしまいました。


タイミング悪くネットもつながらない状態だったので万事休すです。


幸い、目的地をセットするときに道の形状が独特だったおかげでホテルの場所を覚えていたので、その記憶を頼りに自力で走ってみることにしました。









あった、あった、たぶん、あのホテルです!

GoogleMapに登録されていた場所とは微妙にずれてましたが、名前はこれです。(16:00)


我ながら素晴らしい!




しかし、Uターンしてホテルに近づいてみると、窓のシャッターが降りていて、ガラス扉の中も暗く、まるで休業しているように見えます。


でも、名前は間違いなくここなので、スモークガラスの貼られたガラス扉を押してみると、ちゃんとドアが開きました。


一応営業はしているみたいです。


建物の1階は奥行き20mぐらいのだだっ広い広間になっており、壁際にソファーや電源が入ってないテレビが置かれていて、さらに一番奥に受付っぽい場所があって、そこに若い男性のスタッフが立っていました。


受付のところまでまっすぐ歩いて行き、自分の名前を伝えてみたところ、ちゃんと予約の確認が取れました。

昨日の夜に予約したウェブサイトの確認画面を消してしまい、受付完了のメールも届いてなかったので、どうなることかと思ってましたが、これでまずは一安心です。


料金はネットで予約時にクレジットカード情報を入力した時点で支払われていたらしく、ここでは精算手続きはありませんでした。
(113レアル、5020円、さすがに高い!)



受付のお兄さんの対応はさわやかな笑顔で良い感じです。









大きな地図で見る
本日の走行ログ 総走行距離 533km




部屋に案内してもらう時にスタッフのお兄さんと2人で小さなエレベーターに乗ったのですが、これがまた手動ドアの小さいやつで、動き始めの「ガコン!」というショックがデカくて落ちるんじゃないかとびっくりしました。

エレベーターのショックに慣れてない日本人にとっては心臓に悪い仕様ですが、お兄さんは私の大げさな反応を見て笑ってました。








さすが、これまでで一番値段の高いホテル、設備はまずまず揃ってます。


お兄さんがひととおり説明して部屋を立ち去った後、腕に痒みを感じたので確認してみたら、さっそく蚊に刺されてました。


すぐに蚊取り線香をセットして炊き始めます。


Wifiを使ってbooking.comを確認すると、今日は普通にページが開けました。

どうやらサーバーダウン騒ぎは昨日だけだったようです。

ネットの速度も快適で、さすが州都クイアバの100レアルオーバークラスのホテルといったところでしょうか。


さて、明日の宿をなんとかしなければならないのですが、朝にメールを出した旅行代理店からは何の返事も届いていません。


仕方なしにホームページに掲載されていた電話番号に直接電話をかけてみようとしたのですが、何やら男性声の事務的なメッセージが流れるだけで、つながる気配すらありません。


しょうがないので、受付の若い男性スタッフに助けてもらうことにしました。


まずはスマホの翻訳アプリに「旅行代理店に電話をかけたい」という文章をポルトガル語に翻訳させ、それを手に持って受付に向かいます。


受付ではお兄さんが相変わらず感じのよい笑顔で応じてくれたので、スマホの画面を見せて旅行代理店に電話がかからないことを訴え、電話のかけ方を尋ねてみました。


すると、私のスマホではなくホテルのコードレス電話を取り出してそれを使って電話をかけてくれました。


しかし、お兄さんが電話をかけても誰も出なかったらしく、旅行代理店の名前を尋ねられたので、受付のPCのブラウザーを借りて、直接画面にホームページを表示させます。


お兄さんはそのウェブページに記載されていた担当営業マンの個人携帯に電話をかけてくれました。


これだけでも感動モノだったのですが、電話が相手とつながってしばらく何やら会話した後、パソコンの画面をGoogle翻訳に切り替え、「名前」「人数」「宿泊日」などの必要事項をその場で私に確認してくれ、それを旅行代理店側にどんどん伝えてくれます。


ちなみに翻訳先の言語が最初は中国語にセットされているのに気付かず、「なんだろう?」と、思って画面を眺めていたのですが、途中で気がついて日本語にセットしなおし、翻訳結果の文章を見ると怪しい感じだったので最終的に英語にしました。


というわけで、お兄さんのおかげで無事に予約が取れました。料金は1泊2食付きで160レアルだとのことです。


この対応に大いに感動しつつお兄さんにお礼を言うと、「なにか困ったことがあったらなんでも相談してよ」と書き込まれたので、「それではお言葉に甘えて」、と、レンタカー修理の事も相談してみました。


お兄さんから「車の修理工場はホテルの横に1軒とホテルの裏にも1軒あるんだけど・・・、どんな故障なの?」と、尋ねられたので、車を見せれば早かったのでしょうが、筆談用に紙とペンを持ってきていたので、その場で状況を図で描いて伝えました。


すると、「じゃぁ、横の工場でOKだよ。今日は元旦で営業してないから、明日の朝にここに来てもらえるように言っておくね」と、これまた一流ホテルのコンシェルジュみたいな対応をしてくれるのでした。


この時にGoogle翻訳が表示した「Workshop」という単語を見て、RepairShopじゃなくてWorkshopだったのだとわかりました。

ひとつ賢くなりました。


さらに甘えついでに夕食について相談してみると、「今日は1月1日でどこも営業してないから・・・」と、Google翻訳に書き込みながら、受付の脇に置いてあった出前をしてくれる飯屋のメニューを2つ持ってきてくれました。


1枚はピザ屋だったのでスルーし、もう一つの店のメニューから「あなたのおすすめの食事を教えて下さい」と翻訳サイトに打ち込むと、「これかな」と教えてくれたので、それを注文しました。


さも当然のようにお兄さんは店に電話をかけてくれ、「何レアル支払いますか?」と質問されて最初は何のことか意味がわからなかったのですが、「お釣りの準備のため」と次に書かれた文章でやっと意味がわかったので、「50レアル支払います」と答えました。


出前スタッフはお釣りのお金をぴったし持ってやってくるのでしょう。

もし、自分で電話して注文していたら、ポルトガル語でこれを質問されて答えに窮するところでした。


そう言えばと思い出し、お兄さん経由で「量少なめ」とお願いしておきました。



いやぁ、本当に助かりました。


昨日の夜にbooking.comがサーバーダウンしてこのホテルしか取れなかった時は「こんな無駄に高いホテルしか予約が取れなくて失敗したなぁ」って、思っていたのですが、結果的には大正解でした。


2014年、素晴らしいスタートです!



お兄さんにお礼を言って、部屋に戻ってから、明日から滞在するボンジャルジンについて調べていたらドアのノック音が聞こえたので、いそいそとドアを開けます。


すると、出前のおじさんがドアの前に立っていて、箱に入れられた料理を無事に受け取ることが出来ました。
(料金25レアル、1100円)

この重さ、、、やはり量少な目は伝わりませんでしたかね?



さーて、頂きます!


って、フォークとか無いんですかね?


と、料理の箱の中を探し始めた瞬間、再びノック音が聞こえてきたので、「あぁ、渡し忘れだったか」と思いながらドアを開けると、さきほどの受付の若い男性がお皿にナイフとフォークとスプーン、反対の手にコップを手に持って笑顔で立ってました。



あまりにも感動して、受け取った後に思わず握手してしまいました。









その11へつづく