2013年スイストレッキング&ドライブ旅行記
その2
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スイスの村、家のカラーリング含めて独特の雰囲気がありますね。

列車を見る度に世界の車窓のテーマソングが脳内に再生されます。

フィスプ(Visp)の街を通過。(16:40)

と、ここでモニターに何やらメッセージが表示されたのですが、画面をタッチしたりセンターコンソールのボタンを押したりしたのですが、何も反応しないのでこのまま放っておいたら30分後ぐらいに時計モードに戻りました。
何なんでしょう?
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ここから幹線道路を外れて谷あいの道を南へ向かいます。

お、あれがツェルマットの街から見える4000m級の山々ですかね!?
そう言えばスイスの人ってホンダびいきなんですかね?
今日はやたらとS2000を見た気がします。

フィスプから30分、テーシュ(Tasch)村に到着。(17:10)

ここから先は排気ガスを出す車は進入禁止なので駅前の巨大駐車場に車を停めます。
必要となる荷物を旅行鞄からザックに入れ直して背負い、チケット売り場でツェルマットまでの往復切符と一緒に各種割引券の中から半額券(1スイスフラン105円換算で12500円なり)も購入しました。12500円の半額券ということは25000円以上列車やゴンドラなどに乗らないと損という計算ですが、今後の行動計画からして余裕で超えそうだったので迷わず購入しました。(それぞれの観光地の登山列車やゴンドラの料金もバカ高なのです。要は黒部アルペンルートに数日間ずっと居るようなもんなのです)

プラットフォームで待つこと3分、ティーシュとツェルマットを結ぶ列車がやって来ました。(間に合ってよかった!)(17:40)
早速列車に乗り込むとお客さんの2〜3割は日本人という状況。
さすがでございます。
飛び交う日本語会話の中(健康の話とか仕事の話とか・・・)、長年憧れていた「世界の車窓からの景色」を楽しみつつ列車はツェルマットに向かって走っていきます。
線路は単線区間が多いので、すれ違いで数分待たされたりもしますが、それもまた良し。
ツェルマット駅到着寸前にちらっとマッターホルンが見えたんですが、第一印象は「あんなにデカかったんだ!」でした。
(たぶん写真でしか見たことがない人が全員口にする言葉だと思います)

ツェルマット駅前の風景。
相変わらず飛び交う日本語。
向かいの駅が予約しているホテルに向かう登山列車(ゴルナグラート鉄道)の駅で、電光掲示板の表示を見ると発車時間が迫っていたのですぐに切符を購入します。
切符を購入するときに「今日往復するの?」と質問されたところで何も考えずに「イエス」と答えてしまい、数秒してから「違います、ホテルに泊まるから明日下ります」と答えたら、どうやら夕方往復割引切符なるものがあったらしく、最初の渡されそうになった切符よりも高い切符に変更になりました。

すでに登山列車が駅に停まっていたのですぐに乗り込みます。(18:00)
こんな時間なのに座席はあらかた埋まっており、乗客の半分以上は日本人じゃないかという信じられない(予想通りな?)状況になってました。
どうやら私が乗った車両の日本人の皆さんはひとつの団体さんグループだったらしく、「騒がしくてごめんねぇ」と声をかけてくれたのがきっかけで仲良く話しながら皆で車窓の景色を楽しみます。
私がここまでレンタカーで来たと説明したら驚かれました。ケニアならともかくスイスでもレンタカーで旅するのは珍しいんですかね?
ちなみに皆さんは18名のご一行様だそうです。

お〜、マッターホルン!
でか〜い!

横にスカイツリーがあれば、たぶんこのぐらいの大きさになると思います。
(東側(左側)の岩壁の高さが1000mだそうです)

そんなマッターホルンを日本人一同感嘆の声を上げながら写真を撮り、登山列車はけっこうなスピードでぐいぐい標高を上げていきます。

てっきり彼らも私と同じホテルに泊まるのかと思っていたのですが違ったらしく、中間駅で降りて行ってしまいました。
けっこう仲良くさせてもらっていたのでお互い手を振って別れました。

引き続き列車はぐいぐい登っていきます。
時々マーモットが線路を横切っていったりして和ませてくれます。
そしてついに、、、、

到着!(18:40)
ゴルナーグラート(Gornergrat)駅、標高3089mです。
ツェルマットから標高差で1500mほど登って来ました。
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本日の行程です。
スイスを南北に貫いて走ってきましたが、スイス自体の大きさは九州と同じぐらいと言われてますので、それほどの走行距離ではないです。

さて、私の旅にしては珍しく、なんとここにあるクルムホテルの予約を取っていたのでした。(1泊2万円強、この立地でスイスの物価を考えれば正直コストパフォーマンスは高いと思います)
スイスのトレッキング情報について調べている時にネットのどこかでこのホテルの写真を見て一目惚れし、海外予約サイトを通じて調べたら出発数日前にもかかわらず今日だけ空き部屋があったので迷わず抑えてしまいました。
そして、後から「日本人に大人気!」「お客さんの半数は日本人」という事実を知り、慌てて「地球の歩き方」を開くと真っ先に紹介されておりました・・・
日本人のスイス好き度、恐るべしです。

ホテルの周囲にはマッターホルンやスイス最高峰のモンテローザを初めとした4000m峰の数々、目の前にはゴルナー氷河というすごい立地です。(そりゃぁ展望台脇にホテルが建ってるわけですからね)
上についてる天文台はホテルのものではなく、どこかの大学がか天文台だかが保有しているもので宿泊客は入れないみたいです。

なんか部屋に篭ってるのも勿体無く思い、列車が下って行くのを眺めたりして時間を過ごします。

いやぁ〜、絵になりますね〜。

ちなみに部屋は(たぶん全部屋)マッターホルンビューです。

そして、おまちかねの料理。
なんかスープに花が浮いていて、登山時の格好した私は場違い感満点です。
味の方は日本人向けにアレンジしてるってわけじゃないんでしょうがとても美味しかったです。
ちなみに私にしては珍しくビールなんぞも頼んでます。

うーむ、メイン料理もワインも旨い!
周囲はご多分にもれず日本人だらけ。7割ぐらい日本人だったんじゃないでしょうか。

そして気になるのが窓の外の景色。

料理と料理の間に我慢しきれずに、寒いのに薄着で外に出て眺めておりました。
帰国してから知ったのですが、ここできれいな夕焼けが眺められるのは珍しいことなんだそうです。(たいてい夕方もガスる)

しょっぱなら天気運はツイてるみたいです。

デザートも日本人の肥えた舌を満足させるクオリティ。
この立地でこの料理でこの値段、そりゃ日本人だらけになるのも納得です。

その後も美しい夕焼けショーを楽しみます。
今日は天気予報関係なくホテルを押さえちゃっていたので、本当にツイてます。

そして、いいですね〜、夜の氷河。

そんな景色を眺めている私を、後で仲良くなったご夫婦の奥様が写真に撮っていて帰国後に送ってくれました。
私が立ってる場所、あと2歩前に進んだら200mほど下に落下する場所でスリル満点です。

このぶんだと明日も快晴になりそうですね!

月とマッターホルンをちょいとアップで。

部屋に戻ってからは天気予報を見ながら明日以降の行動計画を立て直します。
こんな標高3000mオーバーの場所ですが当たり前のようにネットを使えるのでよかったです。

夜中に外に出て星空鑑賞。
普通に天の川が見えており、この時ちょうどペルセウス座流星群の極大日が近づいていて10分ほど見上げているだけで数個の流れ星が観察出来ました。

時差ボケで朝4時(日本時間午前11時)に起きちゃった時に天の川はちょうどマッターホルンのあたりに回転していました。
という具合に、なんともまぁ幸せいっぱいな初日でございました。
その3へつづく