10月
1日だけ予定が空いたので初島でダイビングをしてきました。

超快晴!
ブラボー!

今回はハーフボートで潜ってみました。(行きだけ沖まで船を使い、帰りはビーチでエキジット)
お陰で沖のベストポイントでのんびりしてられました。

ネンブツダイの群れの中にそっと入らせてもらって幸せ満点。

たまにはマクロ写真。
ウデフリツノザヤウミウシ、通称ピカチュウウミウシ。
(16mmの広角でどこにピントが合ってるかわからない状態で撮ってるので、これが限界です)

イロカエルアンコウの子ども。
ウミウシもカエルアンコウも指先サイズです。
一緒のグループで仲良くなったご夫婦に伊勢海老をご馳走してもらったりして、満足度の高い一日でした。
動画編です。

続いて仕事で九州へ。

博多水炊き。1人で食べるのにも予約が必要でしたが、とても美味しかったです。

福岡空港3Fのソフトクリーム、なかなかレベルが高いです。
(ニッセイか何かを使ってるのかと思ったら、大ぶん時間が経ってしまったので記憶が定かじゃないんですが北海道の北の国ファームのソフトだそうです)
11月

仕事とプライベート半々で宮城へ。
震災以来久しぶりに松島の牡蠣を食べました。
やはり、ここの牡蠣が一番美味しい!!(こうは)
(生牡蠣も美味しいですが、邪道だと思っていたカキフライも凄かったです)
翌週の週末の仕事が急遽空いたので田子でダイビング。
すでにシーズンが終わっていたので、お客さん私一人でガイドさん独り占め。
好き勝手に潜らせてもらいました。

ガイドさんに頼んで、私が群れに突っ込んで行くところを撮ってもらいました。
もちろん普段は両手を広げて潜ったりなんかはしませんが、この時は空を飛んでるイメージでやってみました。

珍しいカサゴの縄張り争いのシーン。
水温19度に15年以上使ったペラッペラのウェットスーツで50分以上のダイビングはさすがに体の芯から冷えきりました。
動画編です。

冷えきった体を温めに沢田公園温泉に来たら、理由はよくわかりませんが営業してませんでした。
(壊れてる様子では無かったんですが、帰宅後に調べてみたら台風18号の影響で損壊していたみたいですね)

というわけで、体をさらに冷やしつつこんなところを探索してました。
(その後、大沢温泉に浸かりました)
初島では伊勢海老を頂きましたが、田子ではウチワエビを頂きました。
こちらも負けず劣らず美味しかったです。(値段も負けず劣らずでした)
続く3連休は仕事で新潟へ。
仕事の合間にレンタカーを借りて胎内から飯豊山方面へ軽くドライブしてみました。

残念ながら紅葉は終わりかけ。

そして雪を纏った飯豊山地。(樽口峠)
実に素晴らしい眺め!
税込み2400円の格安レンタカーを利用したのですが、なんと出てきたのは新車のプレミオでした。(普段は中古車を再利用しているチェーン店です)
新車の中型車というのは嬉しかったのですが、プレミオだということがとても残念なのでした。
というのも、実家に帰省すると運転させられるのがプレミオで、これがまた一昔前のふわふわハンドルの「ザ・日本車」で、運転するのが苦痛なのです。
これなら新潟までの足に使った会社のカローラのほうが全然運転して楽しい車でした。
ワールドワイドで売る車と日本でしか売らない車の差なのですかね?
それはともかく、ここの駐車場で軽のワンボックスで車中泊されていた年配の男性と仲良く話をさせてもらい、温泉を一箇所紹介してもらいました。

なるほど、ここは素晴らしい!(川の上流の小屋が泡の湯より良いよと紹介してもらった飯豊梅花皮荘の温泉です)
さらにその奥に別館の露天風呂があるのですが、残念ながらこの日は休業日でした。
(手前の掛け流し大浴場独り占めでも十分でしたが)

新潟の蕎麦にきのこご飯、侮りがたし。(マタギの館)

ここ、格安で泊まれるみたいなので、今度ツーリングとセットで宿泊を企画してみようかと思ってます。

岩船沖油ガス田と沈む寸前の夕陽。

そして風を受けて回る風車群。
左に見えてるこけしみたいな物体は巨大な親鸞聖人大立像。
続いて11月の最終週、前々から見てみたかったロケットの打ち上げ見物で種子島へ行くことを計画。
(本当はこの週末も仕事が入っていたのですが、仕事が土日に食い込むと判明する随分前に予約を取っていたので、この時ばかりは休ませてもらいました)
過去のロケット打ち上げ時の状況を調べてみたところ宿もレンタカーも予約が取れないことは無いと見物旅行記に書いてあったので、鹿児島行きの飛行機だけ抑えてのんびりしていたのですが、今回はなんと言っても「はやぶさ2」の打ち上げ、実はとんでも無い状況になっていて、宿もレンタカーもまったく予約が取れなかったのでした。(打ち上げ日が決定してから1日以内に宿もレンタカーも粗方空きが無くなったんだとか。電話で問い合わせたとある宿のおばちゃんも「こんなことは初めて!」と言ってました)
予約が取れないんじゃ仕方がないので、自転車&テントで行くことにしました。要は打ち上げだけ見られれば良いわけですからね!
というわけで、皆さんの紅葉堪能ブログを羨ましく見ながら土日も仕事をしてロケットの打ち上げが見られるのを楽しみに日々過ごしていたわけですが、非情にも出発寸前に打ち上げ延期の一報が。。。
というわけで、「種子島で【はやぶさ2】の打ち上げ見物ツアー」の予定が、「種子島、鉄砲伝来に思いを馳せる旅」に企画そのものが変わってしまったのでした。
とほほ。。。
出発前日の金曜日時点では元の予定日の翌日(月曜日)が打ち上げ予定日だったので、皆さん粘るつもりらしく宿やレンタカーの空きは全然出ませんでした。
まぁ、私は月曜日まで粘るわけにはいかないので日曜日に帰るしか無いのですが。
(結果は皆さんご存知かと思いますが、無理して粘らなくてよかったです)

土曜日の朝5時に東京駅を出発するバスに乗って成田に向かい、ジェットスターで鹿児島にひとっ飛びです。
飛行機の搭乗を誘導するお姉さん、えらい若い方がやってるんだなと思っていたら、CAの方が兼務されてるみたいでした。
さすがLCC、コスト管理がしっかりしてますね。
(おかげさまで預入荷物が無ければ鹿児島まで7000円とかで行けます。名古屋の実家に新幹線で帰るのよりも安いという摩訶不思議な状況)
鹿児島では調理用の燃料アルコールを入手するのに思いの外苦労しました。
意外に売ってない薬局が多くて、4軒目でようやく入手しました。

昼食は薬局の店員さんのすすめでやって来た蕎麦つゆで頂く鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ。(いちにぃさん)
なるほど、この組み合わせはアリですね!
(でも、黒豚はブランド和牛のような明確な違いは感じられませんでした。まぁ、豚肉は差が出にくいのかもしれませんね)

高速船の待合室に貼ってあった2014.11.30(明日の打ち上げ予定日だった日)と書かれたポスターを見てため息をつきます。
まぁ、今回は縁がなかったということですね。

高速船から眺める桜島。

さすが水中翼船、あっという間に種子島に到着。

テレビ局もたくさん来てるみたいでした。
これは軽いインタビューというよりも、密着取材系ですかね?

路線バスに乗って移動し、「深川」というバス停で適当に降りてみました。
写真に写ってるのが今回の旅の全荷物です。
テントや食料が入ってるザックが1つと楽器のキーボードケースが1つ。(ジェットスターだと、このキーボードケースを預けるのに追加料金が取られるんですよね〜。それでも決して高くは無いのですが、何故か損した気分になるのが不思議)

そのキーボードケースから折りたたみ自転車が登場します。
もし、ロケットの打ち上げ見学が目的だったらこんなところで途中下車しないで場所取りも兼ねて見学場まで一気に行くつもりだったんですが、今回は急ぐ必要も無いので海沿いを自転車で走るのも気持ちよかろうと思った次第です。

おーーー景色も抜群、これはなかなか気分が良いです!
まぁ、こんな小さな自転車に大のおとなが乗るとこんな感じなので傍から見ると滑稽に映るとは思うのですが、本人はけっこう楽しんでます。

ヤッホーーーーーー!
って、え!!

組み方が甘くて突然左のハンドルが突然取れてしまい、成す術なく前にコケました。(写真では前輪が180度ひっくりかえってます)
幸いというかなんというかスピードの出ない自転車なので大事には至りませんでしたが、サドルの高さは1mぐらいあるのでめちゃくちゃびっくりしました。

気を取り直して、再び海外線を走っていきます。

へぇ〜、種子島は化石があるんですね!

なるほど、貝の化石ですか。

砂浜へ寄り道。
砂地では小口径車じゃまったく前に進まないのですぐに退散。

ついに海岸線を離れてアップダウンが登場し始めました。
屋久島から種子島を見た時は平らな島に見えたんだけどね〜。
まぁ、さすがに坂が皆無ってわけはないですよね。
最初のうちは「まぁ、ちょっとの坂ぐらい」と思っていたのですが、何度も何度もアップダウンが登場するので、まさかこの後ずっとアップダウンが続くんじゃないかとだんだん不安になって来ました。
下りでは怖くてスピード出せないし、登りは不安定すぎて立ち漕ぎが出来ない自転車なので押して歩くしかありません。
深川のバス停から今晩キャンプをする予定の場所までの距離は約30km。
平均時速10kmぐらいで走らないと日が沈んでしまうので、登り坂だろうがなんだろうがとにかくがむしゃらに進むしかありません。
おまけにサドルが硬くてお尻まで痛くなってきました。
こんなことなら、もっとバスで運んでもらっとけば良かったと後悔するも後の祭り。
普段は乗ってない自転車用の筋肉が全然鍛えられてないので、残り20kmはありそうなのに早くも悲鳴を上げ始めてしまいました。
種子島をのんびり楽しむつもりが、こんなハードな旅になるとは・・・

そっか、隣の屋久島に沈むから日没も早いんだ。
しっかし、屋久島の山々は高いなぁ。
それはともかく、暗くなる前になんとかキャンプ場にたどり着かなければ・・・

小さな個人商店で今晩と明日の食料(なま物系)を入手。
幸いなことに後半は再び平らな海岸線沿いの道になり、順調に進むことが出来ました。

小学生からお年寄りの方まで、たくさんの人の声援を浴びつつ本日の宿泊地に到着しました。
(島に住んでる方って皆さん優しんですよね〜、小学生なんかみんな元気に挨拶してくれるし。だから島巡りが好きなのです)
足の筋肉はもう限界です。
さて、このキャンプ場、本来は営業期間外なのですが(夏季のみ営業の場所)、事前に役場に電話してキャンプ使用許可をもらってあります。
どうせロケットの打ち上げを見ないなら、こんな空いてるキャンプ場のほうが静かで快適だろうという判断です。

トイレだけでなく水場やシャワーなども使えて快適な状態でした。
(私以外にもファミリーが1組校舎を使って宿泊されていたみたいでした)

広い運動場のど真ん中にテントを張らせてもらいます。
なんと贅沢な状況。

夕飯は東京から持ってきたお餅と商店で買ったハンバーグ。
なかなか美味しかったです。
種子島と言えども夜はけっこう冷え込んだのでダウンの上下を持ってきて正解でした。
(寝袋は無し)
深夜2時頃月が沈んだ後に空を見上げてみたら、満天の星空に天の川に流れ星。
運動場は空が大きく開けているので、それはそれは素晴らしい眺めでした。

翌朝、昼から雨という天気予報を参考に日の出前に出発しました。

最南端の門倉岬にまっすぐ行くつもりが、間違えて最西端の島間崎へ向かってしまったの巻。
主要道路にしてはえらい道が狭いし、スマホのGoogleマップで現在地を確認した時に岬まで想像以上に近いんだなぁって喜んでたんですよね〜。
ぬか喜びどころか、遠回りしてしまって朝からトホホ状態です。
カーナビが無いので感覚で走って道に迷いまくるのは、なんか久しぶりの体験です。(ここ以外でもあっちこっちで道を間違えました)

朝焼けのさとうきび畑。
そうそう、今自家製のアイスクリームは種子島産の洗双糖を使っているんでした。

ロードスターで走っていたら「ヤッホーーーーーー!」とか言いながら駆け抜けるシーンですが、「せっかく標高100m以上まで上がったのにあっという間に0m付近まで下るのかよ!」と悪態をつきながらブレーキ握りしめて下っております。

ナイフリッジ状の大きな岩。
登ったら気分良さそうでしたが、今にも雨が降りそうで地味に急いでいたのでやめておきました。

ショートカットコースにて。
アップダウンが少なくて距離も減らせるので選んで正解でしたが、舗装状態が悪くて小口径車だと振動で手が痺れて大変でした。

ようやくやって来ました最南端の門倉岬。
日本に最初に鉄砲が持ち込まれた場所です。
(と、この時は思ってました)

水分補給!おお、安い!
と、思ったら電源の入ってない自販機でした。(数年稼働してない?)
のどが渇いていたので目の前に長い登り坂が登場したのと同じぐらいがっかりした瞬間でした。

鉄砲伝来紀功碑。
右の案内板を読んでお勉強です。
歴史の授業ではこういった背景もセットで教えて欲しかったものです。

なるほど、どうやら件の難破船は門倉岬の突端に到着したわけではなく、あちらに見えている海岸に辿り着いたみたいですね。
ということは、ここが伝来の地じゃないってことですか。
では、「鉄砲に思いを馳せる旅」ですし、あの海岸まで行ってみますか。

あ、そっか!また標高0m付近まで下るのか・・・
(まじめに引き返そうかと思っちゃうぐらい、今日もすでに足が疲れてました)

浮きを飾りにしている住居。

さすが種子島、青看板にロケットが描かれています。
ちなみにH2Aロケットは打ち上げ寸前まで囲いの中に仕舞われているので、今回の旅では打ち上げ前の姿を見ることすら出来ませんでした。

小浦の海岸辺りに本物の記念碑が立ってました。

ここから日本の戦国時代の流れが一気に変わっていったわけですね。
(写真は宇宙センター方面)

すぐ近くにあった森山と御神田(オセマチ)。

種子島の南部ではこんなサイン看板がいたるところに出ているので標高やら現在地が把握しやすくなってます。
ちなみに、この時は緊張感の無いキャラクターに向かって「海抜5mなんてあんまりな仕打ちだ」と文句を言いながら写してました。

途中で見かけた貝の化石地帯。

本日も這々の体で30kmほど走って大和温泉までやって来ました。

青(深川バス停)、赤(キャンプ地)、黄色(大温泉和)と、2日でだいたい60kmほど自転車で走破しました。

もう、しばらくこの自転車で長距離は漕ぎたくないです。
極楽な温泉でのんびりと汗を流し、ゆっくりと足の疲れを癒やし、、、

天気予報どおり雨がパラつき始めたタイミングで1日数本しか走ってないバスに乗って港方面に戻りました。
JAXA発表の天気予報、さすがの予報精度です。

この後の区間はアップダウンは多いし、大雨が降ってきたのでバスを使って大正解でした。
(後から小さな子どもが乗ってきたのに、この席を譲らなかった大人気の無い私)

港近くの飯屋で地魚寿司に舌鼓を打ちました。
後から横に座ったフランス人の男性がメニューも見ずに(たぶん読めなかったんだとは思いますが)「マグロ」とか「サーモン」とかを頼んでいたので、私の奢りで天然ハマチ(もちろん種子島産)の寿司を食べさせてあげたら喜んでました。
いつか再会した時に恩返しに三ツ星フランス料理でも奢ってもらいたいもんです。

やって来ました種子島鉄砲館。

受付のお姉さんに頼んで撮ってもらいました。
「おじゃりもうせ」は種子島の方言で「いらっしゃいませ」の意味だそうです。
さて、この博物館、実は雨が降らなかったら来るつもりは無かったのですが(鉄砲伝来に思いを馳せる旅とか言っておきながら)、大したものは展示してないだろうとちょっと舐めてました。

しかし、実際は自然科学や社会科学のコーナーですら展示物満載で面白すぎてびっくりです。

おかげで肝心の鉄砲のコーナーをゆっくり見物する時間がなくなっちゃいました。
しかし、まさかここに日本に持ち込まれた最初の鉄砲と種子島でコピー生産された1丁目のオリジナルが並べて展示してあるとは思いませんでした。(撮影禁止なので写真は無しです)
社会の授業では「1543年に種子島に鉄砲が伝来して1575年に長篠の戦いで鉄砲が大活躍」ぐらいしか習わなかったですし、自分の鉄砲にまつわる日本の歴史の知識は皆無に等しかったので、そもそもなんで「種子島で」世界最先端技術の火縄銃の精巧なコピー品を作ることが出来たのかなんてことを疑問にも思わなかったですし、知りもしなかったので、この博物館での展示は驚きと発見の連続でありました。
というわけで、確かに「はやぶさ2」の打ち上げが見られなかったのは残念至極ではありましたが、鉄砲や種子島のことについていろいろ知ることが出来、島民に励まされた思い出深く楽しい旅でもありました。
(あと、小口径自転車の旅で平均10kmのスピードで予定を組むと予想以上にキツイ!平地続きなら楽勝ですけど、山岳国の日本でそうはいきませんよね)
次に来る時は天気の良い日にレンタカーで旅したいものです。
今回は後の楽しみにとっておくためにあえて景勝地には行きませんでしたが、屋久島に負けず劣らず良さそうな場所はいろいろありそうでしたよ。なんせ種子島宇宙センターは「世界一美しいロケット基地」なんて言われてるぐらいですから。

15時の船に乗る寸前に明日の打ち上げの再延期が決定となり、誰よりも早く延期の情報を掴んだ打ち上げ関係者の方達がこの船に乗ってきてくれたおかげで楽しい話を聞きながら鹿児島に戻ることが出来ました。
そして、密かにH2Aの打ち上げ見物に種子島再訪を心に誓ったのでした。

過密スケジュールで飛ぶLCCの弱点、成田行きの便が玉突き遅れて深夜23時過ぎの到着になってしまいました。
(これが羽田着なら平気なんですけどね〜、成田って遠いんですよ)

預け入れた自転車がなかなかターンテーブルに出てこなかったせいで東京駅行きのバスの列に並び遅れて乗ることが出来ず、次の便で東京駅に到着したのは24時過ぎ・・・、帰宅した時には25時を越えてました。
小口径自転車でのアップダウン走破だけでなく、なんともハードな種子島旅行でした。
12月

ロードスターフォーの忘年会。
ロードスター仲間と過ごすかけがえのない時間です。

ここ、料理は美味しかったんですが、混みすぎてるのがなんとも。

筑波山ドライブ。
(何気に人生初かもしれません)

ロードスターは田んぼに並べるだけで絵になります。

来年はロードスター仲間がさらに増えるかな?

帰りにハンドレッドワンに立ち寄ってオイル交換。
久しぶりにロードスターに乗った週末でした。
これ以外の写真はTOKIOさんのブログでどうぞ。
続いて出張でシンガポールへ。
(人生初シンガポール)

さらに人生初ボーイング787。
さすが最新鋭機、揺れも抑えられてるし機内の装備も快適です。
(現在地表示機能が仕様ダウンしてるのと機外カメラモードが無いのだけが残念)

さすが経済国家シンガポール、治安の不安も無いし、いろいろ快適ですし料理も美味しいです。
しかし、赤道直下ということもあって気温と湿度が高くてしょっちゅうスコールが降るのと、アイスコーヒーに頼んでもいないのに練乳をたっぷり入れられるのと、日本よりも物価が高く感じるのが難点。
でも、トータルで見ればいつか住んでみたい国の一つです。

あそこのプール、いつか入ってみたいなぁ。

マーライオン。(の巨大な偽物、本物はこれの裏に小さいのがあって、世界三大がっかりのひとつだそうな。皆に「がっかりするよ!」って事前予告を受けていたので、それほどがっかりしませんでした)
ちなみに残りはコペンハーゲンの人魚姫の像、ブリュッセルの小便小僧。

さすが中華系の国、食材はいろいろ揃ってます。

名物のチリ・クラブ、日本のタラバガニもびっくりな値段でした。(5人で割り勘しても残りのメニュー込みで一人1万円弱でした)
シンガポールの料理としては他にチキンライスは滞在中に何度も食べましたし、バクテーやペッパーチキンも美味しかったです。
そして、帰国する土曜日の朝一の飛行機が取れなかったせいで時間が空いたので、、、

こんな車を借りてみましたよ!
お値段は驚きの30分で$500。(4万5000千円ぐらい)
まぁ、シンガポールをガヤルドスパイダーでドライブするなんて一生に一度っきりの体験ですからね!
それにカウンタック世代の私にとっては人生で一度は叶えたい夢でしたから。
日本で借りたほうがトータルで安く済む(もっと長い時間借りていられる)のは知ってましたし、そのうち箱根ドライブでもチャレンジしようと思ってましたが、ここはあえてシンガポールで運転することにしてみました。
ちなみに、後ろに停まってる白のマセラティならグルーポンのチケットを使って15分で1万5千円で借りられます。

さすが、これだけのルックスになると、エンジンをかけて少し動かしただけで子ども達が駆け寄ってきます。

では、さっそく乗り込んでみましょう!
って、サイドシルが太くて椅子がめちゃくちゃ低いので、この手のスポーツカーで不用意に乗り込むと尻から落下するのを忘れてました。

出発前にスタッフのお兄さんが写真を撮ってくれます。
ぼかしを入れてますが、満面の笑みになってます。
では、張り切って行ってみますか!

ちなみに横にスタッフのお兄さんが座ってます。(一人っきりでは運転させてくれません)
最初は一人で好き勝手に運転させて欲しいなぁって思ったんですが、途中から「お兄さんが横に居てくれて良かった」と思い始めました。
というのも、30分なんてあっという間なので道に迷ってる暇なんか無いですし、ナビゲーションはお兄さんに任せて運転に集中したほうが得策だからです。
しかも、お兄さんは空いてて良い道に案内することを心得ているので、スピードを上げて良いシーン、ダメな場所をリアルタイムに教えてくれ安心してガイドを任せられます。さらにジャンクションなんかで指示への応答が間に合いそうも無いと判断すると、横からハンドルを強引に切られます(笑)。まさに究極のドライブアシストシステム(人力)。
ついでにスピードカメラ(オービス)なんかの場所も事前にちゃんと教えてくれます。間違えてちょんとアクセル踏むだけでスピードがそれなりに出ちゃう車ですからね〜。
さて、このスパイダーモデル、写真でもわかる通りかなり開放感があって気分爽快でした。

フル加速はもうさすがの一言!
この脳天に響くエンジンサウンドと加速はポルシェ991以来です。
あ〜、これがスーパーカーなんだなぁ。癖になりそうです。

高速道路だけでなく、市街地なんかも走らせてくれます。
さすがに派手な黄色のガヤルドだけあって、シンガポールでも注目浴びまくりです。
周囲の人と目が合った時にはちゃんと笑顔で手を振っておきました。(トラックの運ちゃんもちゃんと手を振り返してくれましたよ)

私はF1を全然見ないのでわからないのですが、ここはシンガポールグランプリのコースだそうです。
ちょうど前に遅い車が居なかったので、楽しく走らせてもらいましたよ。
というわけで、「いつかはランボルギーニの車に乗るぞ」という夢をついに叶えました。
動画編はこちら。
さて、たかだか30分乗っただけではありますが、自分のメモも兼ねて素人インプレッションを書いておきます。
街中巡航はそれなりにこなします。これなら日常使いもOK。
エンジンパワーとレーシングカー然とした甲高い音はさすが。この加速は病みつきになります。ものすごい麻薬性があります。
ハンドルはかなり重いのですが、ロードスター以上にクイック&ダイレクトに頭が動きます。(ハンドルが小径でロックトゥロックが少ないような感じ)ミッドシップらしさを演出してるんだと思います。
コーナリング中に加速していくと頭がインに入る動きを少し見せますが、限界を超えない分には4輪の駆動力をうまく使って安定志向で走るみたいです。(YOUTUBEでランボルギーニの車が信号からの右左折フル加速で自爆する動画をたくさん過去に見ていたので思いっきりアクセルは踏んでませんが)
右ハンドル車ということもあって前輪のすぐ後ろに足が来るのでアクセルがとんでも無い場所にあります。(普通の車のブレーキの位置に棒みたいな細さのアクセルペダル)
ブレーキは踏力が必要なタイプ。スポーツカーですしね。ユーノスロードスター以上に一生懸命踏む必要があります。ハンドルも重いので、とにかく一生懸命運転しなければなりません。
セミオートマ(E-Gear)はポルシェのPDKに比べるとギアチェンジがワンテンポ遅く感じます。加えてアクセルレスポンスが思いの外良くないので、操る楽しさみたいな部分は(ロードスターやポルシェ991と比べて)希薄です。直線番長と感じました。
これだけのパワーがある車ですから乗りこなせば速いんでしょうが常に緊張を強いられますし、コーナーでスピードを上げると自爆シーンが脳裏に浮かんで早々に顔から笑顔が消えてしまいます。
というわけで、今のところ私の中ではロードスターシリーズ=ポルシェ991>ガヤルド、と、なりました。アフォーダブルに楽しめるところまで入れればロードスターがぶっちぎりなのは間違いないですが、ポルシェ991の街中OK、コーナリングOK、加速OKの万能選手っぷりもすごいなと改めて思います。
宝くじとか当たって買ったとしても、たぶん2〜3ヶ月で所有できたことに満足して手放すんじゃないかと思います。
子どもの頃からの憧れだったんですけどね〜。
なんてネガティブなことばかり書いてるのでさぞやがっかりして車から降りたと思われるかもしれませんが、全然そんなこと無いですよ。
私の財力じゃとても所有できない手に余るほどの性能を誇るスーパーカーを操縦する興奮と刺激にあふれた非日常体験を満喫しました。
オープンモデルということもあってハイウェイからシンガポールのビル群が見えてきた時は、「最高!」って思いましたし、刺激的という意味では30分という時間はちょうど良かったです。
スタッフに聞いたら日本人でガヤルド借りた人はほとんど居ないみたいですが、みなさんも機会があったら是非チャレンジしてみてください。こんな非日常体験、なかなか出来ないですよ!いいんですか?同年代のスーパーカー世代のオジサマ達、一生乗らなくても?
ちなみに私はそろそろ買い換えようと思っていた掃除機を1年先延ばししました。いいんです、しばらくは古い掃除機と箒とちりとりで過ごせば(笑)

まだ時間があったので続いてラブラドール自然保護区を訪問。

昔はこんな熱帯雨林が広がってたんでしょうね〜。

第二次世界大戦の遺物。

日本のセミよりも煩く感じたシンガポールのセミ。
(聞き慣れない音だからですかね?)

アリの軍団。
(コンデジはマクロ撮影に強いことを再確認)

整備の行き届いた移動に便利な鉄道網。
さすがシンガポール!
って感じでございました。
さて、今週末から再び東南アジアのインドネシアへ年末大ジャンプです。
事前情報から予想するにシンガポールと違ってノントラブルの旅にするのは絶対に無理そうです。
はてさて、どうなることやら。
以上です!