-------------インドネシア ドライブ旅行記(目次)
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その後、そろそろ午後のダイビングが始まる時間になったので準備を済ませてから1階のダイビングショップに顔を出した。
お客さんは私一人なのでそのまま出発となり、ガイドのジミーさんの後ろからついて行って、少し沖に停泊している船に乗り込んだ。
ジミーさん曰く、本日のポイントはブナケンの定番ポイントのレクアンだとのこと。(レクアンには1、2、3とナンバーのついた3つのポイ
ントがあるらしいのだが、ジミーさんによると潮流に任せて良さそうなところを適当に入って流すので、他のショップが付けた1、2、3のどこを潜ってるのか
はわからないとのこと)
船は5分ほどでポイントに到着した。
天気は良くないけど、水底のサンゴは船の上から透けて見えているので、ワクワクしながら海に飛び込んだ。

噂には聞いていたが、白化現象や痛みなどが一切無い立派なサンゴ礁で感激した。
ここまでの規模のサンゴ礁は、久しぶりに見た気がする。

このポイントにはカメがとにかく多い。
人を恐れないからかのんびり休んだままなので近づきやすいのも嬉しい。

エントリー直後はちょっと魚が少ないとかな?と、思ったけれども、中盤から一気に増えて気分が盛り上がってきた。

カスミチョウチョウウオなんかがたくさん群れてて本当に綺麗!
ジミーさんが何やら指し棒で紹介してくれたので確認してみたら「ライオンフィッシュ」であった。(ミノカサゴ、一応南の島なのでハナミノカサゴ)
これ、海外の白人系のお客さんが多いダイビングサービスで必ず紹介されるんだけど、伊豆にうじゃうじゃ居るから珍しくもなんともないんだよね〜)
さらに別の場所で何やら紹介してくれたので、どれどれと覗いてみると「ウミウシ」でござった。
私は確かに日本人だけど、前に宣言したとおり「群れ」を見に来たのだよ、ジミーさん、。
(と、水中では伝えられないので、黙ってウミウシを眺めていた)
後で聞いたらジミーは日本人が働くダイビングサービスでガイドの仕事を覚えており、日本人のツボをよく知っていたみたいで、ガイディングスタイルも実に日
本的だった。なので、ジミーさんにはエクジット後に改めて自分の好みを懇切丁寧に説明しておいた。
というわけで、ここのダイビングではエアが持つ限りOKということもあって、1時間以上潜らせてくれた。(それでも、まだまだ余ってたけど)
なかなか満足度の高いダイビングであった。
さすが世界のマナド。
やはり水温が高くて透明度も良く、トロピカルフィッシュがたくさん泳ぐ海はいいもんだ。
(伊豆には伊豆の良さもあるからリゾート専門ダイバーになる気は無いけどね)
本日のダイビング動画編
エクジット後に船がこちらを見つけてこちらにやって来るまで少し時間がかかったので、ちょっとだけバリの事故を思い出してしまった。
(まぁ、あれは海と天気が急に荒れたという不運もあったけど)
自分の部屋に戻るとちゃんとシャワーから水が出るようになっていたのでそのままシャワーを浴び(もちろん冷水、気合のシャワー)、ついでに洗濯も済ませて
バルコニーに干しておいた。
あとはハンモックにゆられてのんびりと時間を過ごした。
う〜ん、幸せ。
これぞリゾートライフ。
その後夕方近くに施設の近所を少し散歩してみることにした。
施設の周囲には野生化した豚のファミリーがたくさん居るようで、あちらこちらで見かけた。
(野生なので近づく前にすぐに逃げていく)
そのまま海の方へ降りて行き、私が宿泊しているのとは別のリゾート施設前で釣りをしていたファミリーに「釣れますか?」と英語で話しかけたら、10代後半
の娘さんが英語が話せる
らしかったのであれこれ話を聞こうと思ったんだけど、そこまでは話せないみたいでほとんど会話が成立しなかった。
(ジャカルタから来たインドネシア人のファミリーだということだけはわかった)
ちなみに、彼女たちは小さなタコの足をナイフでバラバラにしてタコ糸に括りつけただけというシンプルなしかけで釣りを楽しんでいた。
(これだと、餌を遠くに投げるだけでもけっこう大変で、私が見た時点では坊主だった)
適当なところでファミリーに別れを告げてリゾートに戻ることにした。
来た道を引き返せば簡単にチチャッリゾートに戻れるのだが、坂を登り返すのも面倒だったので方向感覚だけで帰ろうとしたら、建物の位置関係がわかっておら
ず道に迷
いかけ、ついつい先ほどの娘さんに道を尋ねて教えてもらってしまった。
かっちょわるー。
というわけで、リゾートに戻ると同時に夕飯タイム。

うーん、美味しい。
これ、インドネシア料理というよりも完全にヨーロピアン向けの料理だな。
個人的にはインドネシアン料理のほうが嬉しいのだが、美味しいから問題なし。
夜になって発電がスタートしてWifiが使えるようになったので、タブレットで天気予報サイトを見ていたら、画面を後ろから覗きこんでいtウイーレケさん
に「マナドとブナケ
ンは天気が全然違うから、見ても全然あてにならないわよ」とアドバイスされた。
まぁ、ここまで来ちゃったら3日間は島で缶詰だしダイビング以外にすることもなさそうなので天気云々は関係ないのだが、せめて明日一日だけ
でも晴れて海峡が穏やかになってくれて、ついでにバラクーダポイントでバラクーダの群れに会いたいものである。(ぷち贅沢)

部屋に戻るとぱっと数えただけでも5匹ぐらいのヤモリが部屋の中に居て、ちょっと幸せな気分になった。
(ヤモリが好きなので)
でも、電気を点けたらすぐに蜘蛛の子を散らすように影に隠れてしまった。
ヤモリに囲まれながら寝たかったのでちと残念である。
本日の移動ログ
つづく