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バクを見送ってから少しトレイルを進むと、、、
ハナジロハナグマが一匹居ました。
相変わらず警戒心が強くて近づけません。(写真は暗がりで望遠使ってるのをさらにトリミングしているのでブレブレのボケボケです)
頭上に猿の群が居たので、写真を撮ろうとするとなぜかシャッターが降りません。
どうしたのかと思ってみたら、こんなところでSDカードの空きが無くなってました。
しかも、予備のSDカードはテントの中です・・・
途方にくれかけた所で予備のコンデジを持ってきていたことを思い出し、その中に入っていたSDカードを抜き出して差し替え、事無きを得ました。
(バクと戯れている最中じゃなくてよかったです)
う〜む、何ザルなんでしょうね?
コスタリカには4種類の猿が生息しているのですが、コルコバードでは全ての種類が見られるということなので、まったく絞り込めないのですが、リスザルかクモザルあたりですかね。
(サイズからしてクモザルっぽいです)
こちらはトレイルを素早く横切っていったマダラアグーチ(Central American Agouti (Dasyprocta punctata))
最初は巨大なネズミかと思いました。
先人(たぶんガイド達)の足あとを頼りにヌタ場らしき場所を探索している最中に見つけたリス。
(イケメンさんにもらったコルコバード動物リストから推測すると、たぶんRed-tailed Squirrel(Sciurus granatensis))
という感じであれこれ動物を見つけつつ、楽しく木漏れ日の中を散策していきます。
途中、何度かモルフォ蝶とわかる青くて大きな蝶が飛んでいたのですが、なんせスピードが速くてまったく写真に収められませんでした。
でも、生きて飛んでいるいるモルフォ蝶に出会うことが夢だったので、ものすごく感動しました。
でも、できればじっくり観察したいなぁ。
なんて思いながら歩いていたら、一回だけ15mほど先の樹の幹にとまったので、喜んで写真を撮ろうと近づいたのですが、羽の裏側はジャノメチョウみたいな地味なデザインで、羽開かないかなぁと待っているうちに飛んでいってしまいました。
(裏側だけでも一枚撮っておけばよかったと後悔したのは言うまでもありません)
一本、一本の木が巨大ですごい迫力のある森なのですが、広角で写すとどうにもうまく記録できません。
トレイルが川に近づくとバクが居るんじゃないかと期待して探しますが、
そう簡単には見つかりません。
(この時間帯だと川べりじゃなくて草を食べに出歩いているのかもしれませんが)
地面を数羽で動き回っていたカンムリシャッケイ(Crested Guan (Penelope purpurascens))
でかい割に動きが機敏で、常に木の影に隠れられるのと、最後は飛んでいってしまい、まともな写真が撮れませんでした。
逆にこちらはなんとか写真に収められたオオホウカンチョウ。(Great Curassow (Crax rubra Linnaeus)
両方共全長80cmもある大型の鳥で、かつてゲーム(狩猟)の対象になっていたことや、環境適応能力の関係で今や希少種なんだそうです。(帰国後にわかりました)
慎重に近寄って撮影したトカゲ君。
Pug-nosed Anole(Noropscapito)
コスタリカのトカゲはバシリスクみたいに後ろ二本足でスッタカタッタッタ〜と逃げる奴が多いです。
見ててとてもかわいいです。
芋虫。(いっぱい転がってました)
コルコバドトレイルに入ります。
しばらく行くと30mほど先に団体さんが足を止めて何やら熱心に観察していました。(本日初めて見かける自分以外の人です。皆さん早朝に歩かないんですかね?)
こりゃぁ、ピューマかバクかもしれないと思い、期待しながら近づいていきます。
ある程度近づいた所で彼らの目線の先を探してみると、、、、
たまに地面を歩いているところを見かけていたオオシギダチョウ。(Great Tinamou(Tinamus major))でした。
英名にGreatと名が付いているとおり、そこそこ大きな鳥です。
ダチョウと名前がついてるだけあって、かなり特殊な生態らしく、たぶんこんな説明を受けていたんだと思います。
ピューマを期待していた私はガッカリだったわけですが、ガイドさんから上記の説明を現地で受けていたら、興味深く観察できたでしょうね〜。
鳥を驚かさないようにしながら、さらに団体さんに近づいていくと、昨日セスナで華麗に飛び去って行ったファミリーが居たので、ガイドさんが話している最中ということもあり目線だけで挨拶を交わします。
さらに、向こう向きに立っていた方が隣のテントのアランさんだったのですが、ガイドさんの話と鳥に意識を集中していて私に気がついていない様子だったので、後で挨拶すればよいかと思ってそのまま通り過ぎました。
(実際にはこの後お会い出来なかったので、この時にちゃんと挨拶しておけばよかったです)
というわけで、一旦レンジャーステーションまで戻って来ました。(8:30)
本日2回目の朝食です。(軽く昼食も兼ねてます)
メニューはスパゲティ(サラスパ)にフリカケ、そして昨日残しておいたレトルトの豚肉です。
セスナを頼んでおいたレンジャーさんに結果を確認してみると、「まだ、パイロットと会えて無くてわからないんだよね」とのこと。
もし、最終的にダメだった場合、そろそろ出発しておかないと今日中に帰る手段が無くなってしまうので、セスナは断ることにしました。
昨日、イケメンさんが「ラ・レオナ近くでピューマを見たよ」と言っていたので、「むしろ歩いてみたい」ぐらいまで気が変わったというのもあるわけですが。
テントを撤収していると、セスナ(本日の第1便?)が飛んできたのですが、もう決意を固めた後だったのでパイロットさんに確認はしませんでした。
そのセスナから降りてきたのであろうファミリーが私のところに近づいてきて、若い白人のお母さんが声をかけてきます。
「あら、もう出発するの?」
「はい、そうです」
「何日間ここに滞在したの?」
「2日間です。昨日の14時頃着いたばかりで、今日はもう出発なのです」
「あら、そうなの。ところで何か動物は見られた?」
「はい。・・・・えーっと。。。。」
英語でバクってなんて言うんだっけ・・・、カメラで写した写真はSDカードごと交換しないと出てこないし、、、、
というわけで
「鼻がこんな感じで、大きくて、黒くて、」
と、身振り手振りを交えながら説明していたら、
「タピア!(Tapir!!)」
と、突然奥さんが絶叫します。
「そうそう、タピア(って英語で言うんだった)です。ふふふ、2回も会っちゃったんですけどね〜、まぁ探すまでもなく、トレイルに普通に居ましたよ〜」
なんて、私が鼻の下を伸ばして答える間も与えてくれない勢いで、旦那さんを呼びに行き、
「この人、タピアを見たんだって!」
と、言いながら旦那さんを連れてきました。
なんでも、シレーナにはバクを見るために来たらしく、どうしても会いたいのだとか。
なので、自分がわかっている範囲で時間帯と場所のことをお伝えしておきました。
「やはり、海岸線近くだな」
と、二人は十分な下調べもしていたらしく、私の話も含めて方針を固めたようでした。
バクに会えるといいですね。
さて、20kmの道のりをピューマを探しながら再び歩きますか!(9:45)
(しかも、歩いた先にはジムニーで悪路&川渡り&宿さがしというイベントが待ち構えている2011年歳後の日)
今日もすっかり晴れ渡りましたね。
ネズミをもろともせずに、滑走路の片隅にテントを張ってる一団が居ます。私も次回訪問時はあそこがいいなぁ。
さて、トレイルに入りますか。
砂浜歩きとかありますが、帰りは駐車場まで迷わずに行けるはずです。
トレイルに入ろうとした所、団体さんが何やら熱心に観察中で道を塞いでいたのと、ガイドさんが「それ以上近づかないで!」というジェスチャーをしたので、一旦立ち止まります。
視線の先である木の枝を見てみると、トゥーカンが1羽居たので、なるほどと思いつつ、私はラ・セルバでたくさんヘイナ君に散々見せてもらっていたので、撮影もせずに待ちます。
3分ぐらいしてガイドさんが、「もういいよ。ごめんね、ありがとう」というジェスチャーを送ってきたので、前進を開始します。
さて、まずはラ・レオナまで16kmですか。
どんな道かはわかっているので心配することは何もないのですが、やはり歯ごたえのある距離であるのは確かです。
昨日は足元を走り去るトカゲや転がるヤドカリばかり見て黙々と歩いてきたのですが、今日はピューマに会えることを期待して、、、、いや、期待するとダメだから、探しはするけど期待はせず無心で行こう! と、わけのわからないテーマを掲げて歩き始めました。
まずはClaro川の渡渉からです。
昨日は気持ちに余裕が無くて無我夢中で渡りきってしまったのですが、今日は川の真ん中で撮影してみました。
最後も苔地帯を滑らないように気をつけて上がり、無事に渡りきりました。
(上の写真でもそうですが、川の反対側にあるトレイルの入り口かわかりにくいので、まずは適当に渡って、近づいてから探すのが良いと思います)
何か居ないかトレイルの脇を探しつつ歩いて行きます。
あれ?
こんなタイミングで海岸線に出るんだっけ?
昨日はジャングルの中を歩いていたような・・・、でも足あと続いているし・・・
昨日歩いたから大丈夫と思ってましたが、なまじっか記憶があるだけに、かえって混乱しました。
(帰国後、前日の写真を見返してみたところ、やはり海岸線ではなくジャングルの中を進むのが正解でした。どこかで間違えて砂浜に出てしまい、シレーナに滞在している人が動物探して歩いた跡を辿ってしまったんだと思います)
お〜、ペリカンの大編隊ですね。
こちらはヒメコンドル。(Turkey Vulture(Cathartesaura))
振り返ってみてみますが、やはりこの景色(散乱する流木)には見覚えがありません。
あ、ここから中に入るのか。
まったくうまくうまく写せませんでしたが、ミドリキヌバネドリ(Black-throated Trogon(Trogon rufus))です。
何がきっかけかわからないのですが、こんなところで尾崎紀世彦の「また会う日まで」のサビの部分が脳内で鳴り響き、「♪二人でドアを閉め〜て〜」と、脳内熱唱しながら歩いていました。
たぶんパナマハグロキヌバメドリ (Baird’s Trogon(Trogonbairdii))
朝も見かけたカンムリシャッケイ(Crested Guan (Penelopepurpurascens))
そして大迫力の大きさだったトキイロコンドル(King Vulture(Sarcoramphuspapa)
こんな感じで鳥を中心に見つけつつ歩いていたわけですが、極めつけは、コンゴウインコ!
なんか頭上で鳴いてるなぁと思ったら、2羽の真っ赤な長い尾を持つ鳥が飛び立ち(全長80cmあります)、あ! と、思った瞬間には鳴きながら視界から消えて居なく無くなってしまいました。
見たかった鳥だけに感動しましたし、何よりも尾が長い鳥が飛ぶさまが優雅で美しかったので、写真は撮れませんでしたが映像は脳裏に焼き付けられました。
(このサイトの写真が飛んでる姿イメージそのままです)
赤ぶどうのレーズンに皮付き落花生と、、、
(両方共レスベラトロール関連の食べ物です。どうせお菓子を食べるならと、最近は間食にこればかり食べています)
あとは、糖分として練乳を直接舐めて、水分も取って燃料補給です。
(練乳舐め、歩き疲れている時は美味しいですよ)
あれ? こんな景色あったっけ?
こんなに特徴的な景色なら見逃すってことは無いはずなんだけどなぁ〜。
たしかに、行きのコースだと若干振り返り気味になるので、見落としたんでしょうね。
このあたりで本日最初の対向者グループ(若者5人組)とすれ違いました。
その次にすれ違った若者3人組の女の子が「シレーナレンジャーステーションまであとどのぐらいですか?」と質問してきたので、自分がここまでにかかった時間を参考にしながら「あと2時間ぐらいですかね?」と答えたのですが、3人ともけっこう疲れた顔をしていたので、2時間で到着するのは厳しかったかもしれませんね。
「あとどのぐらい続くんだろう・・・」という不安な気持ちはおじさんにもよ〜くわかるぞ。頑張れ、若者!
というか、やはり若者はセスナなんか使わずに普通に歩くわけですね。
私も昨日レンジャーステーションに到着した直後はセスナに乗りたくて仕方がなかったのですが、今は動物を探しながら歩くのがけっこう楽しいので、乗らなくてよかったぐらいに思えています。
あ〜、でも、日向の砂浜に出たら気持ちが変わるかな・・・・
というわけで、いよいよ砂浜歩きが始まりました。
って、ここから砂浜歩きがスタートであってるのかな?
まぁ、足跡ついてるし、あってるんでしょう!
お〜、ペリカンをやっと間近に見られました。
カッショクペリカン(Brown Pelican(Pelecanusoccidentalis))
やはりでかいですね〜。(ペリカンの中では最も小さい種らしいですが、それでも翼長2m超えです)
波打ち際にたくさん居たのですが、私が近づくに連れ順々に飛んでいってしまうんですよね。
どうも人間は嫌われているみたいです。
波に消されたか何かで足跡が無くなると急に不安になるのですが、近づいてからよく見ると痕跡は残っているので、一応トレイル上を進んでいるみたいです。
本日3組目のグループとすれ違います。(右奥にかなり小さく写ってます)
そういえば皆さんグループ行動で、単独行動してる人って一人も見かけてないですね。
足跡と言えば、バクの足跡はたくさんありました。
昨日はまったく気がついてませんでしたが、夜間に歩きまわってるんでしょう。
白い石がたくさん落ちていたので、自分用のおみやげに一個持って帰ろうと思ったまでは良かったのですが、「形と色が良いのを」と欲張ったために、夢中になって探しているうちにけっこう時間が過ぎてしまいました・・・
(大ジャンプ級の旅行すると、石をひとつ持って帰って職場の机の上に置いてるので、だんだん石だらけになって来ました)
ようやく1回目(帰りは間違えて一度砂浜に出てしまったので本日2回目)の砂浜歩きが完了しました。
13時になったところで、昼飯がわりにコモパンと一昨日購入した調理パンの最後の一個を食べます。
基本、このコースに危険な箇所は無いのですが、岬の先端部をショートカットするところに崖をヘツリながら歩く場所があって、そんなところで石に躓いてバランス崩し、運が悪ければ数m下に滑落するところでした。
いやぁ、びっくりしました。
岬をショートカットするちょっとした峠を越えていきます。
さて、ここから再び砂浜歩きです。(左の浮きが目印ですが、向こうの砂浜から歩いてきてこれに気がつくのは難しいでしょうね。足跡と雰囲気でわかるとは思いますが)
昨日も通り過ぎた面白い石が転がってる地帯・・・・
タイドプール地帯なんかを越えていきます。
小魚が隣のタイドプールにジャンプして移ったのにはびっくりしました。
ちゃんとジャンプ先に同じようにタイドプールがあるってわかってたんでしょうかね?
(昔水槽をやっていた経験から言うと、あてずっぽうのような気がしますが)
転がっている石は簡単に割ることができ、中はこんな感じになってます。
いやぁ〜、何度見ても興味深い景観ですね〜。
巨大な岩肌もこんな感じ。
素晴らしい!
たまには転がり続けるヤドカリでも観察してみるかと拾い上げて、しばらく出てくるのを待っていた所、のそのそっと出てきて、、、
当然のごとく反撃にあったのでした。
(まぁ、このサイズならそれほど大事には至らないわけですが)
さて、砂浜歩きも完了しました。
あとは、歩きやすいトレイルをラ・レオナまで行くのみです。
こうやってよく見てみると、いろんな動物の足あとが残されてます。
明らかにネコ科動物の足跡とわかるものもあって、大いに気分が盛り上がります。
あ、バナナの花だ。(ラ・セルバでヘイナ君に教えてもらっていたのですぐにわかりました)
昨日の反省を活かして軽トレッキングシューズを履き続けていたので、多少のぬかるみも何のそのです。
倒木を超えるのが難儀で(ここぐらいしかありませんが)、足の疲れ含めてウルトラライトウェイトって重要だなぁと再認識しました。
今回はテントもザックも旧装備、ノートPCやら延泊分の食料、網焼き器みたいな余分な調理器具や必要なかったマットにシュラフなど、普段の山登りより全然重たい荷物を背負っていたからか、上り下りは殆ど無いのにけっこう足が疲れました。(慣れない砂浜歩きで筋力を消耗したというのもあるとは思いますが)
最初、誰かが麻袋でも吊るしているのかと思ったら、何やらよくわからない物体で、そこから植物が生えていました。
たぶん、これはシロアリの巣だと思います。
空腹に耐え切れずに、本日三食目のコモパン。(14:40)
お〜、コアリクイ君じゃないですか。
私が近づく前に地面で何か(たぶんアリ)を食べていたように見えたので、そーっと近づけばよかったです。
この分岐どっちだったっけ?
えーっと、たぶん右!
間違えた! 行き止まりだ!
(と、この記録を書きながら我ながら馬鹿なだなぁと思ってしまいました)
本日最後の渡渉です。
う〜む、時間帯のせいか、昨日より水量が多いなぁ。
ズボンをたくし上げていたのですが、ひざ上までずぶ濡れになってしまいました。
まぁ、歩いていて暑いぐらいなので濡れてもまったく問題ないわけですが。
お、ハナジロハナグマだ。
実はラ・レオナレンジャーステーション付近もたくさん動物が居たんですね〜。
(シレーナまで行かないとなかなか会えないのかと思い込んでいました)
ふぅ〜、ラ・レオナレンジャーステーションに到着しました。(15:30)
帰りは動物を探しながら歩いたので6時間弱かかりました。
それよりも、昨日レンジャーのおばさんが言ってた最初の川まで25分ってのは絶対に無理だと思いました。(帰りもサクサク歩いて30分かかりました)
たぶん、レンジャーさんたちは毎日すごいペースで川まで歩いているんだと想像します。(あの区間を25分で歩けるのなら、シレーナまでは余裕で5時間切れると思います)
コルコバード足跡図鑑が貼ってあったんですね。
右上がバク、左上がジャガーでその下がピューマです。
さらにこんなポスターもありました。
これから生息域に行かれる方はよく読んでおきましょう。
帰国後にあれこれ調べていたら、ピューマがナマケモノを捕食するシーンの動画なんかがありました。
昨日のおばさんは本日は居らっしゃらず、男性のレンジャーさんが居たので改めて宿泊ができないか確認した所、やはりできないとのこと。
ついでに、「この辺にピューマって居るんですか?」と質問してみたところ、「たまに(sometimes)見るよ」とのこと。
やはり、居たんですね〜。
そんな話をしていたら、急にスコールが降ったんで、雨が収まるまでしばらく雨宿りさせてもらいました。肝心なときに傘が無いんですよね〜。
(止まなかったら、この気温の中カッパを着るのかとげんなりしていたので、止んでくれてよかったです)
さ〜て、最後の一踏ん張り行きますか!
の、前にコーラを一本!!
レンジャーステーション横の昨日間違えて入ったラ・レオナロッジに立ち寄り、キンキンに冷えたコーラ(たしか3ドルぐらい)を注文してしまいました。
それはそれは天国のような美味しさでした。
ふむ、この足跡は大きさから言ってオセロット、ジャガランディ、マーゲイあたりなんだと思います。
足あとをたどりながら歩いていた所、コアリクイを発見。(けっこう居るもんなんですね)
ちょうど、その先におあつらえ向きの木が生えているので、きっとあそこに登るのだろうと想像し、モタモタと登っている最中にアップで写真を撮らせてもらおうと望遠レンズに交換してから近づいていきます。
そして、私の存在に気が付いたコアリクイは予想通り木の方へと逃げていきます。
よし、登れ!
って、、、
えぇ!?
なんとびっくり、やる気満々のファイティングポーズです。
しかし、よく見てみるとなかなか立派な爪をお持ちでらっしゃるので、これ以上刺激するのはやめておきました。
しばらくすると、だらしない感じで手を下げていき、再び歩き始めたので、もう一度近づいてみると、再びファイティングポーズを取られてしまい、結局木に登るシーンは撮影できませんでした。
そこからしばらく進むと、突然黒い物体が駆け寄ってきたの何事かと思ったら、小さな飼い犬でした。
私が足跡を辿っていることを察してくれたのか、一緒に探してくれているかのようでした。
何か見つけてくれるかもと期待していましたが、最後は浜辺で遊んでいた現地の人っぽいファミリーの方へと走って行ってしまいました。
ファミリーのお父さんらしき人は海に入って釣りを楽しんでらっしゃいました。(楽しむと言うよりは今晩の食事かもしれません)