-------------インドネシア ドライブ旅行記(目次)
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国道に戻るためにショートカットルートを使ったら、早速悪路に入ってしまった。
とりあえず問題なクリアー。

お腹もすいていたので、国道に出たところで地元民で賑わっている食堂を見つけたので立ち寄ってみた。

店内は駐車台数の多さから想像していた通りの混雑っぷり。
メニューも何もわからないので適当に注文してみた。
(お姉さんも外人対応なんてしたことも無いはずで、えらい苦労した)
混んでてそれどころじゃないからか、ここでは好奇心キラキラ対応はされなかった。

トイレで用を足していたらすさまじい轟音がとどろき始めたので後で外に出てみたら、ちょうど食堂の横が線路になっていて貨物列車が通過中だっ
た。
そういえば小学生の頃、よく延々と続く貨物列車を眺めていたよなぁ。

貨物列車が通りすぎた後に店に戻ろうとすると、食堂の外で下ごしらえをする少年少女の姿が目に入った。
学校に行ってないんかな?
(※インドネシアの就学率 小学校:90.95%、中学校67.98%)

とまぁ、世界経済やインドネシア社会のことに思いを馳せているうちに私が頼んだ食事が出てきた。
自分で何を頼んだのか理解していなかったのだが、バナナの葉で包んだ鳥の蒸し焼きと味付きご飯だった。
さすが人気店、美味しい!
しかし、周囲の人を見たら、皆さんお茶漬けみたいなのを食べていたので、私も店員に指差しで頼んで注文してみた。

店員さんは「サト」と呼んでいたが、たぶんこれが店の看板にデカデカと書かれていた「Soto Kwali」のはず。
ソロの街で食べたソト・アヤムなんかに似た感じの味で、これまた好みである。
先ほどのご飯料理にこちらのお茶漬け、お茶とセットで165円。
さすが庶民の味方、実に満足。
よし、行くか!

インドネシア(の田舎)ではクレジットカードがほとんど使えなくて現金があっという間に枯渇してしまったので、ここでATMに立ち寄っておいた。

広大な田んぼ地帯。
さて、今日は警戒レベル3の火山の麓で車中泊をして夜中に噴火見物でもしようかと思っていたのだが、この空模様だと山頂付近は雲の中に隠れると判断して、明日の
目的地に近い街で宿泊するプランに切り替えて、タブレットで急遽宿をおさえた。
(というか、警戒レベル3と言っても現在噴火してるわけじゃないだろうとも思った)

なかなか道が空かないな〜。
早く正月休みが終了しないかな〜。

信号待ちにて。
基本左折は赤信号でも曲がってOKだけど、赤矢印が出てる信号は不可。
前にも書いたけど信号のカウントダウン数字を出してくれるのは(写真中央バスの向こう)精神衛生上大変良いので日本もぜひ真似して欲しい。最近東京で見かける横断歩道のバー表示よりも数字のほうがタイミングを予測ができて良い。
ちなみに矢印信号には青(緑)のバージョンもあって、これを見落として右左折OKなのにボヤッとしてると後ろからクラクションを鳴らされるので注意が必要である。
(日本みたいに矢印は青だけと決まっていればボヤッとすることも無いのだが、インドネシアみたいに赤だったり青だったりするといちいち意味を把握しなければならないので、意外に勘違いしがちなのである)

昼過ぎの街中は相変わらずの混雑っぷり。

改造された軽自動車バスがなかなかかっちょいい。

街中のメインストリートは熱海市街みたいに一方通行になってるパターンが多く、これも渋滞対策なんだとは思う。

イケてる外装デザインのスマホショップ。
きっと流行の最先端の場所なのであろう。

こちらも。

町外れで渋滞の元凶になっていた故障車。
こんな車がある度にあちらこちらで渋滞が発生しているのがインドネシアの交通事情。

コンビニとしてはアルファマートと並ぶ勢力のインドマレットの制服。

えーっと、これ、なんて車種だっけ?

テレコムセルのコーポレートカラーの赤で塗られた歩道橋。

ようやく慣れたけど、インドネシアでは追い越すときに対向車線のバイクの存在は無視してOKなのだ。
要はバイクが正面衝突を避けてくれることを期待して反対車線に出ていくのだが、慣れるまでは勇気が必要。
(日本人からしたら危険極まりない行為だが、これが普通なのだから仕方がないし、抜かさないでトレインを形成するのも迷惑な話なので気合で行くしか無い)

修理中のバス。

あ、かっこいい山が見えた。
でも、あの山は2000mも無いぐらいの高さだろうから雲に隠れずに見えてるんだろうな。
(周囲には3000m級の火山があるはずなのだが、全然拝んでいない)

日本では見た記憶もない三菱の古いトラック。(すれ違う水色のトラック)
こちらではたくさん走っている。

ひたすらいくつもの街を越えて走って行く。

私の前が詰まっているのに煽るようにぴったり(本当に5m無いぐらいの車間距離で)張り付かれたので恒例の撮影反撃。
(若い男の子が運転していたのだが、カメラを見せつけた後は車間距離を取ってくれた)

太陽は全然拝めなかったけど夕焼けは綺麗だった。

どうやら遠くの空は晴れているらしい。
明日はジャングルトレッキングの予定だから晴れるといいな。

そろそろ本日予約をとった宿のある街に到着するというところでお祭りを開催していて屋台がたくさん出ていたので立ち寄ってみた。
明後日入る予定の温泉用の短パン購入を思いついたのと、宿に着く前に夕飯を先に食べておこうと思った次第。

派手なビートルだなと思ったら、エンジンがついてなくて自分で漕ぐ方式だった。
陸のスワンボートだな。

出ている屋台やアトラクションは先日行ったソロのカスナナン王宮近くの屋台コーナーと似たようなラインナップだけど、規模は10分の1にも満たないぐらいだった。
(ソロのカスナナン王宮側が日本三大祭級だとすると、地方の盆踊りクラス)

別に海に近いわけでも無いのに、サンダル売り場がぎっしり並んでいた。
そういえばインドネシア人はたいていサンダルを履いてるし、どんな小さな街にもヘルメットやサンダルの専門店があるので、常にすごい需要があるのだろう。

思わず足を止めてしまった日曜大工バザー。

売ってるのは日本の100円ショップとかの商品かな?
つい真剣に品定めをしてしまったのだが、買っても荷物になるだけなので、見るだけにしておいた。
というか、なんで工具って用もないのに欲しくなるんだろう?

こちらは日用品売り場。
なんか、祭りにしてはえらい生活感あふれるラインナップだな、これ。

異様に人気があったのは空気を入れたふわふわ滑り台。
やはり祭りでは非日常が求められている様子。
(手前にいるのは親御さん、子どもは中ではしゃいでいる)
というわけで、まずは短パンを購入。(250円)
明後日これを履いて温泉に入る予定である。
(ダイビング用の海パンもあったのだが、温泉に入った直後に飛行機に乗るスケジュールになってしまったので、使い捨て感覚で1枚持っておくことにした次
第)
さて、後は今のうちに夕飯食べておくか!

まずは焼き鳥、、、と、思ったら全然違った。
何を練り込んだのかよくわからない魚肉ソーセージ風串焼きだった。
1本20円、全然美味しくない。(というか味がしない)

こちらは最初かた焼きそばか何かと思ったら、なんかチョコレートがコーティングされた甘いお菓子系の食べ物で、かなりデカかったのでパス。
この屋台がたくさんあったので、人気はあるらしい。

街でよく見かけるバイク屋台のおでん屋さん。
自分以外の人が並んで注文していたので、きっと美味しいんだろうと判断して購入した。

なんかビニール袋に入って出てきた。(30円)
はんぺんみたいなのとかコンニャクみたいな奴がココナッツベースの独特のタレの中に入っていた。
見た目はともかく、味はいける!
やはり、人が並んでる店は良いな。

そして、前々から食べたいと思っていたミーアヤムの屋台を見つけたので入ってみた。

インドネシア風焼きそばのミーアヤム。50円。
味はまずまず。
インドネシア料理は基本的に美味しいので期待しすぎたかな。

もう一度串焼きにチャレンジ。
先ほどのとは見た目は違うんだけど、やはり何を練り込んでるのかわからない魚肉ソーセージだった。
うーむ、これはいただけない。

最後に
つくねにチャレンジ、と思ったが、これもよくわからない練り物だった。
どうやらインドネシアの練り物屋台は私の口には合わないらしい。
さて、なんだかんだとお腹は膨れたのでそろそろ宿に向かうか。
と、思ってプルウォケルト(Purwokerto)の街なかで車を走らせたのだが、Booking.comもGoogleマップもどちらも宿の登録場所が間違っていたせいで、たどり着くまでにえらい迷ってしまい(30分以上彷徨った)、結局別のホテルのフ
ロントに泣きついて場所を教えてもらった。

ようやく発見!(Hotel_Tiara)
1泊2500円の宿なので特に期待してなかったのだが、部屋がそれぞれ独立した建物になっているという贅沢な作りだった。

車を部屋の前に停められるのは助かる。
部屋までWi-Fiの電波が届かないのはBooking.comに正直に書いてあったので知っていたけど、逆に安宿のわりには私が部屋に入る前からエアコン
を効かせてくれてあったり、部屋に入ってからしばらくしたら紅茶を持ってきてくれたりとサービスが抜群だった。
しかも砂糖は入っていない状態とは実に気が利く。
でも、紅茶はなぜか2杯も出された。(ツインの部屋なので人数に関係なく2人分持ってきたのか?)
唯一の難点はシャワーが水だったことで、さらに出が悪かったことぐらい。(ここ数日毎日水シャワーなので、そこまで気にならなかったけど)
いつもどおり明日以降の予定を調べたり、旅行記を書いたりしてからベッドに潜り込んだ。
本日の走行ログ
つづく