k2月曜日特に目覚ましはかけていなかったのですが、3時に目が覚めました。(それでも7時間睡眠)
テントから顔を出してみると、満点の星空。(これもテントの利点ですね)
今日は急いでどこかに行こうというつもりでは無いので、再び目を瞑ります。

再び目が覚めたのが朝5時。結局9時間も寝ていたようです。今回はテントでゆったりとした時間を過ごすというテーマもありましたので、これで良いのです。
テントの入り口を全開にして、体を起こします。(下半身はシュラフの中、上半身は羽毛のダウンジャケットを着ているので寒くは無いです)
大キレットか北穂のあたりから太陽が昇るようです。
すぐにお湯を沸かして(水が凍っていました、0度を下回っていたようです)、カフェラテで体を目覚めさせます。

余ったお湯で昨日食べきれなかったウインナーを茹で、クラムチャウダーを溶かして、朝のスープとします。
これですっかり体が温まりました。
さらに、前回に引き続きお餅を焼きます。前回はあわてて強火で焼いて、焦げるは中まで火が通らないはという状態だったのですが、今回は弱火でじっくり火を通します。

それに明太子スパゲティソースを塗って

とろけるチーズを乗せてから鍋のふたをして、金色に輝く大キレットを見つめつつ待つこと1分。
焼きのりを巻いて、って、焼きのり忘れた!!

明太子チーズ餅!

食べ終わって片付けたところで、北穂の山頂から太陽が昇ってきました。

テントの外に出てみると、すごい霜柱です。

いったん小屋まで登りトイレを済ませ、テントを畳んでいよいよ出発します。(7:00)

今日は雲一つない空です。

お盆に歩いた全行程が見えています。右から立山、剣、五色ヶ原やスゴの頭、薬師岳、黒部五郎岳

これから歩く稜線の向こうには槍ヶ岳。

前に昨日の夕方に到着した4人パーティーが歩いています。
先頭がリーダーで引率者のお爺さん、その後ろに若い女性、その後ろにおばちゃん、最後がおじさんの組み合わせで、おばちゃんはちょっとした段差でも慎重に登る感じ、最後尾のおじさんは昨日の疲れが取りきれていないらしく、まだ小屋からすこし下ってきただけなのに足元がふらついています。
追い抜かそうかと思いましたが、急いではいないので、煽らないように距離を離し、そのペースにあわせてゆったり歩くことにします。

少し歩いてから振返ると、笠ヶ岳がこんな感じに見えています。

昨日とはうってかわって歩きやすい、そして気持ちのよい道が続いています。
ただ、稜線歩きなのに、何か物足りないなぁと考えていて、はたと気づきました。
そうです、花がほとんど咲いていないのです。
(昨日の道が刺激的すぎたというのもありますが)

たしかに良い道ですが、ここは花満開の時に歩いた方が楽しいだろうなぁと思い始めました。
気分良く双六岳ぐらいまで稜線を歩いちゃおうかと思っていましたが、急きょ予定変更。
笠新道を使って一気に新穂高に下り、本日はロードスターでドライブを楽しむことにします。
ペースを上げて、前を歩いていた4人パーティーを追い越します。
幸い、分岐からのコースタイムは4時間という看板が出ています。(今8時なので、12時前後には着く予定)

では、さらばじゃ笠ヶ岳。(歩いてきた稜線)
分岐の所でジュースを飲もうとザックを下ろしていると、後ろから4人パーティーのリーダーのお爺さんが、真剣な表情で、すごいペースで歩いてきました。
リーダーが一人だけ先に来ると言うことは、何かトラブルでもあって、一人だけ下山しなければならないのでしょうか? あの足元がふらついていたおじさんが滑落したとか・・・
目で追いかけていると、お爺さんは自分のザックを分岐に置き、抜戸岳100mの看板が出ている踏み分け跡に入っていくようです。
いまいち行動の意図が読めません。
それはともかく、そういえば今日このまま下山してしまうと、どこの頂上も踏んでいないことになるので、私もなんとなくお爺さんの後を着いて、抜戸岳の頂上に行くことにします。
お爺さんはすごいペースで行ってしまったのですが、50mほど行ったちょっとしたスペースの所で追いつきました。見ると、さらに50m先に杭のようなものが立ててあり、どうやらそちらが頂上っぽかったので、お爺さんに
「頂上はあちらのようですね」
と、声をかけて今度は私が先に抜戸岳の頂上に向かって歩き始めます。

抜戸岳の頂上です。
後からお爺さんもやってきて、頂上には私とお爺さんの2人しか居ません。
景色もよく、静かな頂上です。
お爺さんがなぜお客さんであるメンバーを置き去りにしてここまで歩いてきたのか興味があったので、尋ねてみます。
「いやぁ、急にお腹の調子を悪くしちゃってねぇ」
「え? そうだったんですか?」
「テン場を出発するときは、持つかなと思ったんだけど、途中でお腹が鳴り出しちゃって」
「あらら、そうだったんですか(笑)」
「それで、慌てて登山道をそれて場所を探していたんだけど、稜線でそんな場所は無いし、こちらに歩いてきたら、あなたが着いてきちゃったし。」
「いやぁ、それは気づきませんでした。すみません、もし、したいのでしたらどうぞ、私はこの場を去りますので」
「いや、あなたは悪くないし、それに急いで歩いているうちに収まっちゃったから、ま、いいかなって」
と、笑顔で話してくれているので、本当にお腹は落ち着いたのでしょう。(私も全速力で歩くことで一瞬収まりましたし)
この方、話し方のイントネーションからして関西方面の方のようです。
「下痢止め、持ってますけど必要ですか?」
「あぁ、本当にもう大丈夫」
残念、赤玉が再び大活躍するチャンスだったのに。
(あと他にも西洋医学系下痢止めも今回は持っています)
「お客さん、待ってるんじゃないですか?」
「お客さん?」
「あれ、どこかのツアーじゃ無いんですか?」
「(笑)うちらは、山岳会、○○市の山岳会なんですよ」
「えぇ! そうだったんですか!!」
(私のイメージだと山岳会というのはバリエーションルートとか冬山をバリバリ行くような本格的な山人間軍団だったわけですが、完全に偏見だったようです)
「まぁ、うちらは20人そこそこしかいない、小さな団体なんやけどね。」
「なるほど。てっきりどこぞのツアー会社がやってるパーティーであなたがガイドだと思ってました」
「(笑)、出発する前に一人3万5千円やぞと、ワシも言ってたんだけどね」
「たしかに、ツアーで来たらそのぐらいしますよね」(笑)
言われてみれば、ツアーだったらテント泊はしないよなぁと改めて思いました。
そして、山岳会ともなればさらなる疑問が沸いてきます。
「昨日、トラブルがあってと仰ってましたがどうしたんですか?」
「あぁ、それは女性の背の低い方がおるやろ、彼女がどうしても岩場で進め無くってな。時間がようさんかかってしまったのよ」
「あぁ、そうだったんですか。たしかにおばちゃん、さっきの稜線でも慎重に歩いていましたもんね」
「背の高い方は膝が痛いっちゅうから下りは難儀するやろうし」
「おじさんは足もとふらついてましたよね」
「うむ。。。」
「下りは大変そうですね。急坂って聞いてますし、おばちゃん降りられますかね?」
「嫌、あのな、あの背の低い子は、あぁ見えて、まだ若いねん」
「え!?」
「あんなほっかむりしてるけど、本当は若いんやわ」
「ありゃ、それは失礼しました!」(本人はそこに居ませんが、居たらかなり失礼な話でした。よかったよかった)
おじさんは笑いながら立ち上がると、
「それじゃ、時間があんまり無いんで、先に失礼します」
と言って、来た道を戻って行きました。
これで、山頂に一人っきりです。
風も吹いていないので、音の無い世界が広がっています。
う〜ん、贅沢!
のんびりと穂高の山々を眺めていると、背後で物音がしたので、その方向を振返ると、若い背年が一人、こちらに向かって歩いてきます。
ここで写真を撮ってあげられる人は私しか居ないので、一旦彼が到着するまで待ちます。
そして、青年が到着したので挨拶すると
「すみません、写真を撮ってもらえますか?」
と予想通りの依頼が来たので、カメラを受け取り、槍ヶ岳をバックに写真を撮ってあげます。
そして、
「では、お先に」
と言い残し、山頂を去ります。

山岳会の4人パーティーは、まだ分岐のところに居たので、お爺さんに挨拶をし、下山を開始します。(8:15)

振返ればご覧の青空。高度が高ければ高いほど、濃紺の空が広がります。大好きな色です。
そして、上から見えていた平らなところ(杓子平)まで下ってくると、多くの人が休憩しているので、私も改めて振返ってみると、

ご覧の景色。(右へスクロール出来ます)
おぉ〜、これはスゴイ!
(ナナカマドの紅葉は終わってしまったようですね。時期だったらさらにすごかったことでしょう)

たぶん、ここからは急坂を下るだけなので、まだお腹は全然空いていないのですが、先に昼飯を食べておくことにします。
またウインナーかと内心思いつつ(全部買ったのは自分)食べていると、先ほど山頂で別れた青年が
「先ほどはどうも〜」
と笑顔で追い抜いていきます。どこまでも爽やかな青年です。
さて、私も新穂高まで一気に下るとしますか!!

こちらの紅葉も見事です。

オレンジ一色の地帯やら、針葉樹が広がる場所、笹の原の場所を一気に下っていきます。昨日のクリヤ谷コースのようにスリッピーな場所は無いのですが、基本的に角度がきつい上に、大きな石がごろごろ転がっているので、自分の歩幅で下れません。
かなり膝への負担がかかります。
先ほど追い越していった爽やか青年も休憩していたので、かなり膝への負担がきついようです。笑顔で挨拶しましたが、私もけっこうきついです。

自分的にはかなり下ったところで、標高2200mと書かれた看板を発見し、愕然とします。
時計を見ると、すでに1時間半以上かかっています。本当にコースタイム4時間??
地図を取り出して、区間毎のコースタイムを足し算してみると、分岐から新穂高まで4時間45分。
4時間って山小屋スタッフの感覚タイムじゃん!(笑)

紅葉の写真を撮りながら、小休止し、一旦ペースも落として、膝が笑う事態だけは避けることにします。

針葉樹林帯に入りました。たぶん標高2000mは切ったのだと思います。
ただ、木々の間から望む蒲田川は、目算でまだ500m以上、下にあります。
えっちらおっちら降りていると、後ろから明らかにペースが違う人の気配を感じて振返ります。
すると、爽やか青年が、すごい真剣な表情で猛然と下ってきます。
そして、お互い挨拶することも無く、道を空けた私の横を抜き去っていってしまいました。
も、もしかして、、、
爽やか君、お腹壊した?
今となっては真実を確かめる術はありません。

紅葉の綺麗な場所で一休み。

耳を澄ませば蒲田川の音のボリュームも大分上がってきました。あと標高差2〜300mと言ったところでしょう。

ならば、一気に下るのみ!

お、正面に槍ヶ岳。大分見上げる感じになりました。

紅葉を眺めつつ、ガンガン下っていきます。道も大分歩きやすくなりました。

分岐から下山を開始してから3時間、登山道入り口まで降りてきました。たしかに、新穂高まで4時間で到着できそうです。

さて、ここからは車道歩き。
つまんないなぁと思っていましたが、

実はここからは笠ヶ岳方面がよく見えます。

錫杖岳や昨日歩いた稜線を懐かしく眺めながらの楽しいハイキング。

スタスタ歩くつもりが、いろいろな人に撮影中に抜かされながら、新穂高温泉を目指します。

そして、現実と非現実の境界線であるゲートが登場しました。

こういう景色を見ると、一気に帰ってきたなぁという気分になります。
ここから1時間歩いて駐車場まで戻るのはゴメンなので、タクシーに乗ることにします。
タクシー乗り場には1台だけ停まっていたのですが、タッチの差で他の観光客に取られてしまいました。
そのまま数分待ってみますが、駐車待ちの車が並んでいる以外、下からタクシーが上がってくる気配がありません。
せっかく急いで降りてきたのに・・・
タクシー乗り場にハイヤーの電話番号が書いてあったので、呼び出すことにします。
1社目は近くを1台も走っていないということで断られました。
2社目は、近くを走っている車が居るには居るけど到着まで30分かかるから待って欲しいとのこと。まぁ、それなら、ロードスターを停めた駐車場脇の雰囲気の良さそうな温泉に入るのを諦めて、バス停脇の無料温泉に入って待てばいいかということで、30分待ちを了承します。

というわけで、お盆に引き続き今回もアルペン浴場。

一応かけ流しです。空いているので、これはこれで快適でした。(贅沢言っちゃ駄目ですね)
20分ほどで温泉からあがってもまだタクシーは来ていませんでした。(お願いしていない他社のタクシーが来ていたのですが、さすがにそれに乗るのは止めておきました)

ところで、今までまったく意識していなかったのですが、新穂高から見える山って、笠ヶ岳を中心とする昨日今日と歩いた稜線なんですよね。こうやって見上げるのも感慨深いものです。

タクシーを待つ間、飛騨牛乳と温泉卵をいただきます。
結局待つこと40分、ようやく白髪のベテラン運転手が乗ったタクシーが到着しました。本日は西穂高ロープウェイ目的観光客の駐車待ちの列で一車線ふさがれてしまっているので、余計に時間がかかってしまったようです。さらに、「もし昨日(日曜日)だったら断ったよ」と言われました。駐車待ちの列が4kmぐらい続いていて、とても近づけたもんじゃ無い状態だったようです。
商売上がったりですね、と振ってみたら、「松本2往復したらか大丈夫」との返事。さすがに観光地のベテランドライバーは商売慣れてらっしゃる。
「ところで、鍋平駐車場までで本当にいいの?」
と尋ねられます。
「えぇ。歩くと1時間以上かかりません?」
「う〜ん、まぁ、そうだけど、あなたみたいな若い人は歩いたら?」
まぁ、たしかに仰るとおり。今ここに半袖のTシャツ1枚でザックを背負った私は、どう見てもタクシーを使う人間には見えません。
「あと、ロープウェイ使えばいいでしょ?」
「え? そうなんですか?」
「鍋平ならロープウェイで上がれば、15分ぐらいだよ」
「え、そうだったんですか。まぁ、ロープウェイは混んでるかもしれないので、とりあえず、駐車場まで連れていってください」
「はいよ」
というわけで、タクシーに乗り、鍋平駐車場を目指します。
今登ってきた山の話や、これから走るドライブの話をしながら車は昨日の夜中に走ったコースをなぞっていきます。
最後、曲がるはずの所で直進しようとしたので、
「あ、ここ、右です」
と言うと、
「あぁ、鍋平無料駐車場ね。たしかに、ここなら少し歩くわ。よくこんなとこ知ってたね」
「昨日の夜、村営駐車場に停めようと思ったら、満車でこちらにまわされたんですよ」
「下の駐車場?」
「はい」

車が鍋平無料駐車場に到着したので、自分の車は、あの赤いのだと告げると
「あれ、彼女はどうしたの?」
と、おなじみのツッコミ。
「一人で走るのが趣味なんです」
「まぁ、この車なら現地調達出来るわな(笑)」
「そんな事しませんよ(笑)」
どうも赤いオープンカーに対する偏ったイメージをお持ちのようで・・・
まぁ、たしかに場違いなぐらい浮いてますよね。
混んでる駐車場に呼び出して短距離だったので、おつりは取っときな状態で清算をしてからタクシーを降りると、
「あぁ、駐車場でたら左に行っちゃ駄目だよ。右に行くと立派な橋があって、そこからの眺めが抜群だから」
と、私の意図を正しく理解したアドバイスをくれます。ありがとう、運ちゃん!

では、行きますよ!
一旦左に出てから右に行くのか、最初から右に行くのかわからなかったので、鍋平有料駐車場の視察も兼ねて、まずは左から走ってみます。
たしかにロープウェイ駅がそこにあって(西穂高は第一、第二ロープウェイがあるようで、ここが駅になってます)駐車待ちの車が並んでいます。
それを確認すると、再び鍋平無料駐車場まで戻り、今度は右方面に向かって走り始めます。

なるほど、この橋ですか。(横方面)

真後ろが笠ヶ岳ですね。

引きで写すと、こんな景色です。
この道、絶対に下から走ってくるのがおすすめです。
林間のカーブを抜けたら、いきなりこの景色が広がるシチュエーションになってます。運ちゃん、ここで現地調達しているのかな・・・(される対象は立ってませんが)

その先に待っているのがこの景色。
さては、タクシーの運チャン、この景色を武器に現地調達に勤しんでいるな!(笑)

では、新穂高に別れを告げて、ドライブに行きますよ〜

その前に腹ごしらえ。

いつもの飛騨牛てっちゃん、ご飯入りです。
あいかわらずウマイです。
さて、
surfrider6さんのブログを読んで、一度走ろうと思っていた旧安房峠に入っていきます。

ガードレールが無いのが幸せな感じです。(奥入瀬!! って言われたら信じません? ちょいと木の高さが違いますが)

う〜ん、有料トンネルで、ぴゅーって駆け抜けちゃうのがモッタイナイぐらい良い道です。

なるほど、これなら旧峠も良いですね!

次からは積極的に峠を使おうと心に誓いました。

このツートンがなんとも言えません。

峠を越えて、同じく前々から走ってみたかった乗鞍スーパー林道方面を目指します

お、山頂から見下ろしていた焼岳(百名山)です。こういう風に助手席側の景色も眺められるのがオープンカーの良いところですね。
さて、では乗鞍方面に向かって走りますよ〜、と思っていたら

なんと、通行止め。
しかも、すでに15時近くなっており、太陽の角度も下がって松本側は日陰になっちゃってます。
考えること10秒、速攻で安房トンネルに突っ込みます。(さっきまで峠がいいねぇなんて言っていたのですが)

トンネルの向こうは太陽光が降り注ぐ世界 (のはず)

たしかに岐阜県側は晴天。
しかし、ある程度山を下るまでは、分け入っていく脇道が無いので、そのまま交通量の多い国道を下っていきます。
数十キロ下って、ようやく脇道を発見したので、早速入っていきます。県道の現地調達です。

助手席の現地調達は無理なんですよ、運ちゃん。

読み通り、なかなかすばらしい県道を発見。ひさしぶりにロードスターとの対話を楽しみます。
(県道462号線)

抜けようと思っていた道は残念ながら工事通行止め。
と、思ったら、工事期間終了してました。(紛らわしい)

しかし、こんな看板もあります。(赤線は私が引いてます)

注意すれば大丈夫なようです。
たしかに道は細いですが、ちゃんと舗装されています。

舗装は朝日村まででした・・・

紅葉もあって、それはそれで楽しい林道です。
こうやって写真で見ると、走りやすそうに見えるかもしれないので、念のため(?)動画をアップしておきます。
最初に登場するのはキジです。

再び快走路に出ました。

村に入ったところで、湧き水の看板があったので車を停めます

北ア山中の水も美味しかったですが、ここの水も負けずにおいしかったです。

その後、国道を走って野麦峠を目指します

この辺のトンネルはすれ違い不可の細さなんですね

野麦峠に向かって走ります。正面は乗鞍岳です。

なんとか夕日に間に合わせようと思っていましたが、途中で雲が染まってきました。10分ほど間に合わなかったようです。。。

あぁ、夕日の野麦峠・・・

さて、いい加減東京に戻るとしますか!

光があたっていたら綺麗な紅葉だったのでしょうね。

満月に近い状態の月が明るく道を照らす中、松本に向かって車を走らせます。

途中でお蕎麦をいただきつつ (完全に失敗、まぁ、開いているところも無く選択の余地は無かったのですが)

土曜の夜中に走ったトンネルを抜け

戻ってきました、沢渡温泉! (東京と逆方向、上高地方面)
というのも、今からあわてて高速に乗っても渋滞に巻き込まれるだけなので、オープンで冷えた体を温め直してから、ゆっくり帰宅しようという作戦なのです。
ところが、唯一営業していた日帰り温泉は20分待ちという状態。(お風呂で待たされたのは初めての経験です。まぁ、芋洗い状態に突っ込まれるよりはよっぽど良心的だと思ったので待つことにします)
そして、待つこと10分。名前を呼ばれたので、お金を払い、浴場に向かいます。
私以外には3人しか入っておらず、すぐに2人も出て行ってしまったので、結局2人だけで湯船を使っておりました。
その方も登山者でカメラが趣味だというので(ブローニー、サブでデジイチ、当然ごっつい三脚)、いろいろ話を聞かせてもらいました。
なんでも、涸沢にベースキャンプを張ってカメラだけ持って北穂に上がり、月が沈む夜中の3時から星の撮影を開始して、朝6時に就寝したのだとか。趣味でやってる方は世界が違います。
ちなみに星を撮るならD50のISO12800モードがおすすめなんだそうです。
最後のこの方も先に上がってしまい、湯船を独り占めさせてもらったあと、お風呂を後にしました。
あとは、湯冷ましオープンドライブで松本まで走り、ちょい渋滞の中央高速で東京に戻るのみです。
結局、5kmほどの軽い渋滞に巻き込まれただけで、12時過ぎに東京に戻ってきました。
大満足の2日間でした。
おしまい!!