日曜日
朝6時にホテルを出発。
昨日は夜だったので気付かなかったのですが、大工業地帯だったんですね!(ハート)
大自然の写真を期待していた皆様、スミマセン!
左手にコンビナート群を見ながら国道2号線を西に向けて走ります。
さすが一桁国道、片側2車線です。
すぐに中国自動車道に乗り、美祢インターまで走ります。
秋芳洞で有名な秋芳町にやってきました。秋吉台が遠くに見えています。ちなみに
秋
芳町、秋
芳洞、秋
吉台なんですよね。秋芳台だと思ってました。
秋吉台へと登る坂道です。気分が高揚して参りました。
坂を上りきったところで一気に視界が開けます。
秋吉台です。
県道万歳! (県道32号線です)
バイク雑誌などでしょっちゅう100選に選ばれるだけのことはある絶景道路です。(ロド乗りの方であればご存じですよね)
ちなみに日本の道百選には入ってません。
石灰岩で出来たカルスト台地が延々と続いています。
2005年9月にはじめてここに来たのですが、熊本の阿蘇と言い、山口の秋吉台といい、自分の知らない絶景道路が日本中にまだまだたくさんあるんだということを教えてくれた道でもあります。ロングドライブにハマルきっかけになった場所でもあり、本格的にあちらこちらに行き始めたのは2006年からで、エスカレートしたのがNCを購入した2007年でした。絶景道路は北海道と伊豆と長野にしかないと思い込んでいたんですよね(笑)。
ちなみに、写真に自分の車を入れるようになったのもこの時の熊本、山口ツーリングが初めてでした。それ以前のツーリングの写真には当時乗っていたNAや水色NBの写真はほとんど写っていなかったりします。
話がそれました。
今、こうやって改めて走ってみてもすばらしい道ですね。
カーブの半径が絶妙すぎます。ロードスターのリズムと合うんですよ。
3往復ぐらいしちゃいました。
まだ7時過ぎなのでけっこう空いていましたが、もう少ししたらかなり量の車が上がってくることが予想されます。(ビーナスラインと一緒で、走るの大好きな方々と家族連れが少々といった感じでした)
では、せっかくなので秋芳洞も見ておきますかね。
ここも2005年に立ち寄ったのですが、私の洞窟に対するイメージを大きく変えた場所でした。
川口浩の影響か(同世代向け)、洞窟と言えば狭くて暗くて何かが襲ってくる(さすがにこれは無いと思ってましたが)場所だと思っていたのですが、秋芳洞はものすごく広いんですよね。
入り口入って振り返ったところです。天井が写っていないぐらい高いのです。
いやぁ、何度見ても神秘的!
洞窟と言えばこれですよね!
すばらしい景観を堪能しました。
さて、お次は角島です。
いろいろな方の写真を見て以来、日本で(ロードスターで)行きたい場所トップ3に常に入り続けている場所です。
最近もギャランか何かのCMのロケ地になってませんでしたっけ。行ったことも無いのに、「あ、角島だ」とわかるぐらいいろいろな人の写真をみんカラで拝見しておりました。
さて、秋吉台から角島に向かうわけですが、反対車線はすごい渋滞です。朝早い時間に秋吉台に行っておいてよかったです。
日本地図で見ていると、秋吉台からすぐに着くイメージがあるのですが、やはりけっこう距離がありました。
では、今回のツーリングのメインイベント、角島を公開します。
角島です。(え? 何度も見て知っている?)
写真では粘りに粘ってフレームアウトさせてますが、かなりの人がここに居ます。
空いている平日に来たかったのですが、それは贅沢というものですよね。
実は角島で「おはつの」ミーティング(奇数月の第一日曜日)が開催されており、
ドライブ依存症さんや
hirofooさんが、主催の
ぶんちゃん@あかめさんにご連絡していただき「参加しても良いですよ」とわざわざ事前に連絡をいただいていたのでした。
ミーティング場所はすでに移動しましたとご丁寧に連絡が入っていたので、ここで合流できないのはわかっていましたが、こんな絶景の場所でミーティングを開くなんてうらやましい! って思いました。
では、角島大橋(県道276号線)を早速走ってみましょう。
やっほ〜
まさにエメラルドグリーンの海と青い空の間を走っている感覚!
角島、思っていたよりもでっかいです。
そして、思っていた以上に混んでいます
先端まで到着するのにけっこうな時間がかかってしまいました。
先端駐車場は駐車待ちの車が並んでいたのでUターンしました。
空いている角島でゆっくりするのは気持ちよさそうですね。
(この写真、
もうちょっと灯台が高ければなぁ)
高くしてみました。
(豪華客船とデカプリオは合成ですよ!)
失礼しました。
では、次の目的地、ミーティング会場の千畳敷に向かいます。
そう言えば橋の上で何台かのロードスター乗りの方々とすれ違い、皆さん笑顔で挨拶してくれました。
途中、広域農道がありましたのでショートカットも兼ねてそちらを走りました。(超快走路)
なんとか移動開始の12時前に到着しました。
いやぁ、壮観ですね! 景色も良いので絵になります。
そして、個性的なロードスターをいろいろ眺めながらお話しさせていただきました。(またまた刺激を受けてしまいました)
私のとなりに停まっているマリナは連合にも登録されている
Vスペのハセ君さんです。ハセ君さん含め、若い方が多かったような・・・・
あ、あと開閉ショーをやりました!!(なんとなく反応が微妙だったような・・・、いや、そんなはずは・・・)
飛び込みで参加したにもかかわらず温かく迎え入れていただき誠にありがとうございました! また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
千畳敷です。快晴の日はどこから空でどこまで海かわからないぐらい青に囲まれた景色になるのだとか。
天気予報では15時前までは晴れている予報でしたが、12時半にして薄曇りになってきてしまいました。
皆さんは昼食でバイキングに行かれるとのことでしたので、私はここから急いで次の目的地に向かうことにします。
ただ、昼飯は食べておかなければならないので、hirofooさんから事前に紹介してもらっていた喫茶店でワッフルをテイクアウトさせてもらうことにします。
角島には一軒しかないとのことでしたので、来る途中にマークしていた喫茶店に向かいます。
ヤッホー!
早速喫茶店に入ってみると、雑貨は売っているのですが、紅茶とかワッフルを出している気配がありません。おかしいなぁと思いつつ、店内を探し回り、最後に店の外に出てみると、「雑貨屋」と書いてあるじゃないですか!
ぬゎ、ここじゃなかったか!!
今度天気の良い日に、景色を眺めながらいただくことにしますかね。
さて、本日は午後から曇る(すでに曇っている)という予報だったので、曇っても楽しめる場所ということで「石見銀山」を次の目的地に指定しております。
日本地図上では近いように感じるのですが200km近く離れているようです。
しかも、この辺りは高速道路が無いので下道で行かなければなりません。
途中、高速もどきな国道があって喜んだのですが、それは一瞬で終わってしまい、ぬか喜びでした。
そして、本日はゴールデンウィーク真っただ中、ペースは落ち気味にならざるを得ません。
加えて岡山に宿を取ってしまったので、石見銀山でゆっくりしている時間は無さそうです。
結論としては、
「計画に無理があった」ようです。
↑
ここ、重要です。テストに出ます。
さて、行きますか!
というか、昼飯!
ちょうど看板が目に付いた立派な道の駅に入ろうとすると、駐車待ちの車が大渋滞を起こしています。。。
アオキチさん、これ、何とかしてください!!
素早くテイクアウトで済ませたいのに、駐車場に入る待ちでは本末転倒です。
しかたがないので、次の道の駅まで我慢して走ると、そこはすんなりと入ることが出来ましたが、なんか雰囲気が寂れています。
テイクアウト系を探していたので物産店をうろうろします。サメとかヒラマサとか珍しい食材が並んでいるのは良いのですが、テイクアウト物がいっさいありません。
しかたなくアイスを購入して次の道の駅に向かおうかと・・・
あ、パン屋があった!
アイスと(冷めた)ピザパンゲット!
アイスが溶けるので、先に食べるぜ!
次に冷めたピザパンだぜ!
だぜ・・・・・
何か失敗した気がする。
いいんです、石見銀山を見られれば。
んが
見られそうにありません・・・
すっごい渋滞で近づくことすら叶いません。(世界遺産だからって行く人多すぎ! → 私も含めて)
もう夕方になってしまったので石見銀山は諦めて、温泉津温泉(ゆのつおんせん)に入ることにします。というのも携帯で調べたら、ここに(なんだかよくわからない基準で中国・四国では唯一)星5つを取った温泉があるというからだったのです。
ここの温泉街一帯が世界遺産登録地だと知ったのは、後のことでした。
軽自動車と道の幅を比べてみてください。
何度すれ違うたびにホイールの位置に全神経を集中させられたか。(というか、すでに4本中3本が傷だらけなのですが)
目的の温泉の場所がわからず、街を抜けてしまい、再び戻って車を駐車場に入れ、歩いて探すことにします。
歩いて探して正解!
ここです。星5つです。(薬師湯)
温泉は関西風で湯船が真ん中にあるタイプです。
こんな感じ。画像をクリックすると実際の様子、酒池肉林の写真に飛びます。
(今度こそ本当に飛びます。やばいところにはモザイクかけてます)
混みすぎ!! 芋洗い過ぎ!!
まぁ、そりゃゴールデンウィークですからね。
体育座りで温泉に入りましたよ。
外に出たら、さらに車が押し寄せてきてました。
とら。さん風写真。
撮ってみたかったんです。(う〜む、あの雰囲気は出せないですねぇ)
お抹茶1杯400円の看板に誘われ、なんとなく中に入ります。hirofooさんのワッフルと紅茶の話が頭の片隅に残っていたからかもしれません。
予定外です。
正座しております。
足がしびれます。
ただ、茶道には前から興味津々でしたので(理由は長くなるのでお会いしたときにでも尋ねて頂ければお話しします)、ワクワクしながらお茶が出来上がるのを待ちます。
いやぁ、いいですねぇ! この感じ。
かっこつけてお茶碗回したりするのは、どうせやり方を知らないのでやめておきました。
ただ、茶道の立ち振る舞いは美しいですね! 日本の良さを再認識させられました。
ついでに女将さんにいろいろなお話を聞かせてもらいました。(何でも母方が地元を治めていた領主の家老の末裔だとか何とか。。。)
街のこととか世界遺産に登録するときの裏話とか、私が座っているこの建物自体が国の文化財らしいのですが、その前はスポーツ用品店だったのをすべて元に戻した話とか、お茶の話とか、首切り場の話とかいろいろ。
あと、温泉は薬師温泉は浜田地震で新しく沸いたお湯なので、本当にお勧めなのは湯治で使われている元湯の方なのだとか。(泉質も違うそうです) 取材はお断りしているらしく、空いているのも良かったです。(お客さん私一人ですからね)
お茶もおいしいし話しも楽しいし、幸せな時間を過ごさせていただきました。道の駅の件と芋洗いの件がすべてリセットされました。
では、岡山目指して走りますよ〜
高速道路に乗るまではできるかぎり県道を走って、湯冷ましドライブ!
高速道路に乗り、広島経由で岡山に突入です。
SAでは広島風お好み焼きを食べるのに20分待ちでした!
岡山の旅館に夜10時30分に到着。一泊3500円と破格に安いわりにはまともな宿でラッキーでした。
さて、早速天気予報をチェックします。どれどれ、明日はどこが晴れているかなぁ〜
って、どこも雨ジャン!!
で、最終日の明後日は?
全部晴れジャン!!
うーむ、極端ジャン!
こうなると非常に困ります。晴れているところが一部なら選択の余地無しでそこに行くのですが、全部晴れているとなると、「行きたい場所」を「自分で決める」必要があります。
明日は雨なので移動日にあてます。それは決定です。
明後日は朝一で「絶景ポイント」で目が覚めて、一日たっぷり楽しんでから夕方に出発し、夜には東京に戻れる場所。そういうことになります。
候補は能登半島、富山県、岐阜県、和歌山県あたり。
せっかく岡山まで来ているので、四国に渡った方が「ここまで来たかいがあった」という感じなのですが、四国は毎回天気に恵まれないので、次は晴天の時に走りたいところですし、紀伊半島は冬や早春って感じなんですよね。
能登半島や岐阜県も夏のイメージ。
今のところ第一候補は富山県です。
絶景ポイントには安宿が無いどころか、空いている宿すら無い可能性があるので、明日の朝一で電話してみて、宿が取れたらそこに行くことにします。
さてどうなることやら。
おやすみなさい
つづく