-------------インドネシア ドライブ旅行記(目次)


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このミニバスにぶつかるとしたら、最初にホイールに当たるなと思いつつ脇を通過。









漢字?


フロントウインドウにまでステッカー貼って、邪魔くさくないんかね?









パンクして道端でタイヤ交換してるバスもこれで見納めかな〜。









まぁ、雨が降ればいろいろ落ちてくるよね〜。








枝に隠れて見ることが実質不可能な案内看板。


これもインドネシアではよくある話しであった。









そんな道ではあるけれど、マナドに向けて快調に山間部の道を越えていく。



しっかし、アバンザはなんでリアが外に出ようとするんだろう?

(そりゃぁFRだから当たり前なのだが、この時点でもまだ知らなかった)








まじめにやってるのか冗談でやってるのかよくわからないポスター。









ここは後から橋を追加したのかな?










ブラジル以来の木道の橋を越えていく。


実は余所見していて脱輪して焦った。









駐在邦人に「マナド富士」と呼ばれているらしいクラバット山が見えている。










最後は空港に向けて一直線。


ところで、あの巨大な女性はどなたでしょう?









無事に空港に戻ってきた。



今回の旅もほぼ無事故だったことに感謝である。




あ、そろそろ芳香剤を戻しとかなきゃ。








やっぱり25km走行じゃ1目盛りも減らなかったか。




スラウェシ島での総走行距離は3日で213km。


そんなもんかね。






本日の走行ログ







駐車場に車を停めて旅行代理店のお兄さんを電話で呼びだそうとしたら、いきなり背後から声をかけられた。


なんでも、お父さんに空港まで連れてきてもらって先に着いて待っていたとのこと。


とりあえず車の状態をチェックしてもらい、多少綺麗に洗ったし、ガソリンもほぼ満タンだということをアピールしたらすごく喜ばれた。



というわけで、特に問題なく車を返却した。








ジャカルタまでの国内線に乗るためにカウンターの列に並び、自分の番になったのでチェックインをしようとしたら、突然おじさんがどこからかやって来て横か らスタッフの お姉さんに話しかけ始めた。

えらい強引なことをするなぁと思いながら、インドネシア語で文句を言うこともできずにどうしたもんかと思っていたら、受付のお姉さんが毅然とした口調で、 「この方 が先に並んでいたので、あなたは後にしてください」と言ってくれた。(インドネシア語だったけど、雰囲気でわかった)


おじさんはそれでも私のすぐ横(肌が触れ合うぐらい)に立ったまま退いてくれず、なんかえらい妙な雰囲気のままチェックイン手続きをしてもらうはめになっ た。


しっかし、なんでそんなに急いでるんだろう?




後は空港使用料(400円)を払って手荷物検査を通過。



お土産をどうしようかなぁと思いながら売店コーナーへ入ってみた。








これは、まさかタルシウス?



うーむ、全然似てないな・・・











いや、これは、確かに少し似てるんだけど、干からびた死体みたいで気持ち悪いぞ・・・・


もうちょっと、なんとかならなかったんかね?



というわけで、お土産は後で買うことにした。



暇になったのでスマホを使い倒すためにプリペイドSIMの残量を確認してみたら、あと200円分ぐらい残っていた。

今まで減り具合から考えて、空港でガンガン使っても、まだ余りそうではある。

Googleマップナビを使うとさすがに容量を食ってしまうのが最初の数日間でわかったので、旅の4日目ぐらいから必要以外の場所では勝手に地図データを ダウンロードしないように画面を切ったり、出来る限りWiFi環境でキャッシュさせたりして節約はしていたのだが、初日にチャージした分で最後まで持って くれて本当に助かった。


今回の旅で海外旅行ではネットに常時つながるスマホがあるのと無いのとでは大違いだということが痛いほどよくわかった。

これを一度体験してしまうと、もう二度とネット環境無しの旅には戻れなくなる。



さて、そろそろ日本気分に浸ってもいいだろうと考え、日本のニュースサイトなんかを見て時間を過ごしていたら、搭乗ゲートが突然切り替わったらしく、周囲 の人達がドヤドヤと移動しはじめた。


空港の英語アナウンスが聞き取りやすかったおかげで状況が把握できて助かった。


あれ? そう言えば手荷物のザックの中にペットボトルの水を入れっぱなしだったぞ。。


さっきセキュリティチェックを受けてきたんだけど、、、まぁ、インドネシアだしね。






飛行機の搭乗は相変わらずの我先スタイルだった。









先ほど見ていたクラバット山を背にしたライオンエアの飛行機。
(これは残念ながら私が乗った機材ではない)



ゲートの我先混雑が収束してから乗り込んだら私の席に若いお兄さんが座っていたのでチケットを見せて退いてもらった。



そして。飛行機はほぼ定時に空港を出発。


ライオン・エアは大雨やらなんやらで数時間遅延することがよくあるという情報があったので、早めにマナドを出発する便を予約していたのだが、そんな心配は 杞憂に終わった。








さようなら、マナド、また来るよ。









時差があるので3時間のフライトで2時間時計の針が進んだところでジャカルタ上空に到着。


なんかシンガポールみたいな光景だな、これ。









うーん、さすが大都市。

規模が圧倒的である。



最初に私の席に座っていた若い男性は隣の席に座っており、着陸時は目を閉じて額の前で両手を強く握り、神に祈りを捧げていた。



「大丈夫だと思うよ」とは気軽に言えない雰囲気だったので、そっと見守っておいた。








そして、そんな彼の真剣な祈りが天に届いたからか、何事も無く晴天のジャカルタ空港に飛行機が着陸した。(13:30)


飛行機の後部から降りたの、すごい久しぶりかも。



さて、待ち時間は(悪天での遅延を見越したせいで)8時間もあるし、ちょっとだけジャカルタの街に遊びに行こうかとも思ったのだけど、それはそれで渋滞巻 き込まれリスクが高いのでやめておいた。








へぇ〜、コカコーラの自販機があるじゃん、と、思ったら違った。



空港のインフォメーションカウンターのお姉さんにおすすめのレストランを尋ねたら、国際線ターミナルのほうが美味しい店が多いということだったので、まず はそちらに移動することにした。








移動は無料のシャトルバスを利用した。
(シャトルバスはバス停がどこにあるのか実にわかりにくい)








げげ、カバンを壊されたか!



と、気がついたのはバスの中で(写真は後ほど撮影したもの)、一旦国際線ターミナルでバスを降りてライオンエアの窓口で事情を話したら、国内線ターミナル の事務所に行ってくれとのことだった。


幸い時間だけはたっぷりあるので、再びシャトルバスに乗って国内線ターミナルへ戻った。


ライオンエアの窓口を探して受付のお姉さんに事情を話すと、今度は荷物受け取りカウンターの方へ行ってくれとのことだった。


私も英語が得意じゃないし、国内線のスタッフも英語が苦手らしく、事情を説明して指示を受けるのにえらい手間取ってしまった。


預入荷物受取りカウンターって外から入り直せるんだろうかと疑問に思いながら、何人かの空港職員に行き方を教えてもらって歩いて移動した。


すると、確かに預入荷物受け取りのベルトコンベアーのところまではノーチェックで戻ることが出来、事前に教えてもらったとおり、一番奥のところにライオ ン・エアの「紛失 荷物対応」のカウンターがあった。


そこでカバンを見てもらいつつ事情を話して破損証明書を発行してもらった。


後は帰国してから海外旅行保険を使って修理出しっと、、、あぁぁぁぁ、面倒くさい!


ライオン・エア、客の荷物を雑に扱うなよな〜。


あと、セキュリティ関連で貼るシールの糊が取れずにカバンがベタベタになっちゃったじゃん。


と、内心で文句をあれこれ言いながらシャトルバスに乗り(都合シャトルバスで広大な空港敷地を一周半したことになる)国際線ターミナルへ移動した。



もし可能ならチェックインだけは先に済まそうと思ってANAのカウンターを探したのだが、さっぱり見つからなかった。


横に長い空港を端から端まで歩いて見つけられなかったので、とっとと誰か空港スタッフに尋ねればよかったのだが、「見落としたんだろう」と勝手に解釈して まるまる1往復して探してし まった。


それからようやく空港職員に尋ねてみたら、「3時間前ぐらいにならないとカウンターは開かないよ」とのこと。


そっか、インドネシアではANAは他国の航空会社の一つでしか無いから、常設カウンターなんて無いんだ。


はぁぁ、失敗した。


というか、早く昼飯を食べなきゃ。







というわけで、空港職員にインドネシア料理の店を尋ねて最後の食事としてミーアヤムを注文してみたのだが、、、、



全然美味しくない、そして高い!(950円)


マナドの空港もそうだったけど、ジャカルタの国際線も味はだめだったか。



うーん、失敗した。








口直しに行列の絶えないシュークリーム屋さんに立ち寄ってみた。










あれ? これ日本の店なんだ。









店員さんも片言の日本語を駆使して対応していた。(日本にあるイタリアレストランみたいな感じで雰囲気出しのためだけに使われていた)









へぇぇぇ、どれどれ。


これ、うちの地元の駅で売ってる奴と味がそっくりだ。


(と、思って帰国後に調べたら、全国100店舗以上出店してて、確かに地元の駅で売ってるシュークリームだった)


側は焼きたてで美味しいんだけど、中のカスタードが今ひとつなのもそっくり同じだ。



というわけで、口直しにもならなかったけど、まぁ、いいや。



って、あと5時間以上ここに居なきゃならないんだけどどうしよう?



なんか、まともなベンチとかも無いし、こりゃ時間を過ごすには厳しい場所だな。



というわけで、最初に銀行が運営している有料ラウンジに顔を出してみた。


料金は2時間で1250円なり。


4時間使ったら2500円になってしまう。


値段が思いの外高かったのと、他にもラウンジはいろいろあるみたいなので、ここではパスして他の場所に移動した。







続いてJCBのラウンジ。


JCBカードを今持ってなくても使えるらしい。(持ってないわけじゃないけど、海外では使わないので日本に置いてきてある)


料金は時間無制限で750円。


おお、それは安い!


それなら入りたい、ということで、マスターカードで支払おうとしたら、「さすがに、それは・・・」と、断られてしまった。(現金は空港使用税分を残して綺 麗に使いきってしまっていた)


「日本に帰ればJCBカードはあるんだけど、まさかこんなところで使うことになるなんて夢にも思わなかったので持ってきませんでした。でも、カードホル ダーなんでマスターカードの支払いじゃダメですかね?」


というセリフはさすがに言えなかったのですごすごと退散し、素直にATMでお金を引き落としてきた。(手数料や金利で750円で済ませるつもりが1000 円ぐらいになっちゃったか も)




というわけで、下ろしたての現金で料金を支払い、中に入らせてもらった。







いやぁ、さすが日本ブランドクオリティ。


飯は食べ放題だし(美味しくはないけど不味くもない)、ジュース類はいろいろ飲み放題。


ネットは使えるしコンセントも各椅子に着いてる。


無理に飯屋で食べないで、最初からここに来ておけばよかったよ。








そう言えばと思い出し、一度外に出させてもらってお土産を購入して来た。


こんな「ドリアンチップ」ってカタカナで書いてあるのが売れるんだろうか?



お土産を購入してから再びラウンジに戻り、本を読んだり旅行記を書いたり、テレビを見たりして時間を過ごした。



そう言えば、こちらのテレビコマーシャルの作りって日本のやつにそっくりだな。

(特に洗剤とかの買回り品のコマーシャル



とまぁ、こんな感じでなんとかかんとか膨大な待ち時間をラウンジで過ごし、ようやく飛行機に乗り込んで一路羽田へ向かうことになった。


(行きは成田からだったが、帰りは羽田便)






飛行機の中でも最後の最後まで和食には手を出さずに、舌を喜ばせるのは帰国後の楽しみに取っておいた。





17日目(1月12日(月))








まだ暗いうちに羽田空港に到着した。









車窓からは朝日を浴びてオレンジ色に輝く富士山が見えていた。



うっへ〜、日本の冬は寒い!!



でも、最初に顔を出した近所の食堂のサバの塩焼き定食、最高!!




というわけで、インドネシア旅行が無事に終了した。











インドネシア旅行記、動画総集編









ついでにドライブレコーダー集







後日談。



成人の日が明けた翌日、高知の女性から、「すみません、間違えました。メールは消去してください」というメールが届いたので、件のメールをそっと消去した。




以上!





旅の感想




・ジャワ島は本当にドライブに向いてない国だった。交通事故だけで言えばケニアやブラジルよりは安全だけど、なんせ交通量が多すぎでインフラが追いついて なさすぎる。まさかあんなにも走行距離を伸ばせないとは思ってなかった。


・スラウェシ島のドライブはそこそこ快適で気分も良かった。ただしまともなレンタカー会社が存在していないので、インドネシアの島々をドライブして旅がで きるようになるのは、まだまだ数年先の話なのかも。


・皆さん親切なのはどの国も変わらず。ただし、観光地のガイドさんの親切さは、あくまでも商売としての親切さであることが多い。(例外な人もたまに居る)


・今回、一番感動した景色はグリーンキャニオン。あと、スメル山の最初の噴火は本当にすごかった。


・マナドのダイビングは事前情報で期待値を下げていたんだけど(マクロに強いポイントだということを行く直前に知ったから)、少なくとも期待以上ではあっ た。実はシパダンが治安の事情で行き辛くなってしまった現在では、インドネシアのマラトゥアが群れ好きの私にとって一番行くべきダイビングポイントだった ということは帰国してから知った。もし、事前に知っていたらどうしたかな〜?


・火山登山はなかなか楽しいので、いつか乾期に再訪していろいろチャレンジしてみたい。


・コモドドラゴンとかオラウータン等いろいろ見逃している生物も多い。


・新興国ということで安く旅ができるかと思ったけど、予想していたよりはお金がかかった。スイスやカナダほどではないにせよ、昔のフィリピンやタイみたい な物価でも無い。円安になってきているのも大きかったかも。