去年の秋ごろ、JALマイレージの有効期限切れのお知らせが来たので、無理やり2月にどこかに行くことにした。
羽田や成田からLCCが飛んでない空港で行ってみたい場所ということでまずは女満別に決定。(去年の12月ぐらいの話。インドネシア旅行ですらたいした準備をしてなかったのに、この旅行の準備なんかするはずもなく時間を過ごす)
平日の便ぐらいしか予約が取れなかったので、木曜夜出発、月曜夜帰りの日程で飛行機を押さえた。
出発寸前に流氷ウォークなるアクティビティと知床のガイドツアー、それに必要となりそうな宿とレンタカーの予約を抑えてから出発。
2015年2月19日(木)

羽田から夕方の便で女満別へ。

レンタカーを借りて(中古のホンダ・フィット)、一路網走へ移動。

寝るだけなので安宿でセイコマートのお弁当を食べて就寝。
安宿と春節の組み合わせのせいか、宿は中華系の若者だらけだった。
2015年2月20日(金)

朝は暇だったので網走湖のワカサギ釣りにチャレンジ。

道具一式レンタルしたり、穴あけをお願いしたりで1800円(宿から割引券をもらってたので1600円)。
こりゃぁ、100匹ぐらい釣らないと元が取れないぞ。
(テントを借りるとさらに2000円ほど必要)

目指せ100匹!
でも、本当に100匹も釣れちゃったらどうしよう・・・

なんて心配はご無用だったでござる(笑)。
2時間本気で粘ってこの釣果。。。
釣り始めてから30分経過して坊主だったことにヤバイと感じ、スマホに向かって「ワカサギ釣り、コツ」と呟いて検索してしまったのだった。
そして、最初に見たサイトにワカサギの誘い方に加えて「口が柔らかいので合わせはしなくて良い」と書いてあったので、それを信じたのが間違い。(誘い方は間違ってはなかったけど)
網走湖のワカサギはサイズも立派なので、ガツンと合わせて大丈夫なんだと気付くまでにすでに釣り始めてから1時間以上経過してしまっていた。
というわけで、目標100匹 → 目標15匹 → 目標10匹 → 目標8匹 → 目標7匹と減らしていき、最終的に写真の通り6匹釣り上げたところでタイムアップとなった次第。
うーん、下手過ぎた。

さて、それではさっそく頂くとするか。
(天ぷらセット500円に電気調理器使用料200円で700円ぐらいだったはず)
天ぷら粉にまぶすところまではおじさんがやってくれるので、揚げるところは自分でチャレンジ。

わかさぎの天ぷら完成。
1匹単価400円弱。(笑)
いいや、楽しかったから。
というか、自分で釣った補正を除いても、すんごい美味しかった!
というわけで、結局網走市で宿のおばちゃんおすすめのレストランでステーキランチを頼んでちゃんと腹ごしらえ。

続いてショップのバンの後ろについて走り流氷ウォークのポイントへ。

大学生の卒業旅行グループと外人グループに混ざって流氷ウォーク体験。
ドライスーツを着てるので万が一海に落ちても大丈夫。

へぇ〜、流氷の上って歩けるんだ。

いや、やっぱり普通に落ちるのか。
まぁ、あんなに氷が小さいし、そりゃそうか。

というわけで、あちらこちらで流氷の隙間から落っこちながら前進。
私は最後尾を歩いていたおかげで、落ちることはなし。
というか、大学生は青春って感じでいいねぇ。
おじさんにもそんな時代があったよ、遥か彼方昔に。

ここで水に浸かったりしてしばし時間を過ごす。

クリオネ居ないかなぁ〜。

カメラだけ海中に入れて水中撮影。
どうやら底は砂地の様子。
15分ぐらい探してたんだけど、生き物一匹見つけられなかった。
残念。

帰りは人と違うコースを歩いていたので、見事に落下。
(落ちた後に後ろから歩いてきた大学生の男の子にカメラを渡して撮影してもらったので、ヤラセじゃないよ)

駐車場に戻ってきたあたりでようやく空が少し晴れてきた。
もうちょっと早く晴れてくれればよかったのに。
まぁ、それはともかく、クリオネが見られなかったのが残念だったけど、不安定な流氷の上を歩く非常に楽しいアクティビティだった。(8000円なり)

続いて知床方面に向けて移動開始。

小清水の原生花園の辺り、冬の時期はこんな景色なんだなぁ。

日が沈む前にちょいと脇道ドライブ。(その1)

日が沈む前にちょいと脇道ドライブ。(その2)
じゃらんで知床のウトロに宿を取ったつもりが、行ってみたら実は斜里(40kmほど手前)の宿だった。
まぁ、いいや、レンタカーあるし。
宿に着いてから天気予報を見たら明日一日快晴だったので、もともと申し込んであった午前中のガイドツアーに加えて、午後に別のガイドツアーも申し込んでおいた。

夕飯は近くの居酒屋でエゾシカの叩きと海鮮雑炊。
どちらも美味しかった!
ホテルの温泉もグッド!
なかなか良い一日だった。
2015年2月21日(土)

天気予報通り快晴!(斜里岳)
あ〜、しまった、こんなことなら少し高い値段出して山側の部屋に泊まればよかったよ。
(非常階脇の小さな窓から無理やり撮影。本当はさらに左側(ホテル建物の影)に知床連山が見えているはず)

お〜、霜が降りてる。
って、スクレイパーが積んでなかったので、ホテルから借りて霜落とし。
では、知床のウトロに向けて出発。

やっぱり晴れてる時の流氷は綺麗だなぁ〜。
北海道に7年間も住んでたのに、こんな景色を見たのは生まれて初めて。
(昨日は曇天だったので、ここまでの美しさは無かった)

流氷の向こうには知床連山。
なんて素晴らしい!
というわけで、8時半にウトロの道の駅でガイドのお兄さんと待ち合わせ、ガイドのお兄さんの車でトレッキングコースの入り口へ移動。

途中で流氷見物をしていたら、どこからか飼い犬がやってきて足にまとわりついていた。
めんこいねぇ。

流氷に向かって立つガイドと私と犬の影。

こっちも流氷ウォークが盛んだねぇ。
(というか、網走よりもウトロのほうが業者が遥かに多い)

あ、こっちのグループはダイビングか。
本当は今回の旅行でダイビングの予約を取りたかったんだけど、捌ける人数が少ないのと、そこそこ人気があるので半年前には予約が満杯になってしまうんだとかで余裕で取れなかった。
いいなぁ、流氷ダイビング。

展望地からウトロの街を見下ろす。

スノーシューを履いてトレッキング開始。
お客さんは私一人でラッキーだったというわけではなく、プライベートガイドを雇っている。(当然、ちょいとお高い)
ちなみに、スノーシューは人生初体験。
たくさんの人が歩いた散策路ではスノーシューは必要なく、上の写真は無理やり人の歩いてないところを歩いているシーン。

途中で出会ったアカゲラ。
綺麗なキツツキの仲間。

知床の原生林を見上げる。
素晴らしい眺め。

流氷をバックに鹿の親子。
人馴れしてるのか全然逃げない。
(というか、ガイドのお兄さんの近づき方が上手い)

のんびりしてるねぇ。

エゾシカもヤギの仲間みたいに断崖絶壁を平気で歩くんだね。
最初、人の足跡と勘違いして、エゾシカの足跡をトレースしてヤバイ所に行きそうになった。

フクロウか小型の猛禽類がネズミを捕まえた痕跡。(たぶん)

流氷を見下ろす大平原に到着。
いやぁ、素晴らしい眺め!
来てよかった!
というわけで、ここが折り返しポイントで30分ほどのんびりと休憩。

休憩してる場所から望む濃紺のオホーツク海に浮かぶ流氷、そして知床岬まで続く山々。

流氷の上を滑空するオジロワシ。

こちらもオジロワシのペア。
数分に一回ぐらいのペースでオジロワシやオオワシが流氷の上を飛んで行くのが小さく見えた。

他のグループが到着したタイミングで帰路につく。

行きにちゃんと眺めなかった「男の涙」。

帰りものんびりと過ごすエゾシカを眺めながら歩いて行く。

昼の時間が近づいてきて、皆眠そう。

知床は今日も平和でござる。

とまぁ、こんな感じのガイド貸し切り半日トレッキング。(料金10000円なり)
貸し切りだけあって、こちらの都合にすべてあわせてくれるので、なかなか融通の効く有意義なひと時だった。

ガイドのお兄さんと別れて昼ご飯を頂く。
久しぶりの鮭のちゃんちゃん焼き。

そして、午後のガイドツアーに参加。
今度は貸し切りプライベートツアーではなくて団体ツアー。

歩く場所はガイド付きじゃないと入れない冬の知床五湖。
今年、来年、再来年の3年間だけ通行止めにしてる道路を除雪してトレッキングしやすくする実験を行ってるんだそうな。
(去年までは知床五湖は丸一日歩かないとたどり着けないロングコースだった)
向こうのライトバンのガイドさんは午前中に貸し切りにしたお兄さん。
(道中で何回も出会い、「またお会いしましたね!」と挨拶をしていた)

というわけで、再びスノシューを履いてレッツゴー!

団体ツアーだからガイドによる説明もお座なりになるかとおもいきや、全然そんなこともなくて、ものすごく丁寧に知床の自然を解説してくれる。
(写真はキツツキの仲間が作った穴)

こちらは動物の足跡。
「これは何の動物の足跡でしょう?」
という、質問に皆さんが答えるのを待ってから正解を回答する私。
まぁ、なんせ午前中に解説受けたばかりだからね!(笑)
あ、ちなみに写真の足跡はエゾリスだよ。

スノシューを使った急坂下りもなかなか楽しい。

ガイドさんが大興奮していたクマゲラ。
(ペアでオスも居たけど、なんせ遠くて影に隠れがちだったので、雌ばっかり見てた)
日本では1965年に国の天然記念物に指定されていて、かなりレアなんだとか。
(鳥屋さんでも見られない人は一生見られない)
ちなみに見つけたのはガイドさんではなくて、(たぶん鳥屋さんの)おばちゃん。
このおばちゃん、インドネシアのガイドもびっくりな視力を後ほど発揮するのである。

それがここ。200mぐらい先にある森林の中に居る鳥を見つけた。
おばちゃんが最初に見つけて、ガイドさんもその後にすぐに確認。(ガイドさんもすごい)
ガイドさんの「あの丘の向こうの木のてっぺん」という説明を聞きながら双眼鏡を使って探すも3分間ぐらい場所がわからなかった。

換算500mmノートリミングでこのサイズ。(ノスリ、小型の猛禽類)
これを肉眼で見つけるんだから本当に驚く。

知床二湖から羅臼岳〜硫黄岳の山々を望む。
昨日、天気予報を信じて申し込んでよかった!
(ここまでの快晴は今シーズンで3回め、それにクマゲラを重ねるとラッキーどころの騒ぎじゃないんだとか)

最後のハイライト、知床一湖先の海の側へ。
夏場は歩けないエリア。

いやぁ、美しいねぇ。

夕焼けを構成するグラデーションが素晴らしい。

そうそう、冬の北海道でこんな流氷を見たかったのだ。

振り返れば後続の午前中に貸し切りにしたガイドさん率いるグループ。

我々もそろそろ駐車場に戻る時間。

猛禽類に襲われた鳥の亡骸。

帰路の途中で夕日鑑賞タイムをとってくれた。
本当に気の利くガイドさんでよかった。

我々の背後でのんびり寝ていたキタキツネ。
知床のキタキツネはそれなりに野性味を残していたような気がする。
(この個体は別として、人を見ると逃げてしまうし、そもそもあまり姿を見せない)

夕日が沈みきるまで眺めてから解散。(ガイド料4000円+知床五湖エリア入場料2000円で6000円なり)
レンタカーで宿へ移動。

口コミで料理が評判だったが、その通り!
毛ガニを久しぶりに食べた。
さすがに旨い。
あと、ギンガレイのカマの煮付けが最高だった。

一応見ておこうかとオーロラファンタジーショーへ。
確かに綺麗だとは思うけど、プロジェクションマッピングを見てしまった今となっては、ちょっと古くさい演出かなと感じてしまう。
(ゆえに時間が長く感じた)
宿に帰ってからは名物の風呂に浸かって体を温めなおし、明日以降の予定を考えて羅臼の宿の予約を取ったりしてから就寝。
2015年2月22日(日)

朝からさんま一匹。
美味しくてボリューミーで大満足。

クリオネリベンジで再度流氷ウォークにチャレンジ。
今回は半分以上が外人さんのチームになった。
網走のと似たようなもんかとおもいきや、流氷の状態もサービスの進め方も全然違っていて面白かった。
特に最初は氷の薄いところを探して割るところから始めるということで、男性陣が全員で氷の上でジャンプをさせられる。
いよいよ割れるというところで四つん這い状態になり(立ったまま落ちると頭まで水没するので)、そのまま体を揺らして氷を割って水中へ。
なかなかスリルのある体験だった。
(あちらこちらで海に落ちまくった網走と偉い違い)

氷の花。
そして、「流氷ウォークは俺が始めた。流氷先生と呼びなさい」と宣うガイドのおじさんに「今日クリオネは見られますか?」と尋ねてみたら、「先日の嵐で全部いなくなっちゃったよ」という答えが返ってきてガッカリ。

るるる〜。。。
まぁ、逆にその嵐のお陰で流氷が着岸したらしいんで良し悪しだったんだけどね。

水中マスクを付けてしびれる水温(0度付近)をもろともせずに顔を海に突っ込んでみたり、それはそれで楽しい時間を過ごさせてもらった。

割った氷に乗って遊ぶのも楽しかった。

こちらのショップは漁協の建物を利用してドライの脱着を行っており、えらいスムーズに事が運んで感心。
あと、流氷ウォーク専用の簡易ドライを準備していて、なるほどなぁと思った。(5000円なり)
さて、天気予報通りなら、この後少し晴れてきそうなので、移動せずにもう少しウトロで粘ってみるか。

軽く周囲をドライブしながら時間つぶし。(高台から流氷ウォークをしている団体さんを眺めているところ)
そうしたら、本当に晴れてきたのでフレペの滝コースを歩いてみることにする。
ガイドセンターでスノシューやら長靴をそれぞれ500円で借りられるらしいのだが、昨日の感じからして両方必要ないだろうと判断して、普通の運動靴のまま歩き始める。
(ちなみにすれ違った人は全員スノシューを履いていた)

早速登場したエゾコゲラ。
これでキツツキ3種目。

多少雪に嵌りそうな場所もあったけど、無事にフレペの滝に到着。
やはりスノシューは必要なかった。

いやぁ、すごい岩壁だなぁ。

帰りに鹿の群れに近づこうとコースを外れて歩いたら、さすがに雪に埋まりそうになって焦った。

もう少しドライブ。

空を舞うオオワシ。

道の駅近くの食堂で豚丼を頂き、流氷ウォークで仲良くなったアラフォーの女性をトレッキングのスタートポイントまで送ってあげてからウトロを出発。

快晴と流氷の組み合わせは綺麗だねぇ。

そんな流氷の海を見ながらのドライブ。

いやぁ、気分最高!

知床峠は冬季通行止めなので一旦斜里の近くまで戻ってから根北峠を通過して羅臼側へ。

除雪は完璧で何の問題もなく峠越え。

ありゃ、羅臼側も流氷に覆われてるんだ。
と、思いながら羅臼温泉近くの民宿でおじさんに話を聞くと、明日申し込んでいた流氷クルーズ、もしかしたら船が出せないかもとのこと。
ありゃりゃ・・・

それはともかく、と、熊の湯で入浴。
何年ぶりだろうか、ここの温泉に入るの。
景色もお湯も最高!
昔は旅人に占拠されているイメージだったが、今は地元の漁師さん達の社交場になっていて、そこをおじゃまして使わせてもらうイメージに変わっていた。
いずれにせよ混んでいたので、もっと空いてる時間に顔を出せばよかった。

料理自慢の民宿だけあって、夕飯はとても美味しかった。

この日、前日の大雪で村(難視聴エリアの温泉地区)のアンテナケーブルが切断されてしまったらしく、テレビが見られない状態だった。
代わりに宿のおじさんの思い出話をたくさん聞かせてもらった。(外国人お断りのこの宿は春節の時期にもかかわらず、お客は私一人きりだった)
2015年2月23日(月)
いよいよ最終日。

朝から美味しく朝食を頂く。
おじさんが宿泊代を少し負けてくれ、恐縮しながら出発。

こちらの船で流氷クルーズへ。
税込み約1万円なり。
(この船を所有している宿に泊まれば、もう少し安くなるけど、意外に高い)
では、オオワシ、オジロワシを見に出発!

昨日、熊の湯で漁師さんたちが船が出せる出せないで盛り上がっていたけど、今日はなんとか流氷が岸から離れていたおかげで船が出せてよかった。

というわけで、少しだけ沖合の(岸から500mくらい)流氷地帯へと移動していく。

って、マジか!!
確かに小さい鳥はカラスだけど、大きめの鳥はすべてオジロワシにオオワシ。

えーっと、確か両種とも国の天然記念物に指定されていたはずなんだけど・・・

これは寸前まで知らなかったんだけど、餌付けしてるからなんだよね。
そういう意味では出会えた興奮は味わえないけど、オジロワシやオオワシの写真を撮りたいオジサマ方(私含む)にとっては天国のような光景が広がっていた。
というわけで、、、

オオワシの排泄シーン。

オジロワシの排泄シーン。
いや、排泄シーンを狙ってたわけじゃなくて、鳥が身構えたから飛ぶのかと予想してシャッター切ったら排泄行為だったということが、よくあるのだ、これが。

あと、カラスが多くて、何気にワシだけを撮るのに一苦労。
カラス君、そこで同じポーズ決めなくていいから!

あと、カモメ類やカラスもたくさん集まってるけど、オジサマ方からは完全に無視されております。
では、そんな中でもお気に入りの写真を6枚ほど。

その1

その2

その3

その4

その5、後ろの山は一瞬顔を覗かせた羅臼岳。

その6
とまぁ、こんな具合。
こんなことなら、超望遠を家から持ってこればよかったよ。
(今回は便利ズーム18mm-200mmとサブ望遠350mmの単焦点を使用)
予備のバッテリーもメモリーカードも持っていかずに乗船したら、途中で両方なくなりかけて焦るくらいシャッターは切りまくったけど、なんせ下手くそなのでピントが合わない、ブレが収まらない(笑)。
でも、良い練習にはなったよ。
後は自分用のお気に入り写真を別に掲載。さらに見たい人は居ないと思うけど、リンクはこちら。
こんな感じですっかり堪能させてもらってから港に戻った。

さて、飛行機は夜の便だけど、どうしようかなぁ。

この後の予定を決めていなかったので、宛てども無く知床半島を出発した。

ワシ類を見つける目は鍛えられた気がする。
(樹の枝に停まっていたオジロワシ)

知床半島、さようなら〜。

そのまま海にそって根室方面へ南下。

昼飯は地元民で賑わっていたラーメン屋さん。
うむ、ザ・ラーメンでござった。
(ラード、味の素こってり系)

なんとなく気が向いたので野付半島へ。

へぇ、冬の野付半島も綺麗だったんだなぁ。

ナラワラ付近の景色。

びっくりするぐらいたくさんのエゾシカが群れていた。

国後島をバックにエゾシカ。
道路脇に居て、こちらが近づいても逃げる素振りすら見せなかった。

冬のトドワラ。

そして、トドワラとエゾシカ。

電信柱にのんびりと停まっていたら、カラスに追い払われて逃げ出したオオワシ。

カメラの砲列。

その先にはエゾシカの群れ。
100百頭ぐらいはいただろうか。
さて、そろそろ女満別空港に向かうか!

中標津付近の農家の庭先に居た丹頂鶴。

養老牛方面へ寄り道。

北海道は絵になる景色が多いなぁ。

除雪が追いついてない気味のマイナー道路。
(それでも一車線分は除雪してあったのは本当に助かった)

お気に入りの養老牛温泉へ。
本日は夕方の良い時間に来てしまったので、さすがに貸し切りには出来なかった。

あと、最後の坂道の雪のぬかるみが酷かったので、キツイ坂は降りずにFFのフィットを途中で停めて歩いて往復したのは正解だったのだが、帰るときに県道から進入する入口付近の除雪の山でスタックした金沢ナンバー(雪国暮らしのはずだが)のフィットがスタックして道を塞いでいた。(もちろん私もここを越えて温泉に向かっている)
押すぐらいじゃびくともしなかったので私含め集まってきた大人5人ぐらいで前輪を持ち上げて車を動かした。

そうこうしているうちに日が沈み、、、

最後は網走でスープカレー(羊の肉が絶品だった)を頂き、、、

締めに空港の白い小人チーズソフトを頂いてから帰宅。
とっても楽しく美味しい冬の北海道旅行だった。
おしまい!