-------------インドネシア ドライブ旅行記(目次)
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本日の昼食はナシゴレン。

一緒に出されたインドネシアの代表的なソース達。
最初ナシゴレンに辛味が一切入ってなくて味気無いことこの上なしだったので、ソースを1つずつ味見して辛いのを探して加えたらい
つものナシゴレン味になった。
そうそう、これこれ。
ピリッとしてないとね。
たぶんヨーロピアン向けに辛味を抑えているんだと思う。

ありゃ、やっぱり午後は本格的に曇って来ちゃったか。

さらに激しいスコールまで降って来た。
まぁ、雨期だしこれはしょうがないか。
でも、午後からダイビング以外に何かする予定があるわけでもないので、そのまま三本目をオーダーした。
希望を尋ねられたので、事前に調べた中で潜ってみたかった「フクイズポイント」をリクエストした。
ポイント名が「福井さんのポイント」って感じだなぁと思って後で調べたら実はその通りで、日本人の福井さんが発見して名づけたポイントなんだとか。
というわけで、早速ポイントに向かい(島の西側でまずまず近い)まずは名物のオオシャコガイを見物に向かった。

なるほど、こりゃデカイ。(おみやげ屋さんで売ってるサイズで言うと最大級サイズ)
こんなのにガッチリ手を挟まれて抜けなくなったら本当にエア切れに持ち込まれて死ぬなと思いながら眺めていたら、ジミーが冗談か本気かわからない顔で「手
を中に入れたら?」という
ハンドジェスチャーをしてきた。
一瞬真に受けたフリをして突っ込んでみようかと思ったけど、本当に手を挟まれたら洒落にならないので止めておいた。

続いてチンアナゴの大コロニー。
客は私一人なので、チンアナゴの大コロニー上を低空飛行して遊んでみた。
(前から一度やってみたかった)
結果は予想通り手前から順番に頭を引っ込めていくだけだし、頭の引っ込め方も徐々になので、想像していたよりは楽しくなかった。(笑)
このポイントの浅場のサンゴは本当に見事で魚もたくさん群れていたのだが、いかんせん天気が大雨で透視度が落ちちゃってるのと太陽光が差し込まなくて気分
が盛り上がらないので、まったり系
浅場ポイントは天気と透視度が重要だなぁと改めて思った次第。
というわけで、本日のダイビングが終了した。
毎回1時間以上潜っていたので、体にかなり窒素が溜まったはず。
本日のダイビング動画編
本日の移動ログ(ダイビングの2本目が入ってない)

ダイビングショップに戻り、壁に大きく掲げられたポイントマップを見ながらジミーと明日潜るポイントの打ち合わせをした。
事前の予告通り
残念ながら明日からはポーランド人のお客さんが一人増えてしまうということで、その人に合わせなきゃならんかと思ったのだけど、なんでもその人は1ヶ
月もの間ここに滞在して毎日潜るという話だったので(どんなけ休みがあるんだ!)、明日でラストの自分の希望を優先してもらうことに内心で勝手に決めてし
まった。
ポイントマップの中からジミーさんに3箇所ぐらいの希望ポイントを伝えてからダイビングショップを後にし、2階の食堂に顔を出したらちょうどその
ポーランド人の男性(40歳前後?、エンキオンさん)が居たので、挨拶をしてから明日で最後だという自分の勝手な事情を話し、明日のポイントを
リクエストしちゃったことを伝えてみた。
すると、嫌な顔ひとつせずにOKをもらえたので、個人的にはこれで一件落着である。
ちなみに、彼は去年もここで1ヶ月滞在していて、その時にダイビングライセンスを取り、ここでのダイビングが大いに気に入って今年も同じように1ヶ月滞在
してダイビングをしま
くるためにやって来たのだとか。
去年はレンタルギアだったのを全て自前で揃え直し(全部マレスの最新型だった。きっと30万円は軽く超えてるはず)マイギア持参で意気揚々と
やってきたんだそうな。
自分もダイビングを始めたばかりの頃は、朝から晩までダイビングギアのカタログを眺め、ダイビングの事ばかり考えていたので、彼の話を聞いてちょっと懐か
しい気分になった。
さて、後は明日潜るだけかと思っていたら、夕方に飛び込みで若いドイツ人男性(スベンさん)がリゾートにやってきて、彼もダイ
ビングかシュノーケリングをしたいとのことだった。
経験本数を尋ねたら、なんとライセンス取ったばかりでファンダイブは初めての超初心者だった。
スベンさんから、「ここは流れが速いって聞いたんだけど、どうだった?」と質問されたので、「どこも流れはあってドリフトスタイルですよ。最低限中性浮力
が取れないと厳
しいと思います」(これ自体は嘘ではない)と答えたら、「じゃぁ、明日はまずシュノーケリングをするかな」と自ら決めてくれたので、内心でほっと一安心。
その後はすることも無くて暇だったので1階のダイビングサービスに顔を出し、ドルフィーが掃除や片づけをしていたので声をかけて話し相手になってもらっ
た。
ドルフィーはこちらが教えてくれと頼んだわけでもないのにあれこれ秘密の話を教えてくれ(旅行記には書けない内容)、「それ、本人にドルフィーが教えてく
れたよって言ってもいい
の?」と真顔で尋ねたら、「僕、首になるから頼むから辞めて!!」と泣きそうな顔で懇願してくるのが可笑しかった。
人間、誰しも秘め事を黙ってられないものである。
というわけで、一度自分のコテージに戻った。

まだ一度もお会いしてなかったウイーレケさんの旦那さんとお子さんの後ろ姿。
ドルフィーから前情報を聞いてなかったら、この人が旦那さんだとはわからなかったと思う。

そして本日の夕飯。
最後に飛び込みでやって来たスベンさんと同じテーブルで取り分けつつ美味しくいただき、インドネシアのことであれこれ話して盛り上がった。
(食事は美味しいんだけど、少し量が足りない気味なのだけが不満。健康には良いとは思うけど)
別のテーブルではスイス人夫妻にウイーレケさん、エンキオンさんがドイツ語で大いに盛り上がっていたのだが、何を話しているのかさっぱりわからなかった。
(大学生の時の第二外国語はドイツ語だったのだが)
そのうちスベンさんもそちらの会話に加わってしまって自分だけ取り残されてしまったので、タブレットで明後日スラウェシ島に戻ってから何をするかを調べて
計画を立て、宿やアクティビティの予約を入れたり周辺情報を調べたりして時間を過ごした。
そんなことをしているうちにそろそろ寝る時間になったので部屋に戻るとヤモリ大が2匹、小が1匹、そしてカマドウマが1匹壁にへばりついていた。
ヤモリは大歓迎だが、カマドウマは過去のトラウマがあってお呼びでないのである。
まぁ、一匹ぐらいならいいか。
おやすみなさい。
つづく