2013年スイストレッキング&ドライブ旅行記
その15
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8月16日(日) Day9
朝6時起床。

さて、行きますか、朝練!
いや、しっかし寒いです。
オープン走行だと暖房全開、シートヒーター使ってギリギリです。

ユリア峠に再びやって来ました。(広場で911をくるくる回した後です)

さすがにこの時間は誰も居ません。
(一台だけキャンピングカーを見かけたぐらいです)

さすがスイスの峠道、朝焼け(アルペングリューエン)も素晴らしい眺めです。

サンモリッツ湖は霧が立ち込めていて幻想的な景色になっていました。
本日はひとまずダボスまで移動せねばならず全体の行程も長くなりそうだったので、ホテルで朝食を食べている時間は無いなと判断し(7時半だか8時スタート)、ホテルに戻るとすぐにチェックアウトしようと思ったら受付の女の子がまだ出社しておらずちょっと焦ったのですが、10分後ぐらいには出てきてくれたので助かりました。
では、本日も張り切って行きましょう!(7:20)

ここら辺(スイス南東部)の村でよく見かける「あなたのスピード計」。
今私は時速13kmで走っていて「Danke!」と、感謝されているところです。(制限速度は30km)
逆にオーバースピードだと表示が赤色に変わって点滅したりします。

サンモリッツの街を抜けていきます。

朝食はコモパン。
こんなこともあろうかと、たくさん持ってきておいてよかったです。

La Punt-Chamues の村で左折。

まずはアルブラ峠に向かいます。Albula Pass(2315 m)
ダボスに行かなきゃということで急遽使った道なのですが、ここ、ベルニナ特急で世界遺産に認定されている場所だということは後で知りました。

ちょいと遠回りですが、せっかくなので行ってみようぐらいの気分です。

ん?これは・・・・

お〜、ここもかなりすごい!

ヤッホーその1

ヤッホーその2

まだ朝早い時間ということもあって道も空いてました。
ブラボー。

では、行きますか!

牛に見つめられて、ヤッホーその3

ヤッホーその4

峠のホテルのところに黄色いスタッフジャンパー来た人や警察官がたくさん居て、さかんに「スピード落とせ」の合図を送ってきます。
(もちろん法定速度以上は出してませんがポルシェだから飛ばすように見えるのでしょう)

ヤッホーその5

ん? 道が細くなりましたね。
だからスピードを落とせって合図を出してたんですかね?

さらにパトカーが停まっていて、警官が速度を落とせのジェスチャーを出してます。
うーむ、法定速度を下回わるスピードで走ってるんですが・・・

その後、ステッカーを貼りまくった白のZ4が走ってきて、ドライバーが手を降ってるなと思ったら「スピード落とせ」のジェスチャー。

あぁ、なるほど、自転車競技中だったんですね!

なんて、最初はのんきに思ってたんですが、行けども行けども終わらない自転車の列・・・・

いったい何人の人がエントリーしてたんでしょう?
(100人とか200人ってレベルじゃないです)
最後は速くなさそうな自転車に乗ってる人や、お腹の大きい選手の人とすれ違って、ようやく競技の列とすれ違い完了。

ベルニナ特急の有名な鉄道のループ橋とかあるんでしょうが、この時私は世界遺産のアルブラ線に沿って走ってるとか全然知らないのでこんな写真だけ撮って駆け抜けちゃいました。

最後は狭い渓谷の中を走って峠道は終了です。

再び幹線道路に出てダボスを目指します。

お〜、馬車だ。
というか、あちこち海外ドライブをしていると、幹線道路でロバとか馬が走ってないのは日本だけじゃないかと思えてきました。

会議で有名なダボスに到着。(8:40)

さすがに立派な街です。
(コンベンションタウンとして立派なだけで、人口は1万人そこそこだとか)
さて、ここからthreetroyさんオススメのコースへと入っていきます。
BBCの自動車番組TopGrarで最高のドライビングロードと認定された道です。
詳しくはこちらをどうぞ。
では、張り切って行ってみましょう!

へぇ〜、こんな針葉樹林もあるんですね〜。
森林限界の上の世界も良いですが、こんな北国らしい景色も素晴らしいです。
(後ろを写しているのは正面がもろ逆光だからです)

正面はこんな感じで太陽が鎮座しております。

標高が上がってくると森林限界を超え、氷河によって削られた地形が視界いっぱいに広がります。

ブラボー!フリュエラ峠 Fluelapass(2383m)。

ヤッホーその6

峠の山上湖にて。(9:00)

ヤッホーその7

ヤッホーその8

この辺りにはユリア峠、アルブラ峠、フリュエラ峠と3本並行して道路が走ってますが、それぞれ表情が違っていて興味深いです。
大きな地図で見る
それぞれの位置関係はこんな感じです。
これは位置関係をわかりやすく示すダミールートでサンモリッツから西に向かって走ってユリア峠を使ってからアルブラ峠で戻り、ツェルネッツからフリュエラ峠でダボスを使うルートにしてあります。
というわけで、今はツェルネッツに向かって走ってます。

ヤッホーその9

再び森林地帯へ。

スイスでは唯一手つかずの自然が残されたツェルネッツ国立公園を通り抜け、フォルン峠/オッフェン峠 Pass dalFuorn/Ofenpass(2049m)に向かいます。
その16へつづく