-------------インドネシア ドライブ旅行記(目次)
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駐車スペースを探してさまよっていたら、王宮のすぐ側のモールで火事でもあったのか、見物人が廃墟をながめていた。
どうやら、火事がつい最近起こったばかりらしい。
王宮横の広場からすこし走った所に駐車スペースを見つけて停め、歩いて広場に向かった。

お〜、これは見た目に美味しそう。
油で揚げてれば食中毒になることもなさそうだし食べようかなと思ったのだが、ここで下手に食べまくると夕飯を食えなくなってしまうので、一旦我慢した。
(今思えば、夕飯に影響したから何か影響があったということも無いのだが)

屋台がところ狭しと出店していて歩くのも困難なぐらいの大賑わいっぷり。
というか、あのキャラクター・・・

なるほど、フィンランド生まれの君は、地球の反対側のこんなところでも大人気だったんだね。
きっと版権料は払ってないと思うけど。

なんか騒々しいなぁと思ったら、移動式遊園地があった。

うーむ、このデザイン、、、これでインドネシアの子どもは喜ぶのだろうか?

なるほど、本当に大人気なんだな。

あと、クマノミのAmphiprion_perculaも
インドネシアでは大人気らしい。
(たまにカクレクマノミって紹介されているが、正しくは和名の付いてないペルクラのほうがモデルらしいってことは知ってるけど映画そのものは見たことがな
い)
まぁ、これによく似たキャラクターが登場する映画を作ってる会社に版権料は払ってないわな。

屋台の上に豪快に飛び出してくるバイキング。
別な意味で大迫力。

こちらはお化け屋敷。

一瞬オカマのタイガーマスクかと思ってしまった。

僕ちゃん、心配そうな顔をしてるけど、あまりに怖すぎてトラウマにならないといいね。

いやぁ、しっかし回り物が多いなぁ。
たぶんこれ、一人の遊園地経営者が出店してるんじゃなくて、全部のアトラクションが個別に出店しるんだと思う。
ミニ鉄道だけで10ぐらい、観覧車が5つか6つ、メリーゴーランドも10ぐらい、バイキングでも4つか5つぐらいはあった。

バイクが中でグルングルンするやつ。
懐かしい!

売店のおばちゃん、あまりに客が来ない立地だからか、すでに爆睡モード。

瓶起こしゲーム。
賞品はスマートフォン。

コーラ(コカ・コーラではない)の瓶釣りゲーム。

まったく食欲をそそらないピンクとか黄緑の飴のコーティング剤。
と、まぁ、20代の頃までは遊園地好き(というか、ローラーコースターマニア)だった私にとっては、見てるだけで楽しい場所だった。
今思えばおっさん一人でも構わないから、何かひとつぐらい体験しておけばよかった。
というわけで、再び屋台コーナーへ。

たこ焼きみたいな食べ物を売ってたので、ついつい注文。
味は韓国のお好み焼き(チヂミ)に近い。
50円なり。

あと、自分用のお土産としてDVDを1枚注文。
音楽はショップのBGMとして使用していた女性アーティストものでベストヒット集。他の店も聞いたことがある曲なので、インドネシアで大人気?
120円なり。
お気に入りはこの曲。

何を売ってるのかは知らないが、フライパンの底をカンカン叩くのが味があって良い。

ソフトクリーム好きとして食べておくかと一瞬思ったけど、下痢を恐れて諦めてしまった。
我ながら弱気すぎたかな。
(いや、万が一にも美味しくないとわかっていたのも理由なんだけど)

ぬいぐるみ、1つ350円。
と、こんな感じで屋台コーナーを1時間ほどかけて満喫した。(けっこう広い)
逆に地球の歩き方で紹介されているスリウェダリ公園のほうは、ネットでの評判を読む限りここをさらにショボくした規模らしいので、行くんならこちらが正解。ここが常
設かどうかは知らないけど。
遊園地の動画編。
遊園地のカオスっぷりは動画のほうがよくわかる。
あとは先ほど車では入れなかったカスナナン王宮でも見ておくかと、歩いて敷地まで行ってみた。

もちろん閉園してるので中には入れなかったが、外から見られただけでも十分満足。

再び火事の跡地を通過して車に戻った。
(見物人相手にジュースやら食べ物を売ってる物売りが来てる当たりはいかにもインドネシア)

宿に向かって走っていたら「マタハリ」という名前の大型ショッピングセンターがあったので、今日は他にすることも無いので立ち寄ってみることにした。

駐車スペースを見つけられずに、えらい遠くまで来てしまった。
駐車スペースはなんと屋根付きで、テントの足の関係で白線無視する形で停めさせられるのが、なんとも言えない感じだった。

これも先ほど見かけた時にショッピングセンターかと思って立ち寄ろうかと思っていたのだが、こちらは家電専門店だったのでやめておいた。
よく見ると知らないブランドがけっこう混ざってるな。

小道に入る門。
なんか中国っぽい雰囲気。
というわけで、10分ほど歩いてマタハリショッピングセンターに到着した。

驚いたことに1フロアすべて小さなスマホショップの集合体。
いったい何軒入ってるんだ、これ?
(数えてないけど、たぶん3桁行く勢い)

これが、どの店でもメインで扱われていた機種。(smartfrenというのはキャリア名)
値段を尋ねてみたら日本円で6500円ぐらい。
インドネシアの可処分所得は日本と比べてだいたい5分の1ぐらいの感覚なので(※私個人の感覚)、日本で言えば3万円ぐらいの価値ということになる。(※
インドネシアでは月間2万円以上の支出があれば中間層とされ、レストランの価格なんかもだいたい日本の5分の1ぐらい)
ガジェット好きで性能が気になる方はこちらをどうぞ。
ちなみに1階はほぼ全てスマホ売り場、2階はほぼ全て洋服売り場、3階には売り場はほとんど無くてフードコートになってるという、なかなか豪快なライン
ナップのショッピングセンターだった。(1フロア全部洋服売り場と言っても、日本にだってそんな百貨店はいくらでもあるけど、面積規模がちょっと違うの
と、売ってる服の種類(あるいはスマホの種類)が少ないので、延々と同じ服を売ってる広場が続いている感覚に陥る)
さて、十分満足したけど、駐車場まで歩いて戻るのは遠くて大変だなぁ思ったところで、、、

いい具合にベチャ(人力自転車)が停まっていて、おじさんがにこやかな笑顔で出迎えてくれるのである。
今回みたいなレンタカーの旅だとベチャにわざわざ乗る機会も無いだろうから、試しに乗ってみるかとこちらから近づいていくと、運転手のおじさんに「トゥェ
ルティサウザンド!(20000ルピー)」と声をかけ
られた。
20000ルピーって日本円で幾らだっけと脳内計算を必死にしていたら、乗るか乗らないかで悩んでると思われたらしく、「10000でいいや!」
と、
横から割り込んできた別のおじさんが勝手に値段を下げてくれ、その後にようやく「あぁ、10000ルピーは100円か」と計算が完了して、「OK、乗る!」と
答えたのだった。
なんかラッキー。(たぶんそれでも日本人価格だとは思うが)

ベチャはなかなかカラフル。
ほいじゃ、駐車場までよろしく!

お〜、意外にスピード感あるし、快適!
というか、バイクとか車がクラクション鳴らしながらすぐ横を駆け抜けていくのはちょっと怖い。
という感じで、3分ほどで駐車場まで戻ってきた。
さて、ホテルに行くか。
あ、そう言えばホテルは街中から離れた場所にあるらしいから、その前に夕飯食べておこう!

お!、これがインドネシア名物の側溝の穴か。
(これまで基本車で移動してたので全然見かけなかったけど、出張でよくインドネシアに行く知り合いによるとあちらこちらにこんな穴があるらしい)
すぐ近くにあったレストランに顔を出して「ソト・アヤムください」と注文すると、ここには無いとのこと。
それならと、ソト・アヤムを食べられる飯屋はどこにあるか尋ねたら、歩いて10分ぐらいのところにあるよと言われたので、わざわざ10分歩くのも面倒だっ
たので
結局先にホテルに行くことにしてしまった。

車に戻る前に見かけた夕日。

街の中心部から10分ほど車を走らせたところで宿に到着した。
(Griya Surya)
本日の走行ログ

ここは1泊1000円の安宿なのだが、これが評判通りなかなか快適。
エアコンが効くし、何より部屋の中でWiFiが使えるのが嬉しい。
そして全体的に十分に清潔で言うことなし。(トイレやシャワーは共用だがまったく問題なし)
唯一の欠点は街中から外れていることなのだが、レンタカーのある私にはこれは問題にならない話し。
あと、フロントの対応も丁寧で良く、「ソト・アヤムが食べられるレストランを紹介してくれ」とお願いしたら、宿を出てすぐのレストランを丁寧に教えてくれた。
教えてもらったとおり宿から外に出て探してみると、道路挟んで向かい側にレストランがあったのでそこに入り、店員さんに「ソト・アヤム!」と注文すると、
「ここは中華レストランなので置いてません」という返事。
あれ? ここにあるって聞いたんだがと思いつつ、今更中華を食べる気にもならなかったので、一旦お暇することに。
どうしたもんかと思いながら宿に戻る方向へ歩き始めると、、、

宿の真横にソト・アヤムと書かれた路上店舗があった。
これを見つけると同時に先ほどの中華レストランから店員さんが飛び出してきて、道路の反対側から「そこにあるよ〜!」と大声で教えてくれた。
皆さん、親切だなぁ。
手を振って見つけたことを伝えた。
ホテルのスタッフが言ってたのも、本当はここだったんだね。

というわけで、本日の夕飯はこの路上店舗に決定。

オーダーはもちろんソト・アヤム。
ここではご飯と鳥スープが一緒になってお茶漬けみたいな感じで出てきた。
味は激旨!ってほどではないけど、いかにも庶民の味という感じで、これはこれであり。
あと、机においてある揚げ物とかは自由に食べて良いみたいで(自己申告で後精算)、比較的小さな茶碗のソト・アヤムと揚げ物だけで十分お腹が膨れる。
これでソト・アヤム70円は良心的。

ふと、外を見るとおばちゃんが石の器で香辛料をすりつぶしてソースを作っていた。
お疲れ様です。
いやぁ、満足であった!!
宿に戻って受付で「ランドリーはどこ?」と尋ねると、「横にあるよ」とのこと。
部屋に戻って、汚れた下着類を抱えて宿の横に行くと、確かにそこに「ランドリー」と書かれた建物があった。これまで走ってきたどの小さな村にも「キャノン
屋さん」とならんで「ランド
リー」と書かれた建物がたくさんあったのでコインランドリーがたくさんあって便利だなぁと思っていたわけだが、実際に中に入ってみると秤を置いた受付にお
姉さん
が立っていて、ちょうど先客のおばちゃんが秤で洗濯物の重さを計っているところだった。受付の奥を見るとビニール袋に入れられた洗濯物がたくさん並んでいる。
これはコインランドリーではなく、日本で言うところのクリーニング屋さんだ。
料金は重さで決まるらしい。
それでも今すぐ洗濯してくれるんなら利用しようと思い、筆談で仕上がり日を尋ねてみたところ、2日後とのこと。
こりゃ駄目だと諦めて、すごすごと建物を出た。

外に出たついでに、アルファマートでコーラを購入(300mlで40円)。
これ、なぜかペットボトルの方が量が多くて安く、 缶の250ミリリットルの方は62円だった。
それで缶のコーラを買う人って居るんだろうか?
というわけで、ひと通り用事が済んだので部屋に戻って明日以降の予定を調べ、宿の予約を抑えたり、旅行メモをスマホの音声入力で書いてから布団に潜り込ん
だ。
つづく