今回から写真をクリックすると一回り大きな写真が表示されます。
(もともと大きなサイズで表示されている写真は同じサイズのままです)
金曜日の18時半過ぎ、、、

真っ赤に染まった首都高の渋滞マップにげんなりしつつ天気がよさそうな東北方面に向けて出発。
東京近郊を抜けるのに1時間以上かかったのですが、東北道も渋滞しているかと思ったのですが、意外にスムーズに北上。
岩手県方面に向かうということで、なぜかラーメンで頭がいっぱいになってしまい途中のSAで佐野ラーメンを食べたのですが、予想通りスーパーで売ってる生ラーメンの味だったのでした。。。
あ〜、盛岡の美味しいラーメンを食べてみたい・・・・
4月28日(土)

2時過ぎに岩手県に入ったところで車中泊して5時に起床。
(登山用のダウン上下&ダウンソックスでちょうど良いぐらいでした)

花巻あたりから下道を走り始めます。
八幡平樹海ラインやアスピーテラインのオープン時間は8時ぐらいだったはずなので、その時間にゲートに到着できるように周囲を散策しながら移動していきます。

いや、しっかし東北は良いですね〜。
空が澄み渡っています。
(って、この時はこのあと誰かさんが引き連れてくる黄砂のことなどまったく頭にありませんでした)

どうやら桜前線を追い越してしまったみたいです。
(この日、弘前が満開になったらしいので、標高や気象条件によるみたいですが)

いろいろ探索してみますが、まだこの時期は冬期通行止めが解除されていない道が多くてなかなか自由に走り回れません。

朝の幻想的なひととき。

お! 岩手山が顔をのぞかせてきましたね!

Windowsの壁紙みたいな景色です。
このあと、何やら自転車の競技会をやっているとかで、焼き走り方面の道路がかなり閉鎖になっちゃってましたので、渋々遠回りしながら八幡平方面を目指します。
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こんな感じで北上しました。

というわけで、やって来ました八幡平。(樹海ライン)
たぶん先頭グループなので、誰にも邪魔されることなく雪の壁の中を気持よく走れます。

ん? 意外に雪の壁が低いですね。
今年は豪雪だったと思っていましたが、岩手はそれほどでもなかったのか、雨か気温の高さで溶けてしまったのか。

いや〜、しっかし八幡平は何度来ても最高でございます。

しかも、本日はご覧の抜け具合。
鳥海山までばっちり見えてました。(本当に抜けてる時は月山ぐらいまで見られるんでしたっけ)

誰もいない展望駐車場で15分ぐらいぼーっとしてました。

このあたりが緑色に染まるのはあと1か月後ぐらいでしょうか?

観光バスなどが上がってきたので、アスピーテラインを下っていきます。

アスピーテライン入口付近のこの景色がすごい好きなんですよね〜。

ここは八幡平の定点撮影ポイント。

白樺並木の中を下っていきます。
と、ここで紺色のBMWZ4Mロードスターとすれちがいます。
とっさにナンバーを確認してから急ブレーキをかけ、ハザード炊きながらクラクションを鳴らしました。
先方さんも気がついたみたいで脇道に入って待っていてくれました。

こんなところで(こんなところだからこそ?)threetroyさんと再会。(旅先で会ったのは竜飛岬以来)
赤い糸とかそういったものはまったく感じません。
ゴールデンウィークに八幡平、東京都在住の二人が会うべくして会った、そんな気がします。
聞けば夜中の1時に東京を出発してここまで走ってきたんだとか。
う〜ん、信じられない人だ(笑)
(私なら宇都宮ぐらいで車中泊コースです)
threetroyさんから日曜日にポチさんやごんじぃさんとツーリングに行くとと聞き、面白そうなので混ぜてもらえるようお願いしてから別れました。

私はそのまま北に進路を取り、安比方面に抜けます。
(自転車をチームで走られている方々と数回すれちがいました。これが例の競技参加者たちなのでしょうか?)
さらに高速道路でちょっとワープしている最中、立ち寄ったPAで白神爺。さんから連絡が入っていたことに気が付き、電話をかけます。
やった〜、明日泊めてもらえることになりました!
というわけで、早速青森市内に今晩の宿を取ろうとしたところ、主要ネット予約サービスではあいにく空きがなくなっちゃってます。(朝確認したときはまだあったんですけどね〜)
じゃぁ、逆にどこなら今晩泊まれるんだろうかと調べ、今日明日2日間の予定をだいたい決めました。
まずは目指せ下北半島!
(むつ市で安宿が取れました。ゴールデンウィークに宿の関係でむつ市泊のパターンは過去にも数回あります。ビジネスマンが来ないからか予約が取れやすいんです)
高速を降り、道の駅「こさか七滝」で比内地鶏の親子丼を頂きました。(12:00)
(前々からここの道の駅に立ち寄ってみたかったんですよ)

樹海ラインを駆け抜け、十和田湖の周囲を少しだけ走り、、、、

まだ芽吹く前の奥入瀬を通過し、、、

牧場畑地帯のど真ん中を東へ進路を取りました。
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こんな感じで走りました。

七戸のまっすぐな道。
そして、道の駅しちのへに立ち寄ります。

自炊をするようになって、このニンジンの安さがよくわかりました。
そりゃぁ、道の駅が週末に買い物客でごった返すわけです。(今日が最終日だったら間違いなく私も買ってました)

そば餅とにんにくコロッケで軽く腹ごなし。

七戸周辺はいくらでも良い道があるので、適当に走って大丈夫なところが気に入っています。

県道ラブ!

広域農道ラブ!
(下北半島の横浜町です。有名な菜の花は5月中下旬なんですよね)

横浜町の道の駅でソフトクリームを購入。
特に感想なし。
そうそう、明日のフェリーの予約を取っておかねば!
(無事に取れました)

大好きな恐山付近にて。
いつかこの辺りで野湯を探して入りたいんですよね〜。

下北半島はゴールデンウィークなのにほとんど誰ともすれ違いません。

こんなすばらしい景色がゴロゴロ転がってるんですけどね〜。

というわけで、やってきました奥薬研温泉かっぱの湯。(16:00)
前々から入りたいと思いつつ、入っていなかった温泉でした。
男性入浴時間(男女入れ替え制)の関係で、ちょっと急ぎ気味にここまで走ってきたのでした。
隣のサバンナRX7、ナンバーからして私のご近所サンみたいなんですが、この車でここまで走ってきたのでしょうか?

あれ? 貸切?
じゃぁ、サバンナの持ち主は山菜採りにでも行ってるんですかね?
というわけで、50人は軽く入れる露天風呂(上の構造物がちょっと邪魔、積雪対策ですかね?)を独り占めです!
では、さっそく頂きますか。
って、あちーーーーーーーーーーー!
とても入れたもんじゃない湯温です。
車道から丸見えの露天風呂の縁を(もちろんスッポンポンで)川や風呂に落ちないように一周歩き、どこかぬるい場所は無いか探したのですが、どこもかしこもチンチコチンでした。
ここで諦めて、一度服を着かけたのですが、もしやと思って底の方まで腕を突っ込んでみると、表面付近が激熱で下の方は適温になってます。
誰も入ってないから注ぎ込まれた高い湯温の源泉が表面付近に溜まっちゃってるみたいです。
とは言え、一人で50人級の風呂をスッポンポンで絶叫しながらかき混ぜるわけにもいかないので、意を決して入ってみることにしました。
(ここまで来て、服を脱いだのに入らないという選択ができなかったんですよね。あと、冷温(川の水)と高温(源泉)が混ざらない温泉は野湯にはよくあることなので)
う〜ん、やはり首のあたりが熱い、、、、、
でも、なんとか我慢できる、、、、
いい湯だな、、、、、、って、歌いたいところですが、なんとか入れた場所は脱衣所付近の川から遠い場所で景色は楽しめないし、一歩でも動こうものなら火傷しそうだし、まさに修行状態です。
最後、上がるときになぜか首や肩ではなく足を軽く火傷してヒリヒリさせながら湯船から飛び出しました。
うむ、奥薬研温泉、制覇! (って、ことにしておきます)

さて、では本日最後のお楽しみ、尻屋崎に行きますか!

廃線跡です。

(たぶん、以下の文章、ほとんどの人にとって意味不明な内容だと思いますが自分用なので気にしないでください)
カスタムROM入りスマホのradio.imgの上書きがうまく行ってるかどうか、FOMAプラスエリア確定のこんな場所でチェックします。
どうやらうまくいってるみたいです。(前回広島TRGの時にうまく行ってないことが判明したのと、東京近郊にFOMAプラスエリアが無いんですよね)
というわけで、やって来ました尻屋崎。(17:30)
って、15時45分にゲートが開かなくなっちゃうんかい!!
寒立馬が逃げないようにするゲートがあるのは覚えてましたが、開くのに時間制限があるというのはすっかり忘れてました。
朝のオープンも8時からということで、むつ市に泊まって尻屋崎で夕日か朝日を見るという計画はもろくも崩れ去りました。
(念のため反対側のゲートまで足を伸ばしましたが、こちらも状況は同じでした)

しかも、寒立馬って餌に不自由してないからか草に全然反応してくれないんですよね〜。
(車を柵の中に入れて好奇心旺盛な子馬がいれば「アマガミされちゃった!」なんて事件も発生するんでしょうが)

ちょっとだけふてくされながら、横浜町の道の駅で購入したワッフルを食べながらすこしだけ南下。
下北半島の背骨にあたる峠を超えたところで夕日でも拝もうかと思ったのですが、残念ながら展望の効かない峠だったのでそのまま下り、、、

むつ市のちょっと南側の港から夕日を眺めました。
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再びむつ市に戻って来ました。

冷えきった体を矢立温泉で温め直します。
(地元の銭湯って感じで良い湯でした)

このポスターの写真、インチキだ!!(ゲートのオープン時間を考えたら、絶対に朝日夕日は見られません)
って、2日後に皆に訴えたらthreetroyさんから、「自転車で行けば良いのですよ」とアドバイス頂きました。
なるほど。

一旦ホテルにチェックインしてから夕飯を食べる場所を探します。

適当に入ったホテル近くのイタメシ屋でリゾットと枝豆(これはイタリア料理?)を注文。
イタメシも量が青森基準になるのをすっかり忘れてました。
超満腹です。
というわけで、明日は4時には出発したいので早めに寝たかったのですが、なんだかんだでベッドに横になったのは1時でした。
そういえば、、、

これ、スマホで写した写真(ナンバープレート消し以外無加工)なのですが、皆さん気づかれました?
つづく