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今日はコルコバードというコスタリカ南部の国立公園まで一気に500km以上の移動を予定している日です。
制限速度60〜80kmの下道を500kmということで、本旅行中最も時間が掛かりそうな移動です。
しかも最後は悪路アタックになりそうなので、できるだけ早く出発して目的地付近に到着しておきたいところです。
と言いつつ、コルコバードに向かう途中、この旅で出会いたかった生物のひとつ、「Escarabajo(エスカラバホ)」を探しにカリブ海方面に立ち寄る計画になっています。
まずは、カリブ海方面に向けてラ・セルバから4号線を南に下って行きます。さすが一桁ナンバーの道だけあって80km制限の直線が続きえらい快適です。
が、遅いトラックに蓋をされたりする瞬間はけっこうあります。対向車線を走ってくるトレーラーの圧迫感もすごいので、快適走行ばかりというわけではないのですが
故障した古い日本車を押して移動させている光景も年末大ジャンプでは良く見かける光景です。
遠くに山間部が見えてます。
あの向こうがサンホセでしょうか?
ひたすらまっすぐな道が続きます。
たまに車を停めてツノゼミを探してみたのですが、全然見つかりませんでした。
どうやら素人が見つけるのはそんなにたやすいわけじゃないみたいです。(せめて、どんな潅木に生息しているのかまで確認しておけばよかったです)
この辺りはたま〜に木々に覆われることもありますが、基本は牧場や畑地帯の中を行く感じです。
山間部で降った雨が大量に流れてくるらしく、濁った水が流れる川を何度か渡りました。
4号線はサンホセ方面へと続くのですが、私はカリブ海方面に向かうため、サンタクララから32号線に入ってリモン方面を目指します。
リモンも大きな都市なので(と言っても人口6万人ですが)、32号線もなかなか立派な道路ですし、交通量もそこそこあります。
植物が鬱蒼と茂っていると南国を走ってるなぁって気分になります。
立派なスタンドはたまにありますが、やはりミートパイを売っていそうな売店が併設されません。
こりゃぁ、どうやらコスタリカではミートパイの入手は不可能そうです。
代わりに「SODA〜〜」と表示されている小さな食堂はたくさんありました。
その後も入ったと思ったらすぐ出てしまうような小さな街をいくつか抜けていきます。
そして、村と村の間は延々と牧場地帯が続きます。
(牛や馬、たまにヤギなんかが放牧されています)