-------------インドネシア ドライブ旅行記(目次)
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8日目(1月3日(土))
一応朝食付きの宿だったので朝起きてから食堂に行くと、食パンだけが置いてあってトースターすら無いような状況だったので、さすがにこれじゃぁ味けなさすぎると判断して外で食べることにした。
まぁ、ここ数日で一番の安宿だしね。

昨日の夕飯を食べた宿前の路上店舗へ行くとすでにオープンしていたので、鶏肉じゃない方のお茶漬けを注文。(牛肉?)
値段は10円高くて80円。
味は昨日とさほど変わらず。
うむ、満足。

では、本日の目的地(サンギラン初期人類遺跡の博物館)に向けて出発するか!

相変わらず、朝方だけは空いてて快適に走れる。
まぁ、今日は日曜日というのもあるだろうけどね。

ん、誰だっけ?

こちらはスカルノさんとハッタさん。

出勤ラッシュが始まり、街中に向かう対向車線はバイクの洪水になった。

あ、またこのタイプのシビックだ。
けっこう走ってるもんだな。

対向車線のトラックのはみ出しはまったく気にならなくなった。
人間慣れるもんである。

ありゃ、こちらの車線もだんだん混んできたな。

踏切通過。
前の車、もちろんJEEPではない。(JEEPのタイヤカバーを付けるのが流行ってるらしい)
まぁ、インドネシアではトヨタの車にRALLY ART(三菱)のステッカー貼ってたりするので、皆さんブランドに関してはかなり適当な様子。

ガソリンが減ってきたのでここで満タン給油。
その後、カーナビの指示に従い国道を離れて田んぼ道へ。
これで混雑した道ともお別れだ、と思ったが、、、

なぜか時速10〜20kmで前を走る車が道を譲ってくれなかったので、延々ノロノロと走るはめに。
クラクションでも鳴らしたほうがよかったのかね?

普通の田舎道に入って追い越し、ようやく前が空いた。

サンギラン初期人類遺跡自体は世界遺産登録エリアで、それを示す看板がたくさん立っている。
でも、日本ではかなりマイナーな観光地らしく、事前情報は少なかった。

ナビのお陰で迷うこと無く博物館を発見。
入り口の料金所で駐車料金を支払い、ジャワ原人が発掘された場所のガイドツアーをお願いしてみた。
(博物館が主催するそういうオフィシャルなツアーは無いのだが、とある方のブログによると個人的に頼めば地元の人(たぶん学芸員や博物館スタッフ)が案内してくれるらしいという話だったので)
ブログに書かれていたとおり引き受けてもらえ、博物館を見学した後に改めてここに来ることを約束した。
では、まずは博物館見学といきますか。

なるほど、ここも修学旅行の立ち寄り地なんだね〜。
駐車場はガラガラで、もしかしたら修学旅行生とか自分みたいな外人観光客ぐらいしかここには来ないんじゃないかと思いつつ館内に入った。

というわけで、初期人類についての資料をあれこれと見てきた。
そもそも私のライフワークは(旅行とは関係なく)「人間ってなんだろう?生き物ってなんだろう?」ということに対する答えを探すことなので、このジャンルは大好物。
見ていてワクワクする展示がたくさんある。

レプリカと書かれてないんだけど、これ本物?
だとしたらすごい!

初期人類が使っていた道具類。
人類の進化にかかせない道具類ネタも大好き。
つい最近、「ネアンデルタール人と人類の出会いに新説 | ナショナル ジオグラフィック」なんて記事も興味深く読んだりした。

ここを昔に訪れた人たちのブログによると博物館はもっとしょぼかったり、工事中だったりしたらしいのだが、どうやらすでに工事も完了していて実に立派な博物館だった。
惜しむらくは英語パネルの比率が少なく、もうちょっと展示内容をちゃんと理解して見てみたかったなぁというところ。
でも、全体としては大満足。
(撮影禁止ではなかったし撮りまくったけど、これから行く人のネタバレになりそうなので敢えて重要な写真は未掲載)
満足して建物の外にでると、そのまま屋台のおみやげ屋さん地帯に入った。(というか、入らないと駐車場に戻れない)

おみやげは軽くスルーしようと思っていたのだが、Tシャツのデザインがあまりにも個人的にツボで、ついつい価格交渉に入ってしまった。
さすがに言い値の500円は高すぎるので、250円に負けてもらったところで交渉成立。
って、喜んで買っちゃったけど、これ、日本で着たら周囲はドン引きかも。
まぁ、いいや。
そして、Tシャツを1枚買ったことで全お土産屋のスタッフから「買う気のある日本人」と認識されてしまい、その後は進む度にほぼ全員から熱いラブコールがかけられ、少しでも立
ち止まろうもんならTシャツを胸に押し付けられたり腕を引っ張られたりと強引な客引き合戦にさらされたので、歩くペースを上げておみやげ屋さんコーナーを駆け抜けることにした。
が、しかし、、、

石細工ショップが目に入ったので、ついつい足を止めてしまった。
よく見たら小さな女の子が切り盛りしていたので、一個ぐらい何か買ってあげようかと思ったけど、欲しい商品がなかったので、残念ながらそのままスルーしてしまった。
すまん、小さな女の子。
今度こそおみやげ屋さんコーナを脱出しようと思っていたのだが、すぐ隣の化石ショップで思わず足を止めてしまった。

我ながら歩けなさすぎ(笑)。
写真はサメの歯と象の歯。
聞けばこの周辺で化石があれこれ取れるのだそうな。(ジャワ原人などの初期人類化石だけでなく、当時の動物の化石があれこれ取れる。考えてみれば当たり前の話だが)
化石が簡単に取れると聞いてしまうと買う気が失せてしまい、おじさんが最初に言った値段の10分の1に値切ってみたら「話にならない」と破談になったので、遠慮なくさよならしておみやげ屋さんコーナー脱出にかかった。
そして、隣も化石屋さんだったので、また足を止めてしまった。(我ながら意志薄弱)
おじさんが店の奥から「マンモスの歯だよ」と出してきた化石を眺めながら、買う気はさらさらなかったのに興味本位で「幾ら?」と尋ねたら「1万円」
と答えたので、先ほどと同じように破談にするつもりで「1000円なら買うよ」と答えたところ、「いいよ」とあっさり答えられてしまい、「え・・・・、いいの本当に?」と何
故か私が再確認したら力強く頷かれてしまい、結局買うハメになった。
まぁ、いいや、大貫さんに何か化石関連のお土産を持って帰ろうと思ってたから、これにしよう!
(本当はこの後発掘現場をガイドしてもらったついでに周辺で何か拾うつもりだったんだけど)
これでようやくおみやげ屋さんコーナーを脱出して駐車場に戻り、発掘現場探索ツアーの準備を済ませてから駐車場入口料金所の先ほどガイドをお願いしておいたお姉さんのところへ向かった。
お姉さんに顔を見せると、
「ごめん、案内してくれる予定の子が今日は休暇で来れないって言ってるのよ」とのこと。
こればっかりはどうしようもないので、「誰か他にジャワ原人の発掘場所を知ってる人って居ませんかね?」と尋ねてみたら、あれこれ尋ね回ってくれたが、結局「今日は誰も案内できない」ということになってしまった。
そして、申し訳無さそうな顔をして、「お金は必要だけどおみやげ屋さんのおじさんなら知っ
てるんじゃないかな」とのことだた。
なるほど、確かにそりゃ良い案だ。
というわけで、お姉さんにお礼を伝えてから先ほど象の歯を購入したおみやげ屋さんに舞い戻り、「ジャワ原人の発掘場所を見たいんだけど、場所を教えてくれないかな?」と頼んでみたら、突然
隣の化石屋さんのおじさんが横から割り込んできて、クリアファイルに入れた発掘現場の写真を見せながら、「俺がガイドできるよ」とアピールしてきた。
象の歯を売ってくれたおじさんも隣のおじさんが割り込んできたことに特に不満はない様子だったので、そのままおじさんと値段交渉をしてみた。ついでに化石
拾いも。すると、「2箇所、2時間で2000円」だとのこと。(見どころは全部で4箇所あるらしいので、そのうちの2箇所)
どうせ、外人だから倍ぐらいふっかけてるんだろうと「1000円ならいいよ」と提案したところ、「そんな値段なら受けられない。ごめんね」と、あっさ
りと引き下がられてしまった。
演技かなと思って再度試してみるも結果は同じ。交渉にもならない様子。
普通こういう時の駆け引きは、外人だということで倍の値段を言ってきたのに対して半額の値段で応酬し、向こうが「1.5倍ぐらいならいいんだけど、、、
そこまでは負けられない」となったところで一旦こちらが帰るふりをすると「じゃぁ、仕方ない。その値段でいいよ」と、最初の言い値の半額ぐらいに落ち着く
感じなんだけど(それでもヘタすると日本人価格)、今回は最初っからまったく取り付く島もない雰囲気。
「じゃぁ、1500円なら?」と、逆にこちらから提案するも、「最初の条件から一切負けられない」と、おじさんも強気な姿勢を崩さない。
最初はおじさんの方から「俺がガイドするよ!」と前のめりに話を持って来てたはずが、いつの間にかこちらが頭を下げてガイドを頼むような流れになってしまっ
た。
しかし、他で頼むという手も無いし、かといって最初の言い値で頼むのもなんか嫌な感じだったので、あれこれ値下げしてもらえるようしつこく食い下がってい
たところ、「あのね、今日は年末年始のかきいれ時なんだよ。君のガイドをしてる間は家内にこの店を頼まなきゃならないんだけど、あいにく家内はものを売るのが得意じゃないんだ。2000円払ってく
れないんなら、絶対に引き受けられないよ」と、言われたところでようやく納得した。
「じゃぁ、2箇所、2時間、2000円でよろしく」と答えて交渉成立。

「じゃぁ、今すぐに出発しよう!」と、おじさんが店から飛び出してきたので、それについていった。

おじさんが自分のバイク(スクーター)を出してくれるみたいだったので「車、あるけど使う?」と提案すると、「車じゃ行けないところだから、俺のバイクでいいよ」とのこと。
というわけで、おじさんの後ろに乗せてもらうわけだが、後部座席用のグリップが見当たらなかったので、、、
「えーっと、手はどこに置いたらいいかな?」
と、質問すると、おじさんは私の手を握り、やさしく彼の脇腹に誘導してくれたのだった。
うーむ、ポヨンポヨンで暖かくて湿ってる・・・・
という微妙な気分の私を後ろに乗せ、おじさんはスクーターだらけの駐車場を左右に縫うように走って博物館から出発し
た。
とりあえず、急ブレーキでおじさんの背中に密着しないように、ブレーキをかけるタイミングを全力で予測しながら腕にいつでも力を入れられるように準備だけはしておいた。
博物館を出るとすぐに小さな商店に立ち寄り、おじさんが水を2本買って1本をこちらに渡してくれた。
なるほど、2000円の中に水が含まれていたらしい。なかなか良いサービスじゃん。
再びスクーターに乗るときに後部座席用のグリップを探してシートの脇に発見し、今度はおじさんの腰ではなくそちらを握る体制を整えた。
よし、これでバッチリだ。
しっかし、このスクーター、125ccぐらいだろうか?
おじさんと自分の2人乗った状態で、よく走るなぁ。
などと思いながらバイク特有の風を気持よく感じていたら、、、

おじさんは川沿いの細い未舗装路へ躊躇なくバイクを侵入させた。
なるほど、こりゃ車じゃ無理だ。

細い未舗装路を走ること5分、ここがかつてジャワ原人の化石が発掘された場所だということだった。

そういうサービスはまったく期待してなかったのだが、おじさんが丁寧に解説してくれた。
なんでも、おじさんの友人が農作業中に発見したんだとか。(まぁ、村人全員が友人といえるぐらいの間柄なんだろうけど)
だいたい雨期に大雨で地すべりなんかがあちらこちらで起こり、乾期にひょこっと見つかるパターンが多いんだとか。
なるほど。
社会の教科書レベルでは絶対に習わない、そして初期人類の話を本で読んでも発掘の様子までは出てこないので、興味深く聞かせてもらった。
これで一箇所目が終了。

続いて化石拾いに。
化石発掘現場としては4箇所候補地がある中で、貝の化石がやたらと取れる場所に案内してもらった。

バイクは田んぼの畦道へ突入。
酷くぬかるんだところでは私だけバイクから降りて歩いて移動し、おじさんがなんとかかんとかバイクを前に進めて移動していった。

最後は2人とも靴を脱いで歩いて現場へ移動。

なんか白いものが足にチクチク刺さるなと思ったら、全部貝殻だった。
ただし、こちらは貝の化石では無いとのこと。
(新しすぎて化石になってない)

この地すべった斜面に埋まってる白い物体はすべて貝の化石。

顔を近づけてみると、地層によっては無数の貝の化石で埋め尽くされていた。
こりゃすごい。
ひとまず家に持って帰る用の貝の化石を2、3個拾い、あとは制限時間いっぱい使って、その他の哺乳動物などの骨の化石を2人で手分けして探してみることにした。
哺乳類の普通のj骨は化石屋さんで安い値段でたくさん売ってたので簡単に見つかるのかと思いきや、実際に探してみると貝以外の化石は案外見つけられないもんである。
(地元の皆さんが小遣い稼ぎで本気で探し、見つけたら即化石屋さんに売っちゃうからなんだけど)

手も足も泥だらけになりながら30分ぐらい探したところで、一旦おじさんと合流した。
おじさんはまったく手も足も汚れていないのに、すでにワニの歯の化石
をひとつ手に持っていた。
本当は自力で見つけたかったのだが、これは無理だと観念して「どうやってそれを見つけたの?」と尋ねてみたところ、化石の出やすい地層や探し方を丁寧に教えてくれた。
しまった、時間制限があるんだから意地を張らずに最初からレクチャーを受けておけばよかった。
それからしばらく探したところでおじさんが「ここは貝の化石は多いんだけど、動物の化石がよく見つかるのは、この上の新しい年代の地層なんだよね。逆にそっちには貝の化石とか
は全然無いんだけど」と、地層の解説してくれたので、「もし、新しい年代の地層が出てる場所がここから近いんだったらそちらに移動できないかな?」とあえて値段交渉とかはせずに3カ所目の
オーダーをしてみたところ、「いいよ」とあっさり答えてくれたので、「じゃぁ、ここはもういいんで、今すぐ移動しましょう」と提案して、すぐに出発することにし
た。
なんせ、2時間という時間制限からすれば、あと30分も無いので。
おじさんが自分の飲水で手を洗うように促してくれ、ちょっともったいないと思いつつ手に着いた泥を最低限落とし、なんとかカメラのシャッターボタンは押せる体制になった。

というわけで、帰り際に貝化石の崖、遠景、メモ撮影。

歩きながらおじさんに「綺麗な景色ですね〜」と声をかけたら、おじさんもここは大好きな場所だと答えてくれた。
田んぼの景色は心落ち着くなぁ。
その後バイクに乗って次の化石ポイントに移動を開始した。
その直後になぜか普通の民家に立ち寄り。
まさか、ここの裏庭が発掘ポイント?

と、思ったら、おじさんが家主(たぶん顔見知り)に頼んで水道水を使わせてもらい、手と足を洗わせてもらえた。
こりゃ助かる。

再び移動開始。(レンズに水滴が飛んでいたことに気づかず)

晴れ間も見えてるし、バイクのタンデムもなかなか良い気分。

10分以上バイクを走らせたところで到着したのは工事現場だった。
先ほどの田んぼの崖にしろここにしろ、場所を知っていても土地の所有者に許可をもらわなきゃ勝手に化石探しは出来ないので、こりゃガイドを頼んで正解だったと思う。
(最初に無料のガイドを頼んでいたら、ジャワ原人の発掘現場には行けたと思うけど、こうやって私有地で化石拾いはできなかったはず)

というわけで、再び化石探しを開始。
今回は最初からおじさんに見つけ方のレクチャーを受けておくことにした。
土は手で簡単に掘れるぐらいの硬さだけど、おじさん曰く雨が降る度に新しい表面が露出してるらしいので、根気よく表面を探していけば見つかるよ、とのこと。
さて、ここは動物の化石がよく見つ場所らしいので今度こそ簡単に見つかるかと思いきや、これがまったく見つからない。
おじさんも今回は苦戦の様子。
約束の2時間はとうの昔に過ぎ、今すぐ探索終了にされてもおかしくない状態である。
こりゃ、今回は坊主かなぁ・・・

と、思った瞬間に何かの化石を発見した!
去年の夏にカナダで散々化石探しをしたので、化石と石を見分ける目は鍛えられていたのが幸いした。
おじさんに何の化石か尋ねてみたら、鹿の角だということ。
なるほど、確かにそれっぽい表面になっている。
さらにおじさんが、私が見つけた場所の1mほど横で「これもそうじゃない?」と、鹿の角の化石の片割れを見つけて拾い上げてくれたのだが、内心で「そ
こなら自分で見つけられた可能性が高いから、見つけさせてくれればいいのに」と、ちょっとだけ思ってしまったのだった。(我ながら考えることが小さい)
ちなみに先ほどの写真は2人で見つけた化石を並べて置いたところ。見事につながるので、もとは一つの骨だったらしい。
というわけで、坊主にはならないで済んだので、化石拾いに満足して博物館へ戻ることにした。

おじさんもお店に早く帰りたいだろうからまっすぐ帰るかと思いきや、何故か別の博物館へ案内してくれた。
なんでもここは2ヶ月前にオープンしたばかりだとか。
というか、すでに約束の時間は過ぎてるし、2箇所の約束が3箇所も周ってもらったのに、いいんかね?

そんな私の心配をよそにおじさんは建物へと率先して進んで行く。

あぁ、なるほど。
ここは発掘現場をそのまま保全してあるのか。
おじさんはここでも丁寧に解説してくれた。

建物の方は発掘用の道具などが陳列されている。
ここは化石発掘に関する博物館で、入り口のノートに記帳させられるだけで、入場料金は無料のようだった。

というわけで、今度こそ出発地点の博物館へ向けて出発した。
(写真はおじさんと親しげに挨拶を交わしていた村の人々)

ようやく博物館に到着。
出発した時よりバイクの量はさらに増えていた。
というか、ここは人気がないんじゃないかという当初の感想は完全に勘違いで、私の車の前にバイクがぎっしり停まっているのだが、脱出できるのだろうか?

今回訪れた場所を書いてもらった。
1カ所目
Sangiran Monument(No.27)
2カ所目
Bukuran Village(貝殻ポイント)
3カ所目
Manyarejo museum Near Klaster, Bukuran(工事現場)
こちらから3カ所目を頼んでしまったので、当たり前のように追加の料金を請求されるかもと思っていたのだが、そんなこともなかったので、ちょっと大目にチップを弾
んでおいた。
こういう取引は実に嬉しいものである。
おじさん、すごく楽しかったよ。
本当にありがとう!

旅行記を書いて今日のことを公開するよと話したら名刺をくれた。
おじさん(バンバンさん)にガイドを頼みたい人は、こちらへどうぞ。
BAMBANG S.
Souvenir Museum Sangiran
Kalijambe, Sragen
Central JAVA
081-22646513
というわけで、駐車場整理をしていた若いお兄さんにお願いしてバイクをどけてもらい、博物館を後にした。

続いてやってきたのは、先ほどバイクで移動している時に見かけた別の新しい博物館。

ここの展示はかつての発掘現場といった感じだった。
(先程は近年の発掘現場)

象の剥製は絶賛製作中。
あちらこちらに発掘に関する建物を作って、ここら辺一体を巡らせる計画なのかな?
見学を終えて駐車場から出ようとしたら、入り口で監視員のふりをしながら「ここは無料だよ」と言っていた若い子が駆け寄ってきて、「駐車料金を・・・」と、話し始めた
ので、「あれ?さっき無料って言ってたよね?博物館のスタッフに確認してもいい?」と相手の目をまっすぐ見て確認したところ、押し黙って目をそらしたの
で、駐車場脱出屋さん(=右折屋さん)に払うぐらいのチップをあげてから(私以外にほとんどお客さんもきていないような場所なので、彼の助けはもちろん必要な
かったのだが)車を発進させた。
というわけで、サンギラン初期人類遺跡見学は終了。
うん、トータルで実に面白かった!
つづく